買ったらきっと損をする?100均商品を7つ
最近、心に決めていることがあります。
「脱100均!!」
数少ない経験上のことですが、これまで仕事で買取りに伺ったお宅では(解体前や売却予定の家に買取に行くことがほとんどです)、なぜか良いメーカーの消耗品を選んでいる確率が高いです。
裕福なお宅で100均のものを見ることはまずありません。
お年寄りも良いものを使っている印象です。
ほんの些細な消耗品のことですが、たとえば…
と、例を挙げるついでに、買ったら損する可能性の高い100均商品を私的に選んでみましたので、併せて列記していこうと思います。
買ったらきっと損をする?100均商品7つ
太字:損をするアイテム名
細字:(買取に行った先の)裕福な人が選ぶメーカー、100均がダメな理由
1、絆創膏
ケアリーヴやJohnson&Johnson、傷がきれいに治るキズパワーパッドなどを。100均のものは、テープ部分もパッド部分もお粗末です。
2、スポンジ、たわし
100均のスポンジはすぐにつぶれてしまう。使い物にならない。
スコッチブライトやキクロンとかのメーカー品は長持ち。長持ち度は、キクロン>スコッチブライト という印象。
たわしは亀の子たわし一択です。
(束子に関しては、よいものを選んでおいて間違いはありません。毛の腰が強くて長持ち、汚れをよく落とす、亀の子は良い束子!)
3、ラップやアルミホイル
とくに100均ラップは質が最悪。
カットしようと思っても、びーッと伸びてしまって一向に切れないし、食器にも密着しないし、すぐにぐちゃっとなってイライラするだけ100円よりも何倍も損した気分になる。クレラップとか使うと、厚みや使いやすさに感動します。
シリコンホイルは+100円出して旭化成などのものを。
↑一番下がダイソーのシリコンホイル。よく読むと「くっつきにくい」と書いてあったりして、ちょっと正直です。
でもはっきり言うと、これはただのアルミホイルと変わらないダメ商品。
ほかの2メーカーのものは「くっつかない」。くっつかないというだけに本当にくっつかない。
4、コロコロのスペア
100均のは粘着力が弱すぎる。紙が薄くて切りにくい、めくりづらい。
経済的にコロコロしたいなら断然「ぱくぱくローラー」がおすすめです。絨毯などのペットの毛もごっそりとれます。
5、ガムテープ、OPPテープ
100均商品は、薄くて粘着力が弱い。布テープはまっすぐに切れないことが多い。途中でカクッとなる。
ホームセンターのプライベートブランドなど、他店では100円以下で良質なものを購入できます。
6、鉛筆、ボールペン、カッターの替刃などの文房具類
100均の鉛筆は、とにかく芯が折れやすい。削っているそばからどんどん折れる。
しかも軸が縦半分に割れる。軸がぱかっと割れて、中の芯が出てくる。
ボールペンやマーカーはすぐにインクが出なくなる。
カッターの替刃はオルファなどのメーカー品とは雲泥の差。見た目は変わらないのに。
↑わたくし完全に鉛筆派です。持ち運ぶメモ帳にも鉛筆をはさんでいます。
集めたアンティーク鉛筆たちもどんどん使っていきます。
三菱とかFABER-CASTELLのとか、やっぱりとても書きやすいし、芯も丈夫。そしてデザインも秀逸。
6、電池
パナソニック製とか使います。100均のアルカリ電池は他のメーカーに比べて液漏れが起こりやすいという評判があります。
それにしても有名メーカー品とマイナーメーカーの電池の価格差、大きすぎると思うんですが…。
7、カセットコンロ用のガス缶
安価なマイナーメーカーじゃなくて、ニチネンマイボンベやイワタニなどを選びます。
(ガス缶に関しては特に100均がダメなわけではありません。なぜか皆揃ってメジャーメーカーを選んでいることが印象に残ってのランクインです。)
いかがでしたでしょうか。
今まではこういった些細な消耗品でさえ、一流メーカー品を買うなんて僭上の沙汰であるかの如く安いものを選んでいましたが、そろそろそういうのをやめたいなと思っています。
以下にその決意を後押しした事例をふたつほどご紹介いたします。
その1
先日、大量の紙をカッターで切る作業をしていました。
カッターの本体こそオルファですが、刃は100均のものを使っていました。
そうしたところ、切り口が汚くてどうしようもないので、何度も刃を折ってみましたが(しかもうまく折れない)、切れ味の悪さは変わらず、作業が一向捗らないため、そこで刃もオルファに変えてみたら。
ぜんぜん違う!!
刃の滑り具合、必要な力の多寡、仕上がり…。
あ、100均やめよう…と思いました。
(↑150円でオルファの替え刃が買える…)
その2
5年以上使い続けている100均商品に「ビニール袋」と「OPPテープ」があるんですが、特にOPPテープの品質の低下が著しく、しかも内容量まで少なくなるという事態に、最近ではホームセンターなどで購入するようになりました。
そしたらですね、内容量の同じものが、より良い質で、しかも78円という恐ろしいことになっておりまして。
やはりこれはいよいよ…となった次第でございます。
↑ダイソーのビニール袋とOPPテープ。テープは長い間購入してきましたが…。
ビニール袋はネコの掃除用なので、今のところ不満はありません。箱入りなのが便利です。
経験上100均のものは、
①見た目は似ていても品質の劣るものが多い
②徐々に品質を落とし、量を減らしていく
③壊れる確率も高い
④気持ち的に大事にできず
…結局ゴミになるという、宿命的にゴミにしかなれないものだと、私は思うようになりました。
これはここ最近で一番後悔している100均(ダイソー)のもの。
どうしても試したくて、何度も我慢したけれどついに買ってしまった餃子を包む道具。
一度使ったところ、役に立たなかったため捨てようかと思ったけれど捨てられなくて、いまだに持っています。
いつか何かで使える場面があるのではないかと思うとですね、捨てた後また100円出して買うことになったら口惜しいなあ、などと思って捨てられません。
おそらく使える場面なんて来ませんが。
↑焦げた餃子。これは手で包んだもの。3年ほど前にテフロンフライパンに寿命がきて以来、鉄のフライパンしか使わなくなりましたが、餃子を焼くときにはくっつかないように「シリコンホイル」を敷いています。
念のため、「餃子を包む道具」がどうして使えなかったのかを書いておきますと、まず完成の形がパイみたいで、ギョーザ感が少ないこと。
それから皮の大きさに対して包める具の量が少なすぎたためです。
大判の皮に、小さじ一杯くらいの具しか包めません。
ワンタンかというくらい。
しかも具の量が多いまま無理に包むと、あちこち皮が破れてしまうので、やはり小さじ一杯を守らなくてはなりません。
餃子をカリッと焼くコツは、皮をきっちり閉じて、中身の水分油分などがフライパンに漏れないようにすることである。
と、どこかで読んだので、皮が破れるなんて言語道断、カリッとジュワッときつね色の餃子を目指して週一で餃子錬をしているところです。