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治具(ジグ)の作り方[DIY]

2017/07/10

木材を使って何かを作ろうと思ったら、手ノコや丸鋸で任意の長さにカットしたり、ドリルで穴を開けたりビス止めしたりしますが、プロとアマ、もしくはフリーハンドと専門工具を使った場合では仕上がりに雲泥の差が出ます。

仕上がりに差が出てしまう要因はなんでしょうか?

それは技術や経験、使う工具の差だと思いますが、素人でも直角の出たカットやドリルの穴あけという基本が出来ていれば、この差は大きく縮まると思います。

お金があればひとつひとつ専門工具を揃えていきたいところですが、ここらへんのところを工夫して倹約することが、僕が頑張るべきところだとも思うので、今回は自作の治具(ジグ)を紹介したいと思います。

またお金のある人には、治具を手作りするよりも更に使いやすく精度の良い製品を紹介することにします。

"治具(じぐ)は、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称..."

治具 - wikipedia

◎丸のこガイド

----- ここから下はおまけ扱いです -----

△トリマーガイド

○位置決め定規

△ドリルガイド

◎=良い出来 ○=まあ使える △=微妙

◎丸のこガイド

[完成図]

 
 

廃材を使っているので見た目はアレですが、何でもっと早く作っておかなかったのかと思うくらいに便利です。

きれいに塗装をすれば見違えるはずです。

[作り方&使い方]

2枚の板と1本の角材を用意します。

 

1枚目の板は、12mm合板です。

 

12mm合板の上に乗っている2枚目の板は、5.5mm合板です。

2枚の板は直角の出たものを用意してください。

 

ヒント

2枚めの板に5.5mm合板を使った理由は、上の写真にある黄色線で示された隙間に入る厚みにする必要があったからです。

この隙間が大きな丸のこであれば、2枚とも12mm合板を使っても構いません。

 

12mm合板に丸のこの刃をあてがい、写真のように丸のこのステーの位置をマーキングします。

 

マーキングした線から少しだけ余裕を持って、2枚めの5.5mm合板をのせます。

 

2枚の合板をビス止めします。

 

そして丸のこのステーを5.5mm合板にあてがいながら12mm合板を丸のこで切断します。

これにより、丸のこのステーを5.5mm合板にあてがいながら丸のこをスライドさせれば、切りたい材を真っ直ぐに切断出来るようになります。

余計な部分を切り落とします。

 

更に使いやすく加工します。

次は角材を合板の短い面に取り付けます。

 

この角材は重要なガイドになるので、必ず直角が出るように取り付けて下さい。

 

ヒント

これで完成ですが、例えば2×4材を切断するときなど、両側の高さが合っていないと使いづらいことがあるので、青丸の中にあるような、ガイドとして取り付けた角材と同じ高さのものを下にかませると調子が良いです。

 

使ってみる

 
 

ガイドとして取り付けた角材に、切りたい材をしっかりと押し当てます。

 

切りたい線と12mm合板の末端を合わせます。

丸のこのステーを5.5mm合板に這わせ、そしてスライドします。


直角の出たカットが出来ました。

やったね!

 

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△トリマーガイド

トリマーを使って材に溝を掘りたいのですが、トリマーはしっかりと押しつけながらスライドさせなくては直ぐにズレてしまいます。

とても難しい作業なので、クランプやハタガネを総動員してガイドを固定していましたが、この作業は結構面倒でした。

 

そこでこのようなガイドを作ってみました。

大量に同じ作業をする場合は、このような治具を作ってしまった方が圧倒的に作業効率がアップします。

ただ、ホームセンターで買ってきた材であっても、僅かにサイズが異なることがあったので、このガイドを可変タイプに出来たらいいなと思っています。

 

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○位置決め定規

表面

 

裏面

 

使い方

 

この治具は写真を見るだけで作り方が分かるほど単純ですが、作業の前にこれを作るだけで作業効率が大幅にアップします。

こんな物ですが、結構気に入っています。

 

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△ドリルガイド

 

これはホームセンターで売られている長いタイプのナットです。

特に加工はせず、このまま使います。

使い方

ドリル穴を開ける材が厚ければ厚いほど、直角に刃を当てることが重要になってきます。

これの欠点は、細いドリルの場合はナット穴との隙間が大きくなるので、「まあ無いよりは目安になるかな...?」程度の精度しか出ないところです。

 

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楽しいDIYライフに役立てていただければ幸いです。

 

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