植物たちの避難生活 2016
2017/02/17
ながい雨の9月が終わったと思ったら、もうすっかり寒くなってしまって連日ストーブをつけています。
夜、外にでて温度計を確認すると、だいたい10度前後。
あまり耐寒性のない植物たちをこの寒空のしたに置いておくのがどうにも忍びなくて、霜にはまだ早いかなとは思いましたが、みんな家の中に避難させました。
レモングラスは、畑に植えておいたものが巨大化したので、半分に株分けしました。
毎日ネコたちが寄ってきてはしがんでいきます。
噛まれすぎて枯れないかちょっと心配。
まだもうひと株、ハーバルノートで購入したレモングラスが畑に残っているので、それも回収しないと。
こちらのレモングラスは、葉を切らずにそのまま鉢あげしてネコたちの当面のデザートにする予定です。
マヌカハニーで有名なマヌカの木も、非耐寒性(-5℃程度)なので室内へ。
花が咲いたらミツバチが喜ぶかと思って今年仲間入りしたものです。
同じくミツバチが来ると思って選んだフサアカシア。
アカシアは名前がややこしくて、ハリエンジュはかつてアカシアと呼ばれていたけれど本当は違うからニセアカシアと呼ばれるようになったし、フサアカシアはミモザと呼ばれるけれどミモザは本当はオジギソウのことだしで「???」となるのです。
フサアカシアはマヌカ同様非耐寒性なので、より耐寒性のあるギンヨウアカシアを選んでいれば地植えして、のびのび育てることができたのに、とちょっとかわいそうな気もしています。
マメ科ですので、幹の真ん中を太くながく地面に伸ばしていくのに、鉢ではそれができないですし、だから、大きく育つこともできませんし、地植えならば根粒菌が活躍してくれそうだというのに・・・。
いつかギンヨウアカシアが手に入ったら、うちのフサアカシアは温暖な地域の人に里子にだせたらいいかもなあと思ったりもしてます。
タマリロ、別名ツリートマト。
日本のブドウ農家さんみたいに、一本のタマリロを天いっぱい広げるように仕立てることもできるそうですが、残念ながら-5℃までしか耐えないということなので、これも鉢植えにして室内で越冬です。
タマリロの実は「パッションフルーツとトマトとキウイフルーツ」を混ぜたような味らしいですが、うちのはまだ30cmくらいの幼苗なので収穫はいつになることか?
それから黒い花の咲く、サルビアデスコロールも避難中です。
いい香りがします。
ストーブそばの避難所は植物でいっぱいです。
(↑この写真を撮った日は、4つの鉢が外でひなたぼっこ中なので、ちょっとスカスカですが・・・)
(これは植物が室内に来る前の写真です。散らかっています。)
適切な水遣りと、順番に外でひなたぼっこさせてあげたりと、適度なお世話でなんとか無事に越冬してほしいです。
この「適度な世話」が、ほんとうにニガテなんですけれど・・・。