[薪集め]まとめ|薪ストーブで暖を取ろう(2016)
2017/03/10
今年は暖冬だった為、呆気の無い越冬でした。
来シーズンはどうなるのだろうか?
きっと誰にも分からないことだから、少し余裕を持って準備をする。
多少の感覚の違いはあれ、それが一般的な考えのように思います。
「薪(パン)が無ければ灯油(ケーキ)を買えば良い」
こんなことが言えたら良いのですが、今のところ叶いそうもない願望ですので、来シーズンが始まっても困らないよう油断せず、せっせと薪集めをしなくてはなりません。
僕が住む地域は、名の通った避暑地ではありませんが、それでも東京や神奈川からそこそこ近いので、人気はあるようです。しかし区分は「寒冷地」です。
良い時期に訪れ感動し、移住を決意しても、冬の寒さで嫌になるかもしれません。
薪さえ手に入れば、薪ストーブは本当に素晴らしい暖房装置です。
薪が使い放題の環境であれば、四季の中で冬が一番好きだという人がいても珍しくない。というより、「そうだろうね。」と思ってしまうくらいです。そこで今回は、「薪集め」をまとめることにしました。
しっかり準備をすれば、寒冷地でもユートピア...?
今回の更新は下記の通りです
・河川敷の譲渡会へ行く
・果樹園からぶどうの木を貰う
・ご自由にどうぞコーナーを巡る
・おまけ
・おまけ2
火持ちの良い薪をたくさん集めることが理想ですが、それは薪ストーブを使う人、みんなが思うことなので、そう思うようにはいきません。
燃やせる木材ならば、「広葉樹」」針葉樹」「端材」であっても、それほどこだわることなく集めています。
質よりも量です。
初年度に「記録的大雪」という洗礼を受けたことで、どこかのスイッチが入ったようです。
僕は怠け者ですが、「この薪集めだけは手を抜いてはいけないな」と思っています。
移住したのが12月でしたから、当然、薪の準備は追いつかず、暖を取るためなら、半乾きのものでも、半分腐ったような木でも燃やしました。
燃やす薪が無くなった時のこと、曖昧な記憶を頼りに雪を掻き、倒木を探したことが思い出されます...
河川敷の譲渡会へ行く
都会で生活していた時には気にしたことが無かったのですが、例えば役所や、図書館などの公共施設には、「広報」というものが置いてあります。
様々な情報が掲載されたフリーペーパーです。
河川敷の情報も、この情報媒体から得ました。
譲渡会への参加方法は、その時によって変わりますが、大きく分けて二通りあると思います。
・電話予約による早い者勝ち
・事前予約不要、早い者勝ち
今回は電話予約の必要があったので、電話受付の始まる時間に携帯電話を構えて待つといったスタイルでした。
考えることは皆さん同じです。
延々と話し中が続きます。
人気のチケット予約とかはこんな感じなのかもしれませんね。
1時間ほど頑張ったころ、不安になりました。
この山林は携帯の電波状況が悪いので、その為に掛かり辛いのかもしれないと気がついたからです。
車に乗り込み、最寄りのコンビニへ。
そこでも30分ほど粘り、漸く繋がりました。
※何とラストの1名だったようです。良かった...
左から、
・ロープ(原木を積んだ後、縛る)
・バール(念の為。チェーンソーが噛んでしまった時にも使えます。)
・チェーンソー用の燃料(ガソリンと2ストオイルの混合油)
・革手(僕はチェーンソーの時、革手を使います。)
・チェーンソーOIL
・チェーンソー
・ブルーシート(木を積むと車内が汚れるので...)
※この他にチェーンソーのメンテナンス道具が必要です。積むのを忘れました...
ジムニーではあまり積むことが出来ないので、軽トラを借りて行きました。やっぱり軽トラは最高です。
軽トラに載せられる程度の長さに切り分けられたものが中心だったので、ここの譲渡会はとても良かったです。助かりました。
しかし現場には、まだまだ原木が沢山並べられており、あれこれと選んで持ち帰ることが出来ました。
基本的には、「広葉樹」を選んで持ち帰ります。ある程度太く、火持ちの良い物を選びたいところ。
「ハリエンジュ(ニセアカシア)」「サクラ」「クルミ」を中心に選びました。※良い薪の代名詞である、「クヌギ」や「ナラ」はありませんでした。
「残った原木はどうするのですかね?」
「業者にお金を出して処理するのですかね?」
※譲渡会に来ていた方との会話です。
果樹園からぶどうの木を貰う
今回の薪集め情報の中で、これが一番の目玉かもしれません。
何とぶどうの剪定されたツルや、切られた枝の多くは「産廃」として、お金を払って処分する農家の方が多いそうです。
これは願ってもない好機、「ギブ・アンド・テイク」が望めるかもしれません。
持ち帰ることを考え、綺麗に切り揃えていただいておりました。
有り難いです。
ぶどう薪だけを燃やしている時は、ほんのり「甘い香り」がします。
ご自由にどうぞコーナーを巡る
古民家を解体した時の梁などをバラして並べてくれています。
これもまた、「ギブ・アンド・テイク」なのですね。
僕は未だに、「貰ってばかりで悪いなぁ...」と思ってしまいます...
乾燥しすぎているし、「スギ」や「ヒノキ」などの針葉樹かもしれませんが、良く燃えるのでとても助かっております。
おまけ
僕が良く端材を貰いに行く「ご自由にどうぞコーナー」では少し変わり種が並べられていました。
「シュレッダーのゴミ」に見える袋の中身は木の削りカスで、土の肥料になります。
もう一袋には、細かい端材が沢山入っていました。
合板(接着剤を使っているので燃やすと大変...)には気を付けなくてはいけませんが、それ以外の端材は焚き付けに重宝しました。
※沢山あるように見えますが、あっという間に無くなります。