【閲覧注意あり】庭のめぼしい植物と畑について|撃ち殺された猿の処遇
2017/03/10
先日、畑の準備がしたいと言って仕事を休ませてもらった。
畑の準備の大切さが浸透している田舎では、仕事を休む理由として十分通用するのだ。
何となくだが、法律よりも宗教が強い国のことを思い出した。
去年、芋を植えてみたのだが、植えたばかりの種芋を猿の集団に掘り返されてしまい、悔しい思いをした。
今年は芋を植える前に、しっかりと網を張って、収穫させていただきたい。
半分に切った種芋の断面には灰をつけましょう。
どうでしょう?おさるさん。
【家のめぼしい植物】
買ってきた山椒
自生していた山椒。刺がある。
自生していたタラの芽
生えてきたクルミ
買った渋柿
復活してきた桜
去年、貰って植えたフキ&行者ニンニク
秋が楽しみな紅葉
【閲覧注意】
これから、畑に悪さをした猿について、非常に衝撃的なことを書きます。
自分の感情は出来るだけ反映させず、あった出来事を淡々と書きたいとは思いますが、この記事を書くだけで、色々な意味で不快に思う人がいるだろうと想像します。
覚悟のある人だけが読んで下さい。
畑で作物を育て、それを売ることでお金を得、ご飯を食べている人がいます。
そのため、畑の作物を食べてしまったり、荒らしてしまう動物は、お金を盗む泥棒のように捉えることが出来るのです。
去年の話です。
ある畑では収穫間近の作物の殆どを猿の集団に荒らされてしまいました。
カンカンに怒ったおじさんは、猟師に依頼して、集団の中の猿3匹(小猿を含む)を撃ち殺しました。
そして、見せしめの為にその3匹の猿を荒らされた畑の周りに生えている木にぶら下げたのでした。
その話を聞いた僕は気が動転したのでしょう。普段は挨拶程度しか付き合いのない方に猿の一件を話していました。
兎に角誰かにその出来事を話してしまいたかった。消化する手伝いをして欲しかったのだと思います。
その方は教えてくれました。
「木に吊すならボス猿でなくては意味がないぞ」
僕の動揺を、猿殺しを珍しがって喜ぶ都会人のそれと混同されたようでした。
猿を殺すこと。
この地では畑を荒らす猿を殺して木に吊す方法は、特別珍しいことではないのかもしれない。
その日は眠ることが出来ませんでした。
お金の為に猿を殺して木に吊す国があります。
冒頭にあるように、宗教が法律より強い国もあります。
猿が神様の使いとして大事にされる国だってあります。
国の数だけ、人の数だけ、考え方や価値観もあるのでしょう。
それなのに一時でも誰かと同調出来るのだから人間って凄い生き物だと思う。
人間嫌いになるよりは、人間の柔軟さに可能性を見出せる、そんな器の大きな大人に僕はなれるのだろうか。
どこかの国で撮った猿。この後、持っていたキュウリを奪われた。懐かしい。