[廃材DIY]壊れた郵便ポストの修理
2019/10/05
ある日のこと、郵便物の確認にポストを見に行くと、なんとポストの天板が真っ二つに割れていました。
二枚の板をダボで継いだ天板ですが、その接合部が割れてしまったようです。
ポストを作ったのはつい最近のことだと記憶していますが、もう壊れてしまいました。
ポストを作った直後は、雨に濡れたり直射日光に晒されたりしたら嫌だなと、何か傘を付けたいと思っていました。
しかし、良さそうな傘は見当たりません。
撥水処理はしたので、調度良い傘が出てくるまでは頑張ってくれるだろうと、結局そのままになっていたのです。
今回は割れてしまった天板の修理と、雨対策として、天板にスチール製の板を打ち付けます。
[関連記事]

スチール製の天板
割れたところを同じように直しただけだと、また雨に振られたり直射日光で劣化したりして、割れてしまうかもしれません。
何かないかと庭を歩いていたところ、錆びたスチール製の大きなトマト缶を見つけ、そして閃いたのです。
『これを板状に伸ばして天板の上に打ち付けよう』
金鋏で切断します
このスチール製の筒は、植物の鉢として使っていました。
良い感じに錆びたと思います。
しつこくハンマーで叩きましたが、いまいち真っ直ぐには伸びませんでした
もっと重量のあるものでプレスしたいと思い、白羽の矢が立ったのはジムニーでした。
何度も往復しましたが、板のように真っ直ぐとはならないようです
軽自動車とはいえ、車の荷重が掛かればあっという間に真っ直ぐに伸びると思っていたので、この結果は意外でした
それでも、釘で打ち付ければ問題ないと思えるくらいには伸びてくれたので、このまま進むことにします。
天板の修理
真っ二つに割れた天板の断面を綺麗にヤスリがけします。
再度、木工用ボンドで接着するので前回のボンドが残らないように丁寧に処置する必要があります。
新たにダボを入れるところに下穴を開けます
ダボの太さに合わせ、6mmのドリルで穴を広げます
ここで新アイテムです
これは、ダボマーキングポンチというものです
使い方は至って簡単。
開けた穴にマーキングポンチを装着し、相手側の木と密着させ、印を付けるだけ。
シンプルな道具ですが、使ってみたところとても便利だと思いました。
ホームセンターなどで買った規格の木材なら中点を出すのは簡単ですが、廃材だと意外と手間が掛かるのです。
左から、6mm、8mm、10mm用となっています。
使うダボ木のサイズに合わせ、購入を検討して下さい。
写真ではとらえきれていませんが、前回よりもダボの数を一つ増やし、3箇所で止めることにしました
木工用ボンドを流し込み、プラスチックハンマーで叩いて天板の修理は完了です
続いてはスチール製板の末端処理です
サイドを曲げて木の切断部もカバーすることにしました
スチール板の接合には天板を突き抜けない程度の短い釘を使います
釘はステンレス製ではないので、直ぐに錆びると思います
そして錆びた釘は、既に錆びているスチール板と同化する予定です
短い釘を指で持ってハンマーで打つのは難しいし危ないので、ラジオペンチで釘を掴み、ハンマーで打ち込みます。
この程度のスチール板なら下穴を開けなくても簡単に貫通します。
蝶番を止め直したら完成です!
完成図
あれっ!?
何か違う?慣れ?
なにはともあれ、これで天板は雨からも直射日光からも守られるはずです。
見た目はもっとくたびれた感じでカッコ良くなる予定でしたが、元がトマト缶だと知っているからなのか、予定通りに出来たのかどうか、イマイチ判断出来ないでいます。
まぁ、暫くこのまま使ってみます。
『関連記事』
【[解決済み]2日の間に3回もイタズラ!?された話】は、当時のトップ5に入っていた人気記事です。
よろしければこちらからどうぞ。
解決済み|[郵便ポスト]2日の間に3回もイタズラ!?された話
仕事が終わり、小屋に戻って車を停める。いつものように郵便ポストを開けると、その中には結構な量の「苔」が「びっしり」と敷き詰められていました。自分の身に起きたことと仮定し、考えてみて下さい。どう思われましたか?僕は、「気持ち悪い」「不気味」「腹が立...
【[廃材DIY]郵便ポストを作る】[廃材DIY]郵便ポストを作る
引っ越して間もなく、郵便屋さんに言われました。 「ポスト早めに設置して下さいね!」 他の作業をしていたけど、忙しさにかまけて忘れてしまいそうだったので、その場で直ぐに合板の端材で作って設置しました。デザインも使い勝手も、何も考慮しないで作ったの...