植物の越冬と激辛トウガラシのその後のことなど
2016/09/11
(これは12/12/2015の「今日のニテヒ生活」の記事に加筆したものです)
1、鉢植え
素焼きの鉢を、引越しのときにいくつも持ってきたけれど、せっかく地面に植え放題のところをわざわざ小さく鉢に植えておくのも変だし、これにて鉢との付き合いもおしまいかと思っていましたが、しかし万事どうなるかわからないものです。
実を云えば「素焼きの鉢」を持ってきたのではなくて「鉢植えの植物」を持ってきたのです。
引越し先の気温の、こんなにも低いことをしらなかった上に、初年度は部屋の中を十分にあったかいままにしておいてあげられなかったこともあって、もっと云うと、植物の耐寒性の有無という知識もなかったのです。
それで、鉢だけになったのでした。
前述のとおり決別宣言までしそうになった鉢でしたが、今年の冬はフル活躍です。
夏に挿し木にしたブッドレア、いただきもののレモングラスに種とり用の野菜たち。
いつになくやる気になっているので、来年に繋げていけるように管理していきたいと思っています。
ブッドレアと同時期に挿し木にしたブルーベリーたちも無事根付いたんですが、ブルーベリーは耐寒性が強そうなので、木の葉の布団をかぶって野外で越冬です。
地面を掘ったら、出てきた(洗ってこの状態)缶のフタ?
よくよく見ると、黒飴って書いてある。
裏もサビサビで表もこんなふうで、でもこのサビ具合が気に入って、鉢の受け皿にしています。
鉢植えの並んだ様子もまたかわいいものだなあと見直してます。
やばい、大きいのが欲しくなってきた~。
※2016年9月追記
1.このときにいただいた2株のレモングラスの苗は、ひと株は死亡、もうひと株は畑で大株に育っています。
2.夏に挿し木にして、室内で越冬させたブッドレアは死亡しました。
3.同じく夏に挿し木にして、屋外で越冬させたブルーベリーは元気に育っています。
2、激辛唐辛子顛末他
種もいろいろ取りました。
楽しみにしていた激辛唐辛子、ブラウンモルガスコーピオン(だったかな)。
とても順調に育っていたのに、夏の終わりの長雨と気温の低下にすっかり生気を無くしてしまい、たった3つ、小さな実ができたのみでした。
実は小さいけれど、種をとっておきます。
種以外の実を試しに口に入れてみましたが、辛味ゼロ。
マイクロトマトという小指の爪ほどのトマトは、種とり用に頂いたもの。
あまりにも小さなものは、まるまる土へ埋めておきました。
以前コメントで教えて頂いたワザ。試してみます。
ちらりとのぞく赤いものがトマト。
このトマトを埋めた素焼きのツボ、インドでヨーグルトを飲んだときの容れ物です。
飲み終わると地面に叩きつけるようにして割って捨てるのが作法ですので、とても粗末なつくりです。
でも、こんな立派なカタチの容れ物は珍しいので、洗って大事に持ち帰ってきました。
いちど割れてしまったけれど、どうしても捨てられずに接着剤で補修したほどのお気に入りです。
ほんと、めずらしくやる気になってます。
刺激って、大事ですね。
※2016年9月追記
1.ブラウンモルガスコーピオンのタネは、結局発芽しませんでした。
2.まるごと植えておいたマイクロトマトも発芽しませんでした。
3.修理までして愛用していたインドの素焼きの壷は不注意により、この後さらに粉々に割れてしまうという不幸が起こりました。