庭に植えた植物たちの死亡記録。成長記録も。
2019/07/22
どうしてこうも春が来るたびに、(特に鉢植えの)植物が死亡していくのか不思議でなりません。
植え替えも、置く場所の移動すらしていないというのに、冬が終わってじわじわと暖かくなってくると、新芽を出すかわりに葉を茶色く枯らせていくのは一体?
……などと腕で胡坐をかいていても仕方ないので、今年の植物の生き死にを正直に書いていこうと思います。
植物の死亡と成長の記録 2019
1、死亡の部
●いちじく
去年2つも実がなって、ほんのり甘くて美味しかった無花果が今年になって何故か死亡。
●アボカド
種から育てて3年か4年目のアボカドも、室外での越冬という非道なる仕打ちの為か死亡。
↑雑草はイキイキしているんですけどね。
2、瀕死の部
●オリーブ
オリーブの木も、春直前に急に枯れだして瀕死。
→7月現在、幹の下部から新芽を出して復活中。が、まだ頼りない。
●月桂樹
3月ころから葉色が全体的に茶色くなってきて、このまま回復しなければ恐らく死亡です。
→6月の中頃に大きな鉢に植え替えをして様子見をしているところ。
ですが、特に変化もなく、やはり葉は枯れていく…でも枝はきれいな緑色をしているなど、謎な状態。
●あじさい
くすんだ色の花をつける紫陽花も苦戦中。
当初松林の日陰に植えておいたけれど、2年目には葉が極端に少なくなり、しかも全部不健康そうで、おまけに花も咲かなくなるところまで悪化。
そこで今年は大きめの鉢に植え替えて、土も一新。
日当たりのよい場所に置いたら次々と若葉を出してきた。…ところ、日当たりが良すぎると葉焼けして枯れることを学んで、鉢を半日陰に移動。
今年は一つだけですが、花が咲きました。
↑5月ころの様子。
↑アンティークっぽい色が気に入って植えたのに、今年咲いたのは普通の青いあじさいでした。
●みょうが
去年初めての(しかも5年越しくらいの)収穫ができたミョウガでしたが、今年は6月になっても芽を出さない…。
初心者にも簡単に育てられるとか言われているミョウガだけに、裏切られた感と、自分のセンスのなさに悲しくなります。
→6月も終わるかというころになって次々と芽を出し始めたミョウガ。
一般的に言われている発芽時期からずいぶん遅れての発芽ですが、うれしいです。死んだのかと思った…。
3、花壇で不調の部
●モルダナ
4年目。一頃爆発的に増えたモルダナでしたが、去年あたりから勢いに陰りが見えはじめ、今年はどの株もヒョロっとして頼りない姿。
もしかして土のせい?
植えたときから一度も肥やしを与えていないから?
●イトススキ
同じく4年目。一向に株が太らず、しかし一応新芽を出すくらいの状態。2年目まではよかった…。
●フェスツカエリジャブルー
2年目に急成長を遂げたフェスツカでしたが、3年目から常に瀕死。
思い切って一部鉢植えにしたところ、やはり株は成長しないまま。
現在のところワケギ一株くらいの小さな株が、元気そうにやってくれているのみです。
以上3種類(モルダナ、フェスツカ、イトススキ)だけでなくて、これらの植わっている「松の根元の花壇」の植物は、軒並み不健康になるか死亡するかの末路をたどる気がします。(ラムズイヤー、ラベンダー、各種香草、名前を思い出せない草花多数…4年前と3年前の植物の様子をみる→)
つらいです。
このほかにも、おそらく植えた場所が悪くて、元気がなかったり成長しなかったりする植物があって、できれば鉢植えにして条件の良い場所に置いて、回復させたいと思っているところです。
●3年ほど前に、売れ残りの、鉢がぱんぱんになっている金木犀を買ってきて松の近くに地植えにしましたが、最初の2年は驚くほど何の変化もなく、色も変わらない、落葉しない、花も咲かない、枝も伸びない。
で、3年目、思い出したように金木犀が葉を枯らせて全部落としてしまった…いよいよ駄目か……というところで、新芽が出てきて、秋には少しだけ花も咲いたので、もう安心だと思っていた4年目の今年、また成長を止めてしまっています。
●金木犀だけでなくて、松の周りに植えた植物というのは、全体成長が悪いか瀕死になるかするので、松は他の植物との相性がよくないのかもしれない…ということもある気がして、大きな鉢(安い)を見かけたら、植物避難のためにとりあえず買うようにしています。
一方、調子の良い植物もあります。
4、好調の部
●おそらく4年目くらいにして初めて、つぼみをつけたハニーサックル。
大きな鉢に植え替えたのが功を奏したのか。
↑この後オレンジの花が咲きました。
●松の木の間に地植えしていたホスタ・ジュラシックパーク。
こちらも4、5年目だというのに一向に大きくならないし、葉もどこか不健康そうに見えたため、大きなツボに植え替えて、土もふかふかのものを入れておきました。
で、今年、葉をいっぱい茂らせて、その葉もいつになく大きくなって、背丈最大1メートル近くまでになるという片鱗を覗かせてくれています。
ジュラシックパークのほかにもう1種類地植えになったままになっているホスタがあるので、それも近々救出したいと思っています。
↑4月ころ。芽が出てきた。
↑6月の終わりころのジュラシックパーク。
●挿し木にして育てたブルーベリーが、小さな枝いっぱいに花を咲かせました。
去年まで、10個ほどしか実がなりませんでしたが、今年はその何倍もの実が採れる見込みです。
↑この後、サルに襲撃されて、食べごろの実をとられて、おまけに鉢をひっくり返されました。
●去年なぜか咲かなかったスモークツリー(後輩)でしたが、今年はひっそりと咲きました。
実は5月に一度、水遣りを忘れてカラカラにしてしまい、新芽が全滅したという悲劇を乗り越えての開花に、うれしさもひとしおなのです。
4年目の先輩スモークの方は相変わらず葉のみで、スモークする気配はありませんが、葉色がとても美しいので、まあ文句は言いません。
こちらも「松の根花壇」の住人ですので、いつか日当たりのよい場所に移植してあげられたらと思っています。
●去年咲かなかったアロニア(チョコベリー)の花も咲きました。
これはあんまり嬉しいとか良かったとか思うことはないです。
どうせ実っても不味くて鳥すら食べない果実ですので、喜びもいまいちです。(だから画像もない)
が、昆虫が蜜を集めに来ていたので、まあそれは良かったかなと思いました。
●柿の木が好調です。
移植したあとに地中に残った根から生えてきた柿の木です。
柿は移植に弱いとかそんなことがどこかに書いてあったけれど、実は案外強い植物なんじゃないでしょうか。
邪魔になるから移植したのに、残った根から以前よりも格段に株数を増やして成長中の柿の木たち。少し困っています。
↑これは5月頃の様子。
この後もっとワサワサしてきて、いよいよ邪魔だなと思ったところで、毛虫の大群に襲われて葉の8割方を失うことに。
現在毛虫たちが次々と蛾になり、ようやく平和を取り戻した柿の木は、再び新芽を出しはじめています。
書き始めたらキリがないくらい多くの植物のある我が家ですが、もっと園芸知識とスキルを身につけたいと常々思っています。
これ以上死亡者を出さないためにも、この先万が一植物を増やすときには、手入れの難しくない、気候に合ったものを選ぶなど、慎重になりたいと思うのでした。