[DIY][1/2]間伐材を使った自作の差し掛け小屋|物置小屋
2018/05/12
夏の頃、野外でごろごろと涼んだり星をみたりしたいと、家の庭ではテントを常設で使っていました。

楽しかったテント空間でしたが、季節は変わり、今では自転車やバイク、次の家に使う予定のガラス窓やら薪ストーブなどで占拠されています。
しかしそのテントも長時間太陽光に晒され、さらに強風に煽られたことによりボロボロです。
次に雨が降れば、資材に被害が及びそうです。
急遽母屋に差し掛けるタイプの荷物置き場を作ることにしました。
主に下記リンクで手に入れたヒノキの間伐材を使って作ってみようと思います。

《下準備》
アルバイト時代、どこかの現場で親方が言いました。
「下準備が終われば8割方完成したようなものだ」
時間は掛かりましたが、今ようやく『なるほど』と思うようになりました。
これはプラモデルを作るときと似ているのかもしれません。
パーツを切り分けバリを取り、ヤスリを掛けて塗装を済ませる。ここまでがここでいう「下準備」だと思います。
※プラモデルは小学生以来作っていません。
ー 下準備を始めます ー
まずは丸太置き場から程よい太さのものを選んで来ます。
丸太を任意の長さにチェーンソーで切断し、スクレイパーなどで木の皮を剥きます。
皮を剥ぐのは腐り難くするためと、扱い易くするためだと思っています。
※今後も沢山の皮剥きがあるなら専用の皮剥き道具を買った方が良いかもしれません。
しっかりとしたものを作るなら、それなりに磨いたり保護塗料を塗ったりするべきですが、今回は急場凌ぎなので、大分手を抜きました。
しばらく使ったら取り壊す予定です。
《完成予定図》
《必要な材など》
①3500mmの丸太(一番目立つところだと思ったので、今回使った材の中では一番太いものにしました)
②3500mmの角材(母屋の壁に打ちつける材です。全て丸太でも良かったのですが、調度良いのがあったので)
③2100mmの柱材×2
④1900mmの柱材×2
⑤1500mmの横棒×2
⑥1700mmの垂木×7(屋根を乗せる為の材※完成予想図には記載されてません)
⑦ガルバリウム合板の屋根材(6尺)×7枚
・4本の柱の下にはグラインダーで半分に切断したコンクリートブロックを使います
・コーススレッドはその場に合わせて3種類の長さを使います。
・ガルバリウムの屋根材には、専用釘を使います
『下準備』だけで大分長くなってしまいました。今回はここまでにします。
しかし、『下準備』が終われば8割完成のはずです。親方の言うことが正しければ、次回はあっという間に完成するはずです。
《おまけの下準備》
ちょっとした押さえ金具を作ります。
大したものではありませんが、どこで使うかは次週をお待ち下さい。
使わなくなった空き缶も簡単には捨てられなくなりました。
スチール板にけがき線を入れ、折り易くします。
※重要:曲げたところに3箇所、叩いた痕が分かると思います。この一手間で強度が上がります。※教わったばかりのテクニックだったので披露したくなりました。