[DIY][防犯対策]進入防止柵を作る
2017/03/10
知らない人が敷地内にいたらギョッとします。
実は先日、知らない人が敷地内に無断で入り込んでいたということがありました。
もしかしたら、家の敷地内であることが分かり辛かったのかもしれません。
その人も悪気があった訳ではないと思うので、今後はお互いに嫌な思いはしたくないと思う訳です。
そこで、[ここから私有地です]という意思表示をすべく、[進入防止柵]を作ってみることにしました。
以前紹介した「ソーホース」を新調するという手もありますが、出来るならいつもとは違った方法を試してみたいと思いました。
コーススレッドを使わない作り方に興味があるので、その条件で作ってみようと思います。
[関連記事※ソーホースがピンとこない方は下の記事内で紹介しています]

半分遊び、半分実験くらいのノリなので、うまくいかなければ金具を使ったり、コーススレッドで固定してしまうかもしれません。
1.重量が掛かっても安定するような材の加工方法
これは実験の要素も大きいので、ある程度頭を捻った末、このような形状に加工してみました。
地面との設置面も斜めにカット。
2.接合には[ダボ]を使う
コーススレッドを使わないで作ってみたいので、接合にはダボを使います。
接合する材は厚みがあるので、ダボも太い物を使います。
※売られているダボ材ではなく、ただの丸い棒を使います。
ドリル経は18mm
片方の材にダボを入れたら、相手の材にあてがい、鉛筆でマーキングをします。
半円でもマーキング出来たら、残りは他のダボを使って綺麗に仕上げます。
ハンマーで叩き入れる前に、木工用ボンドを流し込んでおきます。
木工用ボンドの接着力がとても強いことを最近まで気がついていませんでした。
子供の頃に使った記憶しか無かった為か、子供用の接着剤ってイメージだったのです。しかしそれは全くの間違いだったようです。
因みに、ボンドがはみ出た部分は、乾く前なら水拭きで簡単に拭き取れます。
この段階で拭いておかないと、乾いたボンドの上には塗料が乗りませんので、要注意です。
2組のフレームが出来たら「ハタガネ」でガッチリ固定します。
この状態で1日乾燥させました。
※ボンドが乾くまでの材の固定には、「クランプ」や「リピートタイ」、(何度でも外せる結束バンドのこと)「ボルトナット」で自作したものでも可能なので、なにもハタガネを購入することはないと、暫く悩んだのですが、ダボを使った接合方法を選ぶことが多いので、頻繁に使うなら専用の道具が良いだろうと購入を決意しました。
思った通り使い易かったし、使い古された真鍮の鈍い光沢が、尚々ハタガネを買って良かったと思わせます。
※購入希望の方は、材質や長さを良く確認して下さいね。
3.フレームに渡す材を切り出し接合する
貴重な長尺の角材なのですが、厚みが均等ではなく、更に反り返っています。
困り者だったのですが、真っ直ぐな部分を切り出せば使えそうです。
フレーム上部にダボ穴を
穴の中には木工用ボンドを流し入れておきます。
黄丸の位置にダボ穴を開けます。
フレームの時と同じように、木工用ボンドを流し込みハンマーで叩き入れます。
保険と見た目から、左右にカスガイを打ち込んでみました。
塗装をしたら完成かと思ったのですが、何だか足が長すぎるように思ったので、15cmほど短くしました。
改めて、塗装をしたら完成です。
フレームに乗せた材が程良くいびつなので、少し無骨に見えるようムラなく塗るよりは、大雑把に塗ってみました。さて、上手くいっただろうか?
どうであれ完成です。
これで知らない人が勝手に入り込むことはなくなるでしょう。
悪気のある人にこの[侵入防止柵]は無意味なのですけれど。笑。
おしまい。