[古道具][2016_春]地元のフリマ、東京蚤の市、やまとプロムナード
2017/03/10
今年もGWの繁忙期とその準備のため、少しの期間雇われで働きました。
各種支払を終えても多少は小遣いに回せるだろうと皮算用。
小遣いが出来たら好きな古道具を見に東京にだって行けるはずだと、それを楽しみに頑張ったのです。
思いがけないトラブルに見舞われ、(電化製品の故障や車の消耗品を取り替えたり…)手元に残ったお金は僅かになってしまいましたが、それでも楽しみにしていたことを蔑ろにしてしまっては僕の気持ちが収まりません。
精神衛生の観点から考えても、行かないという選択肢はありませんでした。
今回のお小遣いは大分少ないですが、その少ないお小遣いの範疇で精一杯楽しんでみようと思います。
さて今回は、春~初夏の古道具を巡る旅をまとめました。
今回紹介する古道具は全て実用を考えたものです。
また、どれも小学生のお小遣い程度でも買えるものばかりです。
古道具に魅力を感じる方がおりましたら、是非ご覧になって下さい。
お金が無くても楽しめることを証明してみせましょう。
地元のフリマ
[醤油壺]
価格:1000円
昔はこんな壺で醤油を作っていたのですね。
下の黄丸にはコルクが詰まっています。
上部は使いやすいように店主がカットされたようです。
植木鉢に使うつもりで買いました。
[フードスライサー]
価格:500円
パンやハムなどを、手回しのカッターでスライスする道具です。
まだ出番は回って来ていませんが、このカッターには「Solingen」の刻印がありました。
※Solingen(ゾーリンゲン)はドイツの刃物?メーカーです。
お買い得だと思いました。
[瓶]
価格:500円
乾物とか入れてます。
[インド綿]
価格:100円
インド綿のチープ感?が好きです。
ベッドのシーツに使っています。
[桐の小箱]
価格:@200円
これは中身よりも、年代物の桐の箱に魅力を感じて購入しました。
大事なものを送る時に使えると思いました。
[汚いカバン]
価格:100円
汚いですね。
この後ゴシゴシと力を込めて洗いましたが、それほど綺麗にはなりませんでした。
これは「柿渋」で染めてみたいと思っています。
[細々としたもの]
価格:
①ノミ:300円※使い易そうなサイズで便利そう
②碍子:200円※僕の持っていないタイプの碍子(がいし)だったのでつい。
③文鎮:500円※東北で作られたもののようです。波模様。
2016年6月追記:コメントで教えていただきました。これは家紋の蕨紋が由来のもののようです。また、蕨(わらび)は縁起のよい植物でもあるようです。
④泡立て:100円※家の泡立てが壊れてしまい、なかったので。
⑤ナイフ:1000円※不思議と惹かれて買いましたが、研いだきりで、まだ使っていません…
東京蚤の市
移住前から殆ど毎回行っていた蚤の市です。
品揃えが段違いに良いです。
問題は価格です。
家から会場まで、300キロ以上あります。
早起きして下道で向かいました。
都会に車で行くと、ガソリン代の他に駐車料金が掛かります。
とはいえ、会場近くの駐車場に停められたのは幸運でした。
※最後の一台でした。幸先が良いです。
蚤の市としては非常に珍しく、入場料が掛かります。
それでも毎年、もの凄い行列が出来ます。
[会場の様子]
黄矢印の青い椅子に心を鷲掴みにされました。
これはヘソクリを出すまであるかもしれないと思いました。
が、しかし、想像の6倍近くの値段設定に意気消沈。
未練がましく写真に収め、その場を離れました。
僕も持っているパキスタン琺瑯のポットが売られていました。
ですが、今の僕には少し高額に思えたし、欲しい色ではなかったので買いませんでした。
僕が買えるのは一つ300円の「スタンプ」が関の山かもしれません。
会場内にはDIYスペースがあります。
ここで材を買って、何かしら作るみたいです。
うーん。この手の材なら僕の家にも沢山あるような気がします。
需要があることを確認出来たので、これは大収穫でした。
このお店では、家具の取っ手や碍子、スイッチ、ビスなど、昔の物が数多く売られています。
毎回、このお店で細々としたものを物色しています。
今回買ったのは、真鍮のビスです。
一本30円でした。
買えたものは少なかったのですが、色々と勉強になったし、顔見知りの店主とも何人か会えたので、とても楽しかったです。
帰りはいつも渋滞です。
田舎に移住してからというもの、渋滞が大の苦手になりつつあります。
[ネジ]
価格:@30円
[スタンプ]
価格:@300円
[保存瓶]
価格:@250円
[パーコレーター※中身は無し]
価格:500円
[ジューサー]
価格:500円
[おまけ]
買ったスタンプは、、
[ロバ]
[猫]
[サーカスのテント]
やまとプロムナード
前回の蚤の市は、買うというよりは、見て楽しむことが多かったのですが、今回は違います。
イメージとしては、良い物もガラクタも一緒くたになった山の中から、自分の目利きを頼りに値段交渉をするといった感じです。
今回も東京へ行った時と同じくらいの距離を走りますので、前回同様、早起きです。
しかし、車の運転は好きだし、骨董市は楽しみだしで、気分は高揚していました。
ストーブみたいな形の物体をみつけ、思わず写真を撮ってしまうくらいにノリノリです。
[会場の様子]
ここでも駐車場に困ると思っていたのですが、運良く会場隣のパーキングから出てくる車があったので、とてもラッキーでした。
写真をみて思うのですが、この会場はグッと年齢層が高まるように思います。
欲しいものがあまり被らなそうなので、期待が持てるともいえます。
江戸時代に使われていたという、ふすまの取っ手です。
確か一つ1800円くらいだったような気がします。
通り道に無造作に置かれた品々です。
見る人が見れば、お宝もあるのでしょうね。
奥様方、大興奮。
[細々としたもの]
価格:
①ハタガネ2本:1000円※一本はネジが壊れていたので、セットで安くして貰いました。
②ホッチキス(大)(デットストック):1000円※実はホッチキスが好きで、幾つか持っています。
③パイプレンチ:300円※持っていない工具を見ると欲しくなります。
④パイプカッター:500円※専門の工具を見ると尚更欲しくなります。
⑤ギザギザに切れるハサミ:500円※珍しいハサミを見つけました。異国の店主だったので、品揃えが面白かったです。
⑥カンナ:100円※安かったので思わず買ってしまいました。
⑦メンテナンスのスプレー※間違えて⑦と番号を振ってしまいましたが、これは買ったものではありません。
ハタガネの蝶ネジは、途中で折れてしまったのか、長さが足りず、固定が出来ない状態です。
手近にあったコルクを詰めてみました。
※コルクは直ぐにヘタってしまい、使えなかったので、調度良い通常のネジを代用としました。普通に使えるようになったので、これはとてもお買い得でした。
因みにカンナの歯は、図の箇所をハンマーなどで叩くと歯が浮いてきて、取り外すことが出来ます。
カンナの歯を研いで見ましたが、歯と木枠の隙間が大きく、何か詰め物をしなくては使えなさそうです。
[丁番・蝶番]
価格:500円
これはドアなどに使う丁番・蝶番(ちょうばん、ちょうつがい)です。
自動で閉まるバネ入りです。いつか小屋のドアなどに使いたいです。
[スタンプ箱ごと]
価格:1000円
判子の沢山入った木箱ごと買いました。
何故か空の薬莢も入っていました。
空で良かったです。
※写真にはありませんが、判子はもっと沢山入っていました。とても面白いです。
[おまけ]
もう捨ててしまうだけだからと、タダで貰いました。
とても気持ち悪いです。
[おまけ2]
[貯金始めました]
— メメント・森のテロル (@morinoterror) May 24, 2016
100円ちゃうで、500円や! pic.twitter.com/NgN3fe5tlc
貯金が貯まったら、また古道具巡りがしたいです。
貯金、頑張ります。
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