火で薪風呂に穴が空いた...|蛇口も回らなくなった...
2017/07/24
我が家にある「直火タイプの薪風呂」はあくまでも試作品ですが、実用もしているので壊れると困ってしまいます。
基本的には五右衛門風呂と同じで、風呂桶の下で火を熾し、その熱で水を温めるという単純な仕組みですが、風呂桶の回りに囲いをすることで、薪を燃やした熱も、排煙の熱も逃すことなく効率よく使おうという構造でした。
しばらく使ってきましたが、囲いの石膏ボードの一部に直接炎が触れていたようで、その部分がボロボロに崩れてしまいました。
お風呂に入れないと困るので、早急に修理をしたいと思います。
火止めを作る
我が家で使っている薪ストーブには、「火止め」というものがついています。
これは炎が直接煙突内に入って行かないように、煙突の一歩手前に鉄の板を立てるというものです。
薪風呂ではこの「火止め」がなかったので、炎が直接石膏ボードに触れてしまったのです。
火止めに使えそうな金属板を探してきました。
野外でロウソクを灯すと風で消えてしまうことがあります。そんな時に使っていたものです。
金切りハサミで切り出した後は、木の板などを使って末端を折り返すと安全です。
単純な作りなので制作過程は割愛しますが、金属板に穴を開け、足の長いボルトを装着しただけです。
2つのナットで金属板を挟み込んでいます。
火止めを装着する
☆印が「火止め」です
石膏ボードで蓋をする
石膏ボードを切る際は、捨てずに取っておいた古いノコギリの刃に取り替えてから行いました。
炎に触れて崩れてしまった部分を作り直しています。
少しは熱に強くなりそうだということと、石膏ボードを風呂のお湯に触れさせないために、切り出した石膏ボードにはこのようにアルミテープを貼りました。
上から重石を乗せたら完成です。
風呂とトイレを設置する小さな離れを完成させたら、もっと見た目の良いお風呂を作ります。
おまけ
どうも最近、シンクの蛇口が固くなってしまいました。
「キュー」というような異音もします。
蛇口をバラすのは初めてですが、分解してみればなにか分かるかもしれません。
ツマミの頭についている、キザギザの付いたビスはどうやって外したら良いのでしょうか?
他に方法が思いつかなかったので、ウエスで保護した上で、「ウォーターポンププライヤー」で緩めました。
どこまで回しても、素手ではまわらないくらい硬かったです。
ウエスで保護したとはいえ、少しボロボロにしてしまいました。
さて、ここから先はどうしたら良いのでしょうか?
スパナでも良かったかもしれませんが、僕はこのような「パイプレンチ」を使いました。
非常にすんなりと回ってくれました。
蛇口の中からは、このような機構が現れました。
どのパーツもとても綺麗で動きも良かったです。
空洞を覗いてみても、蛇口を固くした原因は見つけられませんでした。
良くわからないまま再度組み直したところ、驚くほど蛇口が軽くなりました。
特に何もやったつもりはないのですが劇的に改善したので、恐らく水道のカルキがどこかに溜まってしまい、固着気味になっていたのかもしれません。
そのカルキが、今回ばらしたことで剥がれ落ちたのだということにしました。
直って良かったです。