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[セルフビルド]風呂&トイレ小屋を自作しよう!⑬|小屋制作編ⅳ|間柱、筋交い、小屋束、母屋、垂木、野地板、水切り、アスファルトルーフィング

2019/04/26

previous:[セルフビルド]風呂&トイレ小屋を自作しよう!⑫|小屋制作編ⅲ|柱、梁、桁の作成と組み立て

 

前回の振り返り

小屋の軸となる柱や梁、桁などが組み上がったことで、一気に小屋らしくなりました。

 

今回の作業予定

・間柱と筋交いを入れて小屋の強度を高める。

・小屋束を作成し、母屋を乗せ、買ってきた垂木を這わせ、野地板を貼る。

・野地板の端には自作の水切りを取り付け、その後アスファルトルーフィングを貼る。

 

間柱と筋交い

柱を立て、桁、梁を乗せましたが、このままでは強度不足だし、横から力が掛かれば、「クネッ」と小屋全体が歪んでしまいます。

そこで、間柱を入れて強度を高めたり、筋交いを入れて、横から掛かる力に対応したりする必要があります。

※左下のページ数は、自分でわが家を作る本。とリンクしています。

 

 

桁に予め入れておいた間柱用の溝に「下げ振り」をあてがい、下の土台にも同様の溝を掘ります。

 

 

溝の作成には「トリマー」を使いました。

 

 

[完成図]

 

筋交いを固定する為に、僕はこのような金具を購入しました。

 

金具に付属していたビスの頭は「□」だったのですが、これに合うインパクトドライバー用のビットを持っていませんでした。

そのため、いつも使っているコーススレッドで金具を止めたのですが、ちょっとしたトラブルが起こりました。

 

ビットの頭は欠けるし、コーススレッドも折れてしまいました。

ビスの頭の「□」に合わせたビットを購入していれば、このトラブルは回避出来たのかもしれません。

 

続いては筋交いの加工です。

 

コーナーのサイズはどれも微妙に異なるので、一つ一つ計測し、筋交いを作成していきました。

 

続いては間柱の加工です。

間柱には筋交いが交差するので、抵触する箇所を予め削っておく必要があります。

 

丸のこで幾筋か切り込みを入れたら、その後はノミとハンマーで仕上げます。

 

コンクリートブロックの段差

この風呂小屋は、風呂桶まわりだけはコンクリートブロックが4段積みですが、それ以外は3段しか積んでいません。

するとどうしても段違いになってしまうところが出てくるので、まずはその段の違いを埋めることにしました。

 

凸が入る凹を作っています。

画像のように、最初にドリルで大雑把に掘っておくと楽です。

 

凸凹一箇所だけで固定というのも不安なので、コーススレッドを併用することにしました。

 

厚みがあるので、ある程度ドリルで穴を掘ってから、コーススレッドを打ち込む必要がありました。

 

コーススレッドを打ち込んだあとに残る穴には、ダボを詰めておきました。

※飛び出したダボを切断する為の、アサリなしの専用ノコギリを買いましたが、スキル不足だったらしく、母材に傷を付けてしまいました...。

 

最後に塗装をしたら完成です。

 

梁を羽子板ボルトで固定する

小屋の真ん中に入れた「梁」はデザイン重視のものですが、それでもしっかりと固定する必要があります。

固定には「羽子板ボルト」を使いますが、片一方は梁の下に柱が立っているので、2本のボルトを使ってしっかりと固定することが出来ましたが、もう片一方には柱が立っていない為、1本のボルトで固定するしかありませんでした。

 

・2本のボルトを使った固定方法

 

・1本のボルトで固定する方法

 

・加工の様子

手持ちの「羽子板ボルト」を加工して使おうと思ったので、「切断機」を出して来たのですが、丁度良いサイズの「ダイス」が無かった為、ボルトにネジを切ることが出来ませんでした。

 

「タップ&ダイスのセット」

 

「切断機」

 

 

仕方ないのでホームセンターを巡り、丁度良いサイズの羽子板ボルトを見つけて来ました。

 

 

 

デザインの為の梁だし、片側はしっかりと固定してあるので、特に問題はないと思います。

 

2本のボルトを使って固定した側

ちょっと斜めになってしまいましたが、2本のボルトを使ってガッチリと固定出来ています。

 

小屋束と母屋

小屋束のサイズを出すには、屋根を何寸勾配にするのかを考えなくてはなりません。

そして最低限必要となる勾配は、屋根材によって大きく変化します。

 

僕は屋根材にガルバリウムの波板を使うので、勾配はあまり必要ではありません。

1.5寸から2寸程度の勾配があれば十分だと思います。

 

※勾配について:水平寸法10寸に対しての立ち上がり寸法ということなので、分かりやすく書けば、1m進んだ先が15cm高くなっていれば1.5寸勾配、20cm高くなっていれば2寸勾配となります。

 

小屋束の高さや、部材を斜めに切り出すところの採寸が面倒だと思ったので、ここだけは「AutoCAD」を使いました。

※もう十年以上前のことですが、数ヶ月間だけ「AutoCAD」を勉強したことがあったので、今でも少しだけは使えるのです。

 

 

母屋の長さは屋根の突き出し距離を決めることになるので、出来るだけ長い物が欲しいと思いました。

古材の在庫が大分減って来ましたが、なんとか3本を確保出来たので良かったです。

 

垂木、野地板の施工

数年間かけて古材を集めて来ましたが、さすがに全ての材を賄うことは出来ません。

垂木、野地板、合板などの足りない材は、その都度必要な本数、枚数を計算してから買いに行くようにしていました。

 

 

・ちょっとしたトラブル

運搬中のトラブルで、垂木を一本折ってしまいました。

余分には買っていないので、修理しなくてはなりません...。

 

修理完了。

 

垂木は母屋の上を等間隔でならべ、コーススレッドで固定します。

 

野地板は切らずに使いたいので、垂木側でサイズを調整をしました。

 

垂木が見えているところにコーススレッドを打つのは簡単ですが、、。

 

垂木が見えないところにはコーススレッドが打ち込めないので、そんな時は「墨つぼ」を使います。

 

在来工法では必需品となった「墨つぼ」

 

煙突のところをどうしようかと考えていたのですが、結局一番簡単な方法を取りました。

 

 

 

水切りの作成とアスファルトルーフィング

続いては水切りの施工です。

鼻隠しには水に強い塗料をしっかりと塗布しておきます。

 

水切りには、このようなトタン板を加工して作ってみることにしました。

 

水切りの加工は少し大変でした。

ホームセンターでもそこそこ安く購入出来るので、『買っても良かったかな...。』と思いました。

 

屋根の両サイドに細い角材を取り付けることで、雨水が最も低い一面に集中して流れていくような細工をしてみました。

 

細い角材の上に、先程作った水切りを被せます。

 

念の為、「コーキング」を打っておきました。

 

続いては「アスファルトルーフィング」の施工です。

ここにもコーキングを打ちました。

 

※アスファルトルーフィングとアスファルトフェルトの違いなど、日記の方でも書いていたので、是非こちらも合わせて御覧ください。

関連記事:アスファルトルーフィングとアスファルトフェルトの違い|カラフル屋根とオクラの花とMJB|森のテロル

 

アスファルトルーフィングの継ぎ目にもコーキングです。

屋根の施工に関しては、今住んでいる小屋を建てるときに色々と反省したので、今回はその時のリベンジのつもりで頑張っています。

 

小さい屋根ですが、アスファルトルーフィングを使い切ってしまったので、またホームセンターまでやって来ました。

 

アスファルトルーフィングの固定には、「タッカー」というホチキスのようなものを使います。

 

 

※100円ショップのダイソーに行けば、300円で購入することができます。

 

3色になりましたが、アスファルトルーフィングを貼り終えることが出来ました。

 

大分小屋らしくなってきました。

 

今日はここまでです。

 

最後に

今回のブログは、いささか急ピッチだったような気がしますが、実際には2ヶ月間くらい掛けてゆっくりと進めて来ました。

今住んでいる小屋のように、毎日小屋作りにだけ集中することが出来れば良いのですが、生活していく為の仕事や雑事というものには意外と時間を取られてしまうし、思いがけずお金が必要になってしまうこともあり、小屋作りがストップしてしまうことがあります。

漠然とした焦りはあるのですが、焦ったところで改善するものでもないと思うので、「慌てない」「気にしない」「マイペースで」というところを意識して、頑張っていこうと思っています。

 

今更ですが、在来工法の小屋作りは大変ですね。

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