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デジタル時代の断捨離|捨てられない物ってどんな物?

2017/03/16

長雨のある日、部屋のレイアウトを変えるついでに軽く掃除もしました。

掃除ついでに目に付いたものの取捨選択をしていたら、大きなゴミ袋はあっという間に一杯になりました。

この相変わらずの作業は、小屋を建てて暮らすと決意した数年前の、何かに憑かれたように物を捨てていた時のことを思い出させました。

当時は、嵩張るものを手放すついでに、心から好きだと思えなくなった物も勢いに任せ手放していました。服とかレコードとか小説とかゲームとか、まぁそんな感じのものが多かったです。

それでも中には愛着や執着のたっぷりと染み込んだものもあり、それらは何度もゴミ袋から生還を果たし、結局いつまでも手放すことが出来ませんでした。

しかし、これらのものを手放せないようでは小屋暮らしなんてとても出来やしないと、当時の僕は思い込んでいました。

そう思い込んでしまうくらいに、物に溢れた生活環境だったのです。

 

過去の人類であれば断腸の思いで切り捨てるしかなかったものでも、技術の発展は選択肢を増やしました。

「0※捨てる」か「1※取っておく」しかなかったものに、「0.5※デジタル化して保存」という選択肢を生み出したのです。

昨今の3Dプリンターの目覚ましい技術革新により、ホイポイカプセル(※DBより)な未来は近付いているのかもしれません。

デジタル化技術の発展は、断捨離しようとしていた僕の決意をボヤかしたり保留させたともいえますが、選択肢が多くなるということは、より自由になることだと思うので、もしデジタル化したことに後悔があるとすれば、それは自分のポリシーを見直す良い切っ掛けなのだと思います。

つまり優柔不断な僕でも、技術の発展により、どうしても捨てられないレコードや本はデジタル化して保存するという決着(妥協?)をつけることが出来たのです。

 

書籍のデジタル化には下のスキャナーを買いました。

もっと早く買っておけば断腸の思いで処分することもなかったし、後になって後悔することも、もっと少なかったと思います。

スキャンスナップ本をスキャンして荷物を減らした話
 まだ土地探しをしていた頃のことです。思うような土地が見つからずただ停滞する毎日でしたが、しかし、いつ土地との出会いがあって事態が急展するとも限らないので、少しずつでも何かを前進させておくことにしました。 セルフビルドするのなら「小さな家...

 

スキャンスナップは良いものでしたが、デジタル化して後悔したことも少なくありませんでした。

基本的にデジタル化されたものを読んだり聴いたり使ったりするには電気が必要なので、電気を引いていない現在の小屋生活には不向きですし、レコードのアナログ録音は最悪でした。

レコード音源をデジタル化するなら最初からプロのデジタルデータ(wavやmp3など)を買った方が当然高品質だったし、聴きやすいように曲ごとに分かれています。

書籍に限ってはまるで別物になったように感じました。

特に気に入った本や良く使う実用書というものは、繰り返し該当ページを開くことで本に癖が付き、扱いやすくなっていくものだし、また、質感の良い本というものも、お気に入りになる為の一つの基準に成り得ると思います。

とはいえ、特別に思い入れのある本ばかりではないので、デジタル化して保存するという選択には概ね満足しています。ただ、仕方なく買い戻した本も数冊はありました。

デジタル化して保存出来なかった物

「小屋暮らしの決意」という、自分で勝手に作り出したフィルターを潜り抜けた物たちというのは、やはり今になっても捨てられない物であり続けています。

どんなものが現在も捨てられずに残っているのだろうか?

今回はそんな話をしようと思ったのですが、前置きが長くなってしまったので、ここからは簡潔にいきます。

 

〔2000円札〕


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これはお金なので当然捨てるなんてことは考えませんが、でもこれは"使うことの出来ないお金"です。

何故なら、将来価値が出ると教えられ入手した、「A番台の二千円札」だからです。

※将来本当に価値が出るかは不明ですが、2000円の価値を割ることはないので、切手なんかと同じで安心ですね。

 

〔スマートメディア〕

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「スマートメディア」を知らない人がいても驚かないほど、流通したのは期間は短かったように感じています。他にも「コンパクトフラッシュ」や「SDカード」などもありますが、似た用途のものは何れ統合される運命にあるのかもしれません。

廃れてしまったデジタルデータの記憶媒体ですが、使う機材によってはこれでなくてはダメなものがあるので未だに捨てることが出来ません。

少し古い人になるとこれが、「DAT」や「ベータ」などになるのだと思います。


これは「代わりがないから捨てられない」というジャンルですね。

 

〔Rollbahn(ロルバーン)のメモ帳〕

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ロルバーンのメモ帳は巷に溢れるほどありますが、これが何かと"タイアップ"したというだけで価値がつくことがあります。

更にこれが入手困難ともなれば、その価値は計り知れません。

※この手帳に価値があるのか、また、将来的に価値が出るのかは未知数です。多分価値は出ないと思っています。

最初の二千円札と同じで、これは「価値が上がるかもしれないから手放せない」というジャンルです。

 

〔クロの歯〕

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いつからだったか、クロの口元から牙が覗くようになりました。ジワジワとその牙は伸びていき、ある日抜け落ちました。

意外にもクロは年寄りだったのかもしれません。

床に落ちた牙を見つけた時、直ぐに捨てずに観察してしまったことが捨てられなくなった原因だと思います。

これは、「情に訴えてくるから捨てられない」ですね。

 

〔旅の思い出〕

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I can herdly throw tham away (2)

I can herdly throw tham away (1)

どれもガラクタですが、僕はこれら一つ一つからエピソードを引き出すことが出来ます。引き出したエピソードに価値があるかは別として、これらはどうしても捨てることが出来ませんでした。

旅の思い出として、紙ものも沢山あったのですが、それらはデジタル化して捨ててしまいました。これも後悔したことの一つです。

ローカルバスのチケット片とかマッチのケースとかゲストハウスやお店のフライヤーなど、雰囲気のあるものが多数あったので、実物で保存しておけば良かったと思っています。

つまりこれらは...「宝物だから捨てられない」というジャンルですね。

 

おまけ

〔温泉のくじ引き〕

〔2016〕

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一昨年から、年始は温泉へ行くようになっています。

三が日は無料の甘酒だけでなく、謎のくじも引くことが出来ます。

2016年は大当たり!と言われ、この腕のない不気味な人形が当たりました。

検索したところこれは、「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」という映画?の「スノーギース」という新キャラと判明しました。

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こいつはもう1年間以上も小屋にいます。

ダメージの残らない人形の手放し方が知りたいです。

 

〔2017〕

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今年は「謎のアート作品」が当たりました。

台座のダンボールに麻生地をガムテープで止めることでキャンバスを作り出し、そこにハーブや木葉を散りばめ、これは食後に取っておいた貝殻でしょうか?陸のものと海のものが人間の手により、キャンバス内で邂逅を果たすというものです。

で、「これを飾ればいいじゃん?」ってことですよね?

神社で買う絵馬とか破魔矢とかお守りなんかは、初詣のタイミングで去年の物を奉納?するので、これも来年の三が日の何れかに行った時にお返ししたいと考えています。

下記の記事に、「もらわない」という対策法のことが書いてあります。僕はこれからこれを再読します。


おしまい

ベアジョンソンさんの一年間のゴミゼロ・ウェイスト・ホームとタイニーハウス
 最近手に取った本「ゼロ・ウェイスト・ホーム」(ベア・ジョンソン著)は、家庭から出るゴミを限りなくゼロにしようと奮闘するさまを書いた本です。著者のベアさんは現在、夫とふたりの男の子とチワワと暮らしています。 フランスで生まれ育った彼女ですが、「...

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