[備忘録]オフグリッド生活|薪ストーブを使った日、水を汲んだ日、図書館を利用した日、バッテリーの落ちた日...
2018/04/04
8月一杯で連日の雇われ仕事は終わり、9月からはいよいよ自分の仕事を進めようと決意しました。
『鉄は熱いうちに打て』とあるように、地表が凍結してしまう冬になるまでに進めておきたい作業を思いつくままTo-Doリストに羅列していきました。
大きな買い物をする前の下調べが楽しいのと同じように、熱のこもったTo-Doリスト作りは興奮します。
夢中になって一気にリストをブラッシュアップさせました。
成し遂げたという達成感の後は思い切り気を抜きたくなるものです。
満足のいくTo-Doリストを作った僕はしばらくのんびりと過ごしました。
3日も寝ていると、多少は罪悪感のような後ろめたい感情が湧いてきたので、せめて日記のようなものを付けようと思いました。
カレンダーの小さなマス目に小さな文字でその日にやったことを一言でまとめて書いていきました。
9/1:水くみ、草刈り、靴を洗った、小屋内の掃除
9/2:草刈り、小屋内の掃除
・
・
・
こんな感じに書きました。
この日記もどきには思わぬ副産物がありました。
それは、水汲みに行った日や図書館を利用した日などがひと目で分かり易く、集計するにも都合が良かったことです。
これは面白いと思い、『薪ストーブ』を使った日も書くことにしました。
毎年この時期になると、「去年って何日頃から薪ストーブ焚いたっけ?」と記憶を辿っているので、この日記もどきをまとめておけば良い『備忘録』にもなるはずです。
11月も半ばを過ぎると、「大晦日・新年」のことが頭を掠めるようになります。
当然ですが、冷える日も多くなりました。
木々の紅葉は間違いなく素晴らしいのですが、乾燥した空気や日没後の寒さを思うと、実はもう殆ど冬に突入していて、後は木々の葉っぱが全て落ちきるのを待つばかりなのではないかと思うことがあります。
太陽の力が弱まり日照時間も短くなると、ソーラーシステムの稼働率が急落します。
車用の12Vバッテリーが満足に充電されなくなり、夜間のLED照明が灯せない日が出てきました。これは太陽の変化だけでなく、バッテリーの状態にも大きく左右されるので、なんの為の計測なのか見極めが難しいのですが、バッテリーが尽きてしまった日があったという記憶としては面白いので、これも集計してみることにしました。
計測といえば以前、一時間ごとに小屋の室温を計るという変なことをやっていたこともあります。


計測して集計するという行為は、頑張ってサンプルを集めればそれだけ面白いものになりますが、途中、『なんでこんなことしているのだろうか?』『これは僕のやるべき仕事なのだろうか?』という疑問に襲われることがあります。これに負けてしまわず、心を強く持つことが肝要です。
『今回の集計は、薪ストーブの使い始めから使い終わるくらいまでを予定しています。』
今回、日記もどきに使ったカレンダーは、いつしかサンプル集めの台紙となりました。
台紙が一ヶ月分が埋まったときには充足を得ることが出来ました。同様の気持ちで最後まで続けられたらと思っています。
11月半ばという中途半端な日付ですが、こんなサンプル収集を始めたという地味な報告と共に、一旦9月、10月の集計をしてみようと思います。
※クリックで拡大します。
※タイムカードをイメージしました。
集計
『9月』
水くみ回数・・・3回(72L)
図書館利用回数・・・5回
薪ストーブ・・・9回
ソーラーOFF・・・0回
アルバイト・・・2回
『10月』
水くみ回数・・・3回(96L)
図書館利用回数・・・6回
薪ストーブ・・・23回
ソーラーOFF・・・9回
アルバイト・・・3回
煙突掃除・・・1回
※ソーラーOFFスタンプの隣に、『4h』や『2h』と書いてあるのは、だいたい4時間や2時間でバッテリーが尽き、LED照明が使えなくなったという意味です。
※夜間の照明がないのは不便だったので、10月27日より新しいバッテリーに交換しました。交換後は一度も電力が途切れていないので、もっと早くに買えば良かったです。
※バッテリーには、+-端子の配置によって(R)(L)と区別されています。仕様に合わせて選んで下さいね。
おまけ
夏は一緒にいることが珍しい猫たちも、寒くなってきたことを主張する為なら団結します。
薪は有限ですが、猫が寒そうにしているのをみるとつい、薪ストーブを使ってしまいます。
猫を観察していると、彼らは人間よりも寒がりなのではないかと思えてきます。
仕方ないので、僕よりも何ヶ月も早くから『湯たんぽ』入れてあげなくてはなりません。
かわいいですね。