乾燥させて、そのあとどうするの?
2017/07/27
いまいちドライフラワーの楽しみかたがわからないんですけど、何故か今年はドライフラワーづいています。
6月のいつだったか、偶然見つけた花屋さんで買ってきた「べに花」。
サイロ風の古い建物の入り口に、ずらりと並べたブリキのバケツいっぱいに生けられたべに花が珍しくて眺めていると、
「ドライフラワーにもできますよ」と店員さん。
「花束の全体の8割が咲いたら、水から揚げてください。花の遅いものが咲くのを待っていると、先に咲いた花が広がりすぎてしまうので。」
とのこと。
なるべく蕾の多い束を選んだけれど、初めは2、3個だけ開いていた蕾が、翌日にはその4倍に…という具合にあっという間に8割が咲いたので、水から揚げて逆さまに吊るしておきました。
梅雨時期だったというのに、数日後には茎までカラカラに乾いて、ドライフラワーが完成。
でも、完成したドライフラワーをどうしたらいいのか悩みます。
ただ飾るのも、なんだかなあ〜。
で、結局未だ吊るしたままです。
そしてべに花から少し経った頃に出かけたパン屋さんの店先で売っていた切り花がひとつ100円だったので、ラベンダーを購入しました。
既にすっかり花が開いてしまっていたため、ドライフラワーにはしないつもりだったけれど、ニオイが良いので吊るしました。
が、案の定ポロポロと花が落ちてます。
乾燥させるタイミングを守らないとダメですねえ。
ドライフラワーを専門に扱っている人に聞いたところによると、ラベンダーには特に香りの強い品種(アングスティフォリア系:精油などにも使われる)というものがあって、その品種を使ったポプリは、オイルなどを添加しなくても香りが2年以上持つとのこと。
玄関先にポプリを置いておけば、外出から戻った際や、来客があって玄関を開ける前に揉んであげると、しばらくの間ふんわりとラベンダーが香って、十分芳香剤の代わりになるのだそうです。
たしかに、触らせてもらったポプリの香りは、そのままの状態では鼻を近づけなければわからぬくらい微かなものでしたが、軽ーく揉むと、スプレーでもしたのかというくらいに強烈なものに変わりました。
ちなみに、ラベンダーを乾燥させる際には、蕾がほんのり色づいてきたかな?くらいの状態で摘んできて逆さに吊るし、その後ポプリにするなら、蕾だけでなく葉や茎も小さく切って入れても香りが良いそうです。
7月に入って、アジサイの花を切ったのですが、複雑な色をした咲き終わりのアジサイをそのまま捨てるのは惜しくて、輪にしておいたウメモドキのツルに差してリースにしました…が、あまりにもガーリーすぎて途中でやめました。
フラワーアレンジセンスがないので、いろいろつらいです。