タイニーハウスピリオディカルズ

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環境・庭・畑など

スタードームでサルとたたかう!

2017/05/09

 

山あいに建つわが家では、庭の畑の収穫物をめぐって毎年サルとの合戦になります。

大抵はサルに軍配が上がり、去年なんて種とり用に残しておいた実まで丸ごとやられました。


が、しかしですね!今年は我が陣営も知恵を絞って、対サル用の策を講ずることにいたしました。



サルから畑を守る手段としてメジャーなのは、

1、畑ぐるりを電気柵で囲う(サル効果☆☆☆★★)
マイナスポイント:柵の高さが腰くらいまでしかないので、サルの運動能力では軽く飛び越えて畑に侵入できる

2、鳥獣ネットで畝全体を囲う(サル効果☆☆★★★)
マイナスポイント:ネットをたくし上げたり、ちょっとした隙間から手を伸ばしたり、進入したりする

3、サルの好む作物を作らない(サル効果☆★★★★)
サルはイモ類、ネギ類、ナスかぼちゃトマト等、なんでも食べますが、菜葉には手を出さないので、そういうものだけ作る

4、畑はあきらめる(サル効果★★★★★)
盗られるものは何もないからサルが来たって大丈夫!

 

…こんなところでしょうか。

ご近所さんは3、4の消極策を採る人が多数派です。

例外として、ウチよりもずっと森の中に住んでいるTさんは「電気柵」プラス「ビニールハウス」プラス「囲いの中に犬を放つ」という合わせ技で、畑をがっちり守っています。

電気柵がなくても犬だけで十分サル対策はとれるとのことで、現在は電気は通していないと言っていました。

そう聞くと対サルには「犬」がよさそうですが…。


そりゃあ犬が居たら楽しいだろうし、かわいいだろうし、毎日散歩に出かけていい運動になるだろうけども、わが家にはすでにネコがいるので、「畑に犬を放つ」策は採用不可です。

それに電気のない小屋暮らしですから、電気柵は問題外…となると、やはり「畝を囲う」、これしかありません。


これまでも、アーチ型の鉄棒に鳥獣ネットを被せた囲いを作っていましたが、今年は「竹」が手に入ったので、竹のドームを作ってみようと思います。


竹のスタードームの作りかた

1、竹を用意します

今回は長さ4メートル弱の竹を5本ほど用意しました。

いちばん太いもので直径15センチ程度です。

竹を用意

 

2、竹を割ります

竹を割くための専用の器具がありますし、手作りでもそういった器具を作ることができるようですが、今回はナタを使います。

鉈で竹を割る
半分になる位置にナタを振って刃先を食い込ませたあとは、ナタの背中をハンマーで叩くと…

スーッと割れます。

鉈で簡単に竹が割れます

節の部分はやや固いですが、バコッと大きな破裂音を出して簡単に割れます。

気持ちのいいことの例えにある「竹を割ったような…」という表現そのまま、サッパリとよく割れること!

半分に割れた!

半分に割けたら、また半分に、そのまた半分に…を繰り返して、一本の竹を8本くらいに細く割きました。

細かく割った竹

それを竹5本分ほど作ったあと、長さを適当に3.6メートルくらいに揃えてノコギリでカット。

長さをそろえてCUT
割く前に全部の長さを揃えておこうと思いましたが、割いた後にして正解でした。

といいますのも、先端から先端までおんなじ太さに割いていくのは至難の技だったのです。

気づくと割いていくナタの角度が曲がっていて外に向かって逸れていき、竹ヒゴみたいなヒョロヒョロに削れてしまい、そういう部分は使いものにならないのです。



3、スタードームを組み立てる

用意するもの
・竹の棒 13本
・ワイヤー、ヒモなど結わえるもの
・メジャーとマーカー
・軍手(素手だと竹の繊維が手に刺さります)



STEP 1、まずは5本の竹の棒
を使います

それぞれ三等分の位置に印を付けて、下の図のように並べて交差する部分を結わえます。

これが天辺になります。星のかたちになってます。

バンブードームの作りかた1
交差部分を結ぶ
(今回は番線を使いました)

 

STEP 2、次に5本の棒を使います

それぞれ5等分の位置に印を付けて、下の図のように並べて、結わえます。

スタードーム
細い線がSTEP 1で並べた竹の棒、太い線がSTEP 2でこれから並べる竹の棒を表しています。
円い点線はSTEP 3 で作るドームベースです。

これでドーム部分の準備は完了です。



STEP 3、続いてドーム下部に取り付けるための円形の部品(ドームベース)を作ります


数字上は2本の竹で丁度の長さですが、それらを繋げるために重なりが必要になりますので、3本の竹を用意します。

3本をつなげて、1本にします。

つなげる
(↑こんなふうに番線で結んで、3本をつなげて1本にしました)

2本分の長さを10等分にしたときの長さで印を付けます。

たとえば、1本の長さが1メートルの竹を用意したなら、(1メートル+1メートル)÷10で、20センチの位置で印を付けていくということになります。

印がついたら、輪にして結わえます。

この輪と、先ほど作ったドーム本体とを使ってドームを組み立てます。

ワッかにする
(↑ドーム本体と輪)


輪につけた印の位置に、ドーム本体のいちばん外側にあるクロス部分を合わせて、結わえていきます。

 


イビツだけど、スタードーム完成!!

バンブースタードームの完成!!


賢明な方はお気づきのことと思いますが、このままではサルが出入り自由な状態です。

将来的には(実のなる頃までには)、このスカスカのスタードームに鳥獣ネットを掛けて、万全な状態でサルとの決戦に臨みたいと!考えております。

その前に作物が立派に育ってくれなくてはすべては水泡と帰すので、その辺のことも上手くやりたいところでございます。

 

・・・・実はこのドームにプラス5本の竹棒を組み合わせたものが、本来のスタードームの姿ですが、説明を最後まで読まずに作業を開始した挙句、STEP 4(仕上げ)があることに気が付いたのがこの文章を書いているときだったので、しかたないのでこれにて完成としました。

 

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