[DIY][2/2]ちょっとした時間で出来るDIY|ランタンの芯交換、自作のランタン台
2017/03/16

今回はこの記事の続きです。
単体ではブログ記事に出来ないような、あっさりとした"DIY"でも複数盛り込めば一人前。
さて、今回の細々とした"DIY"の品書きです。
1. ランタンの芯を交換
冬季はソーラーパネルによるLED照明も、日付が変わる前、たまには日付が変わった後でもしばらく点灯しますが、どちらにせよ、寝ようと思う時間まで持つことはなく、何の前触れもなく突然真っ暗になってしまいます。
そのため、夜間の照明用に幾つか準備があるのですが、ランタンはその中の一つです。
ランタンの炎が消える原因は、大概は燃料切れで間違いありません。しかし、まれにではありますが、芯が短くなったことで消えてしまうことがあります。
ランタンの芯交換といっても、やることは単純です。
何となくいじっていれば誰にでも出来てしまうくらいにランタンの作りはシンプルだと思います。
長く使われる道具というのは、案外単純なものが多いのかもしれません。
ただ、肝心の替芯がなければ少し困ってしまいます。
今回は使わなくなっていたもう一つのランタンから芯を流用し、事なきを得ました。
替芯とはいえ、備えは大切ですね。
芯の交換をしたいと思っているのは、この日本製の古いランタンです。
気に入って使ってはいるのですが、いつまで経っても全体に渡り灯油がにじみ出て来ます。
ただ、それは滴る程ではなく、全体がしっとりする程度ですので、それほど気にはしていません
燃料の注ぎ口には、少し灯油が溜まっています。
これは燃料の入れ過ぎが原因です。
燃料ゲージがついていないので、給油の際は少し慎重になるべきです。
それでは芯の交換を始めましょう。
先ずはホヤ(ガラス部分)を取り外します。
[a]の矢印方向へ[笠]引っ張り上げます。
ホヤの取り外しはとても簡単です。
ホヤを外したら、煤払いのチャンスです。
ティッシュペーパーなどで軽く拭くだけで、簡単に綺麗になります。
東京の骨董市にて、ホヤにヒビが入っていることと、使えるかどうか分からないということで、とても安価(1000円~2000円くらい)で譲っていただいたランタンです。
ラッキーだったと思っています。
使っていないランタンから芯だけを流用させてもらいます。
芯を通して芯送りを回すだけですんなりと芯交換は終わってしまいます。
出っ張り[b]を切り込みに引っかけるようにスライドし、カバーを固定します。
完成です。(この写真だけ一眼レフで撮りました。)
2.ランタン台を原木から切り出そう
上に書いたように、ランタンからは僅かですが、燃料の灯油が滲み出ています。
全体に滲んでいますが、滲んだ部分を拭き取らない限り、延々としみだすということはありません。
それでも、灯油の滲んだランタンをテーブルの上に直に乗せて使うことは躊躇します。
そこで今回は、適当な原木をスライスし、ランタンを乗せる台を作ろうと思います。
ヒノキの丸太なら薪用に沢山あります。
出来るだけ"薄く"スライスしたいと思いましたが、十分な強度を保ったまま薄くスライスするには、チェーンソーでは難しいようです。
※ノコギリを使えば薄くスライスすることが可能かもしれません。
広葉樹の原木。
ヒノキは切断面が荒くて、あまり気に入りませんでした。
そこで、「針葉樹」ではなく「広葉樹」の原木を使ってみようと思います。
これも薪用に集めた広葉樹の原木です。
「ハリエンジュ(ニセアカシア)」といって、河川敷なんかによく生えている、マメ科の木です。
ちなみに、ハリエンジュの花は天ぷらで食べると美味しいそうです。
今年こそは試してみたいと思っています。
※2016.11追記:今年の夏前にトライしました。これは本当に美味しかったです。
いろいろと切り出してみましたが、最終的にハリエンジュの台になりました。
今回は急場しのぎですのでこれを使いますが、何かの作業でグラインダーを使う時があれば、もう少し表面を綺麗に整えたいと思っています。
《 おまけ 》
今夜の薪は「円盤型」です。
おしまい。