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[入門編]家庭で楽しむ直火式エスプレッソ|おまけ:エスプレッソの飲める主要チェーン店

2017/04/01

コーヒーが苦手だった僕も、今ではエスプレッソを自宅で淹れるまでになりました。

特に寝不足の朝なんかは、コーヒーが飲みたいと薬缶を火にかけることから一日が始まります。

 

僕にとって「エスプレッソ」は馴染みの薄いものだったので、少し調べただけでも知らなかったことがたくさん見つかりました。せっかくなのでここにまとめておきたいと思います。

あくまでも初心者が書く、初心者に向けた入門編程度に読んでいただけたらと思います。

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エスプレッソとは

Express(急行)から転じてエスプレッソ。イタリア発祥のコーヒー

・本場イタリアでは、食後にバールと呼ばれる立ち飲みの屋台で飲むのが主流。食後にタバコを吸うような感覚に近いらしい。

・非常に細かく挽いたコーヒー豆を使用し、エスプレッソマシーンで圧力をかけ、数十秒で抽出します。香りを楽しんだ後は一気に飲みます。(量は30cc程度で、これは3口で飲み干せる量を目安にしているそう)通常のコーヒーカップの半分ほどの大きさの「デミタスカップ」や、更に容量の少ない「エスプレッソカップ」で飲みます。

・通常のコーヒーとは違い、たっぷりの砂糖を入れ、飲み終わった後にカップの底に残った砂糖はスプーンですくって食べるのがマナー。

・通常のコーヒーよりも何倍も濃いのですが、カフェイン量は少ないとのこと。

 

エスプレッソを元にしたコーヒーたち

・カフェラテ

エスプレッソと牛乳を混ぜたイタリア発祥の飲み物

・カプチーノ

クリーム状に泡立てた牛乳を加えたもの

・カフェマキアート

"少量"のフォームドミルク(蒸気などで泡立てた牛乳)を注いだもの

 

家庭で楽しむ直火式エスプレッソの注意点

多くの家庭では、専門店にあるような高額なエスプレッソマシーンを用意することは出来ません。それでも家庭でエスプレッソが飲みたい場合は、「直火式のエスプレッソメーカー」を使うことになります。

当然ながら、出来上がるエスプレッソには多少の違いがあります。

・エスプレッソ特有のクレマ(コーヒー豆の旨味や油分を含んだ泡)は作れません。

エスプレッソマシーンであれば20秒ほどで出来上がりますが、直火式の場合はそれほど高圧を掛けることが出来ませんし、また弱火にかけることが推奨されていることもあり、抽出まで時間が掛かります。

・エスプレッソマシーンでは、「極細挽き」にしたコーヒー豆を使いますが、直火式の場合は、「極細挽き」ではなく「細挽き」程度の挽き方を推奨する場合もあるようです。

 

自宅でエスプレッソを作ってみよう!

直火式のエスプレッソを作るために用意したのは、骨董市で買ってきた数百円のエスプレッソメーカーと、エスプレッソ用の「深煎り」「極細挽き」のコーヒー豆です。

200gで700円くらいでした。

年代物のエスプレッソメーカーですが、これは一応、本場イタリアの「Vev Vigano」というブランドのものです。

骨董市のオジさんから買った時、写真のフィルターもおまけで付けてくれたのですが、参考にしたどのページにもフィルターが必要とは書かれていなかったので、もしかしたら要らないのかもしれません。

フレンチプレスで淹れたコーヒーと同じように、コーヒー豆の油分や雑味?が苦手な人は、このような紙フィルターを使うと良いのかもしれません。

 

水は「バルブの下まで」です。このバルブは圧力が掛かりすぎた時に作動するそうです。

参考にした幾つかのサイトでは、水量50cc、出来上がりが30ccというのが一人用とか、水は60ccだとかありましたが、このエスプレッソメーカーのバルブの下まで水を入れた場合は、75ccでした。これはまた微妙な数値ですね。

「極細挽き」のコーヒー豆を「すりきり一杯」いれます。

今回は紙フィルターを装着しました。

上部パーツをかぶせてねじ込みます。

ストーブの上に乗せたり、、

ガスコンロを使ったりと、その時の状況に応じて使い分けます。

ガスコンロを使う場合は五徳にエスプレッソメーカーが乗らないので、七輪などで使う網を使います。

「弱火」にかけ、全ての水分がコーヒー豆を通過し上部に溜まるのを待ちます。

下部に入れた水分が全て上に吹き上がり、「カラカラ」とか「ポコポコ」といった音がしたら抽出完了と、web上には書いてあることが多いのですが、僕のエスプレッソメーカーはそんな音がしてきませんでした。

数分まって水が沸騰し、蒸気が上がった頃に上蓋を開けてみたところ、エスプレッソは出来上がっていました。


インドのチャイを飲むような小さなカップでも、たったのこれだけにしかなりません。

本場に習って多めの砂糖を入れ、ひと口ふた口で飲み終えてしまいました。

ここからは蛇足ですが、これでは飲んだ気がしなかったので、「極細挽き」のコーヒー豆を使い、返す刀で通常の方法(紙フィルター)でコーヒーを淹れました。

これはこれで濃くて美味しいと思いました。

あまりに濃いと思う場合は、このようなキャラメル味などの甘いシロップを入れると、どうしたって美味しいコーヒーが出来上がります。

 

おまけ:エスプレッソが飲みたくなったら [東京のチェーン店編]

スターバックス

Solo ¥300
※Doppio ¥340

タリーズ

Single 320円(税込)
Double 350円(税込)


エクセルシオール

S ¥ 300 … 6 kcal
M ¥ 350 … 12 kcal


プロント

Single 240円
Double 290円


ベローチェ

200円


セガフレード

Espresso:Demitasse(30cc) ¥300
Espresso Doppio:Piccolo(80cc) ¥430


マクドナルド ※McCafé by Barista

190円

 

それぞれのお店の個性が伝わるような気がしたので、表記は統一せずに、出来るだけそのままにしました。

イタリアのバールへエスプレッソを飲みに行くのは大変ですが、東京のチェーン店でもエスプレッソを展開しているお店はたくさんありました。

僕が行くならどこだろう?

やはり本格的なエスプレッソが飲めることを売りにしている、「セガフレード」がいいですね。

ちなみに、「セガフレード」のエスプレッソはデカフィナート(カフェインレス)でも作ってもらえるそうです。

新宿は、短期の学校や仕事で通った時期があるので、このお店はよく目にしました。ですがコーヒーが苦手だったので、実際に入ったことはなかったと思います。イタリアへ行けるようになる前に、先ずは気軽に東京へエスプレッソを飲みにいけるようになりたいものです。それまでは自作の小屋でエスプレッソを飲むことにします...。おしまい。

※Doppioはイタリア語でダブルを意味します。

 

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