データ無制限のインターネットが引き寄せたもの|Netflix(ネットフリックス)にハマる
2018/04/05
僕は今、数冊借りてきたままの本を横目に、飲み物やちょっとしたおやつなんかも用意して、あるオンラインのストリーミングサービスに夢中になっています。
今回はそんな内容です。
先日、新築の我が家(注意:小屋/タイニーハウス)に、データ無制限のインターネット、つまり「使い放題のインターネット回線」が導入されました。

「使い放題のインターネット」は、「使い放題の電気」ほどではないと思いますが、案の定、僕の足を引っ張るのではないかと心配になるようなサービスを引き入れました。
具体的には、Netflix(ネットフリックス)という、オンラインストリームサービスの登録をしました。
僕は今、非常に魅力的な悪友と夜の街を徘徊するかのように、照明の落ちてしまった部屋で(※毎夜、必ずしも落ちてしまうわけではありません。)緊張して落ち着かないけど、ワクワクが止まらないといった日々を過ごしています。
何故、罪悪感が伴うのだろうか?
Netflixを導入した時の心持ちとしては、地面が凍結してしまった今、幾ら慌てたところでやれることはないのだから、下手に車に乗って外出するよりも、小屋から出ずに映画を見ていたほうが越冬には有利だと思ったのです。端的に言ってしまうと、これはお金を消費しない為の最善策だと考えたのです。
理想の生活を維持させる為の選択だったと言いたいのですが、ふと冷静になって考えてみると、「あれ、僕は誰に弁明しようとしていたのだろうか?」と分からなくなってきたので、Netflixで観ることの出来た作品の紹介をしてお茶を濁し、終わりにしようと思います。
いざ、Netflixの世界へ!
ブレイキング・バッド
Netflixと似た動画配信サービスは他にも沢山あります。僕も以前は、「Hulu」と契約していた時期があります。
今回、使い慣れているはずのHuluにしなかったのは、この作品が観たかったからです。
※Huluやdtv、AmazonにU-NEXTなどありますが、ブレイキング・バッドが全話無料で観られるのはNetflixだけでした。(2017.01現在)
この作品は、アメリカで人気を博したテレビドラマです。
以前流行った、「24」や「プリズンブレイク」などと同じ類の、第2シーズン、第3シーズンと進んでいくタイプの作品です。
ブレイキング・バッドのオフィシャルサイトではこのように紹介されています。
"余命わずかの高校教師が家族のために挑む危険な副業。それは麻薬の精製だった…。サスペンス・ブラックユーモア・家族愛が奇跡の科学反応を起こしたドラマ。"
面白いかどうかは人それぞれだし、上手なドラマ評を意識して書くのは大変なので、とういうか書けないのであくまで目安として、同じようなテレビドラマの、「24」や「プリズンブレイク」と比べてみようと思います。
※僕はHulu時代、「24」も「プリズンブレイク」にも手を出しています。
「24」の第1シーズンを観終わった後、全くの時間の無駄だったなと感じました。
「プリズンブレイク」は「24」に比べ、多少は楽しめましたが、それでもやっぱり第1シーズンで観るのを止めてしまいました。
残念ながら、「ブレイキング・バッド」も時間の無駄だと思ってしまうことが多々ありました。
特に後半に進むにつれて。
ただ、これは第5シーズンまで全て観てしまいました。
トータルすると〔61話〕ものボリュームです。
一話あたり45分とすると、、45時間とちょっとですね...
僕はこの45時間の間、常にヤキモキとしていました。ハラハラではなくヤキモキの時間が多かったのです。
視聴者側からすれば、ああすればいいのに、とか、こうなったのは自業自得だろう...などと、ヤキモキもしくは、モヤモヤの連続だったのです。
既に観たことのある人や、これから観る人もいると思うので、僕の簡単な感想だけは残しておきます。
・間を取り持つのが違法薬物だったけど、ウォルター(主人公で学校の先生)とジェシー(不良の元生徒)の仲良くしている場面が見たいが為に、最後まで観せられたドラマ。
・ウォルターの奥さんのスカイラーとその妹のマリーはヤバかった。
僕はこの二人が無理・トゥコ、まじこわい...
・第4シーズンの終わりから最後の第5シーズンはずっと悲しかった...
ブレイキング・バッドにはスピンオフ作品もあります。
実はこれ、Netflixのオリジナルらしいです。
「ベター・コール・ソウル」
ブレイキング・バッドでソウルは悪徳弁護士として登場します。
しかし最初から悪徳弁護士ではなかったようです。その辺りのことが解明されていくのだろうと思います。
これも長そうなので観るかどうかは未定です。
おそ松さん("深夜アニメ"※大人向けかも?)
全25話(第1話がないので実際は24話)
真夜中になってから毎日少しずつ観ていくのが地味に楽しみでした。
この作品は前々から興味があったので、ラインナップにあってラッキーでした。
タイトルから予想出来るように、赤塚不二夫の代表作、「おそ松くん」を原作とした作品です。
〔あらすじ〕
"松野家の六つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるいわゆるニート。仕事にも女性にも縁がない個性的な6人は、時に足の引っ張り合いをしながらも、ひとつ屋根の下で暮らし、それぞれの趣味にいそしむ日々。そんな彼らに、うさんくさい男イヤミ、おでん屋のチビ太、六つ子のアイドル的存在トト子に科学者もやっているパンツ一丁のおじさんデカパン、口がでかい怪人ダヨーンなどの面々が加わり毎回騒動が巻き起こる。"
観ている最中はずっとニヤニヤしているか、我慢できずに吹き出すか、ジーンと来て涙腺を熱くするかしていました。
全話面白かったです。
何故か最初の1話だけ観ること出来ませんでしたが、それでも大満足でした。
これは面白いぞ!と思った僕は、第3話辺りで早々に公式サイトへ飛び、6人兄弟の特徴と名前を一致させました。
一見同じ見た目の6人ですが、それぞれ強烈な個性を持っていることを把握すれば、面白さは加速します。オススメ。
レビュー代わりに松野家の6人兄弟を僕が好きな順番で並べてみました。
1位:一松
一見厭世家だけど本心はとてもピュアだから
2位:トド松
カワイイから。6人兄弟の中では希望の星と目されている。
3位:チョロ松
無難なキャラだから
4位:おそ松
長男というだけで個性が弱いから
5位:カラ松
うざい
※本当はいいヤツです。こういうキャラなので...。
?位:十四松
彼は1位にも最下位にもなれる、いわば爆弾のような存在なので、順位をつけるのは無粋なのかもしれません。どうしても順位をつけなくてはならないとしたら、1位~3位のどれかに入ります。とても好きなキャラです。
※おそ松さんでは沢山のサブキャラが登場します。ダヨーンとかハタ坊とか、どのキャラも強烈です。
まとめと作品紹介
そろそろ一ヶ月の無料期間が終わります。楽しめたのでお金を払いたい気持ちはあるのですが、本契約してしまうと貧乏性の僕は、「観ないと損」と思ってしまいそうなので、この辺りで止めておこうと思います。
Netflixには様々な作品がありました。
パッと目についたものだけですが、僕がこれまでに観たことのある作品の中で面白かったと思える作品と、時間があれば観たいと思っている作品を紹介して終わります。
〔国内〕
○闇金ウシジマくん
○攻殻機動隊
◎スワロウテイル
〔海外〕
○スラムドッグ・ミリオネア
△her
△タクシードライバー
○シティ・オブ・ゴッド
◎ファイトクラブ
〔ドキュメンタリー〕
△スーパーサイズ・ミー(1ヶ月間マクドナルドの商品だけを食べるというもの)
〔間に合えば観たい作品〕
デス・プルーフ in グラインドハウス(タランティーノ作品は気になります)
LO:インターネットの始まり(アーパネットやヴィンセントサーフ、ロバート・カーンのことを少しだけ勉強した期間があったので、ちょっとおさらいしておきたい)
追記:デス・プルーフ in グラインドハウス
解約する直前に観終わりました。
前半はサイコホラー感が強くてイマイチかと思っていたのですが、後半は両手を振り上げ、大声を上げたくなるくらい興奮しました。
リアルであったら気後れしてしまうだろうけど、カッコよい女性が沢山出てきます。
スラングだらけの会話を聴いているだけでもニヤニヤしてしまいます。
流石はタランティーノ監督だと思います。
「おい!今のところおかしいだろ!?」と突っ込みたくなるところも幾つかあって、それがまた良い意味でB級感を醸し出しているのだと思います。
これ最高です。
大画面&大音量で観たいですね。
あ、爆音上映に向いてるかも?
