小屋暮らしの土地探し:土地の契約をしてきたよ!
2017/02/24
先週物件を見に行きその場で即決しましたが、その一週間後には再び不動産屋へ出向き、売り主さんと対面、手付け金(一割)を支払い、売買契約を結びました。
(土地内から接する道路方向を見たところ)
250坪の土地を交渉の末、売り出し金額より10万円の値引き価格で購入出来ました。
この辺りは別荘地として人気があるにも関わらず、相場よりもずいぶん安く買えた理由として、水道が来ていないため通常は井戸を掘る必要があるからだと説明を受けました。
井戸掘削を業者に依頼すると80万円くらい掛かるそうです。
しかし僕らは公共の湧き水を汲みに行くつもりなので、購入に際し問題には感じませんでした。
そのほか電気や都市ガスなどのインフラも一切ありません。
あるのは木と笹だけの山林物件です。
実際の受け渡しは測量をした後となるため、年内一杯かかるようです。
つまり2ヶ月ほど後になるので、今住んでいるマンションの家賃や駐車場の支払いなどを考えると、待っているあいだの期間がもったいなく感じました。
そこで、引き渡し前ではありますが、小屋を作っても良いか売り主さんにお願いしてみたところ、快諾してくださいました。
これで直ぐにでも小屋の作成に取りかかり、移住出来そうです。
ちなみに今回、「売買契約」を締結しましたが、不動産屋の読み上げる重要事項説明を目で追いながら、「ココに捺印」「ここに住所と記名」・・・などと言われるままに動くだけで、ひとつの土地の所有権が移動するものなんだなあと思いながら、2時間ほどを過ごしました。
ローンを組んで売買する場合は、事前審査や書類などもっと煩雑な手続きがあるんだと思いますが、今回は現金で購入したので、購入の意思表示から売買契約締結日まで特に何もすることはありませんでした。
ただ、登記を自分で行う予定でしたので、その関連の書類だけは用意して持参しました。
(持参しましたが、不動産屋にも同じ書類の用意があったので、結局そちらを使わせてもらいました)
参考:自分で所有権移動登記をする際に用意した書類
・登記申請書
・登記識別情報または登記済証
・印鑑証明書 (売主)
・住民票または住民票コード(買主)
・固定資産評価証明書
・登記原因証明情報 (売買契約書など)
・登録免許税(収入印紙貼付)
・代理権限証書(いわゆる「委任状」のこと。売主は実印を、買主は認印を押印する)
法務局へ出向いた時点で、申請用紙に未記入だった箇所(課税価格と登録免許税など)がありましたが、担当のおじさんが丁寧に教えてくれまして、スムーズに手続きが済みました。
不安な箇所は、未記入にしておくかエンピツ書きにとどめておいて、法務局で相談してみるのもいいかもしれません。
そんな訳で次回は入植の巻です!
以上で「土地探し」シリーズは終了となりますが、次回は土地を探していた頃を振り返って、気が付いたことをいくつか書いてみようと思います。