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[取材][トレーラーハウス]お金持ち!?に取材|トレーラーハウスのホントのところ

2017/03/10

とある知り合いがトレーラーハウスを所有しています。

車道には出ていけない据え置きタイプにしており、上下水、電気、ガスも繋がっています。

車内に入ってみると、車の中で暮らすことを前提に考えられているので当たり前ですが、「暮らせる」と思ってしまいます。

惜しむらくは、公道を走らせることが出来ないってところかと思います。


動かせないトレーラーハウスではありますが、居住空間だけを比べても、僕の小屋とは大違いです。


大掃除に付き合ったとき、ついでに写真を撮らせてもらい、少しだけ取材をしてきました。

トレーラーハウスに興味のある方がいるかもしれないと思ったので、記事にしてみます。

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※訳があって外観は写せなかったので、同じタイプのトレーラーハウスをイラストにしてみました。

名前:アルファー
年式:1995年くらい
長さ:35フィート(約10.6m)
車体価格:1000万円ほど(整地や配管などの費用は別)
※ぎりぎりバブル期だったころの値段なので、現在はもっと安く買えるらしい。

※僕の小屋の長さは18フィート(約5.4m)です。


非常に古いトレーラーハウスですが、とても綺麗に使われているといった印象を受けました。


Trailer house (5)
アメリカで作られたものなので、ベッドやソファーなど、サイズが大きくて重量感があります。


Trailer house (2)
オーナー曰く、アメリカ製だから一見豪華に見えるけど、作りは大ざっぱで故障が多いとのこと。


なるほど、収納の引き出しを引き抜いてみると、内側には木ねじが飛び出していたり、装飾のモール?があちこち取れていたりしました。

Trailer house (6)


Trailer house-2
四方の木ねじ(コーススレッド)を外し、換気扇の蓋を外したところ。

換気扇の蓋は、木ねじで直接天井に固定されていました。
この中にはフィルターが入っているので、定期的に掃除をしなくてはならないところです。

掃除の度に木ねじを緩めることになるので、直ぐにネジ穴が使えなくなるのではないかと心配になりました。


Trailer house-3

ビローンとモールが外れています。これくらいならボンドや両面テープで簡単に補修出来るので安心ですね。



一番多いトラブルは「電装」だそうです。

確かに、あちこちにある照明は壊れていて、後付けのものに取り替えられていました。

備え付けの冷蔵庫や電子レンジ、エアコンも故障が多く、冷蔵庫に関しては日本のものを新たに設置しなくてはならなくなったそうです。

冷蔵庫だけが日本製の為、なんだか浮いて見えます。ちょっと残念です。


Trailer house (3)
開かなくなってしまった窓も幾つかあるようです。


据え置きでトレーラーハウスを使う人は、カーポートを建てる人も多いらしいです。

今回のトレーラーハウスにはカーポートが建てられていなかったので、屋根からの雨漏り対策も大変だそうです。


うーん、、色々と苦労しそうだ…




それでも、キッチンには大きな流しがあって、大きな冷蔵庫(※現在は壊れている)、電子レンジもあります。

驚くことにシャワーとトイレも完備です。

これは凄い!


Trailer house (4)
エアコン完備だし、ソファーはベッドにもなります。


Trailer house (1)
ソファーベッドの置かれたところとは別に寝室があり、そこには大きなベッドがちゃんとあります。



細かい所ですが、入り口は二重になっていて、内側には網戸が付いています。夏でもドアを開け放ち、空気の入れ替えが出来るところがいいな、と思いました。


ーー取材おわりーー


[おまけ]

僕がトレーラーハウスを買うとしたら、昔から「エアストリーム」がいいと思っていました。

Trailer house (8)
【雑誌】ブルータスより


Trailer house (7)
【映画】ギルバート・グレイブより


夢が広がりますね…

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