ある日の小屋暮らし日記#3|シンプルベジ餃子を皮から作った話ほか
2017/02/24
ここのところ朝の6時前には目が覚めてしまい、しかし既に太陽は照っているので、つられて起きて階下に行き、ソーラーの発電を無駄にしないためにも細々とした機器を充電しそしてまたベッドへ戻る・・・
一応読みかけの本や冊子を枕元に持って行き、それを読んだり読まなかったりしながら次第にうつらうつらしていきます。
めくるめく二度寝の時間です。
今日もそんな風にだらだらと布団にしがみ付いて居たところ、扉外に足音と共に「おはようございまーす」の声。
寝起き丸出しの顔で対応したくない・・・
願わくばすんなりと帰ってくれたらうれしい・・・
そう思って寝床でじっとしていると、お客さんは家の裏手に入っていく様子です。
これはまずい・・・
裏は今、大変に散らかっていて人様に見せられたものではないのです。
慌てて梯子を降りドアから顔を出してみると、お客さまは近所に住むTさんと犬のM。
「ミントあげる。」
そう云ってTさんはビニール袋に入った抜きたてのミントをくれました。
顔を近づけるとひんやりとした香り。
いつか「庭いっぱいに植物を植えたい」と話したのを覚えていてくれたのか「次はセージを持ってくるね」とTさん。
掘り返して大荒れの庭のこれからをあんまり計画立てていないため、大まかにこの辺は緑でモサモサにしたいなと思っている場所にミントを植えてみました。
ミントといえば笹や葛と並ぶキケン植物として知られています。
零れ種で増えていくのかと思っていましたが、根を見て納得。
地上部の柔らな茎葉と対照的な、笹の根と見紛うほどの太さと力強さのある根がついていたのです。
(上の画像をよく見ますと、太い根が見えます)
・・・・。
こうして整地後初めての植物はミントとなったのでした。
根付くといいな。
その後、東京から一緒に山に越してきたニラ達がずいぶんと大きくなっていたので、収穫して餃子をつくることにしました。
(暗い・・・)
皮の数と具の量の釣り合いを考えずに仕込んだために、具が半分くらい残ってしまい、仕方なく皮を自作します。
チャパティの要領で、チャパティより小さく薄い円をたくさん伸ばしていきます。
これが市販の皮を使った餃子で、
こちら自作の皮の餃子です。
なんかやっぱり肉厚・・・。水餃子向き?
真ん中の丸いのは、最後に具が多く残ってしまったので無理やり包んだもの。
これらを焼いた頃には日も暮れて、写真を撮ってはみたけれど暗くてよくわからないものになってしまいました。
市販の皮餃子はパリパリ感のある焼き上がり、自作皮餃子はややもっちりした焼き上がりで、どちらも美味しゅうございました。
シンプルベジ餃子のレシピ
具材
・ニラ
・キャベツまたはレタス
・まいたけ (歯応えに)
すべてみじん切りにします。
・にんにく
・しょうが
すりおろします。
・菜種油 大さじ1
・ゴマ油 大さじ2
・酒 大さじ1
・塩
すべてを混ぜればタネの完成です!
ちなみに強力粉100グラムでやや大きめの皮が12枚出来ました。