陽だまりの湯:太陽光で行水用の水を温める
2017/02/24
雨続きだった2015年の4月。
その合間、晴れた日を逃さぬよう、急いで洗濯をしました。
肌寒いくらいの日々だったのに、太陽が出ると一転、陽を背に作業をしていると首筋がじりじりと痛くなる程の日差しです。
ロケストで鍋一杯の湯を沸かして洗濯、と思ったのに、ひさびさのロケストは吸い込みが上手いこと行かず、なかなか温度が上がりません。
もう、待っているのも面倒くさいので、少しだけ温かくなった湯で洗濯することにしました。
汚れが落ちやすいよう、洗濯物はしばらく、セスキ炭酸ソーダ水(重曹)に漬け置きをしています。
(ロケスト専用の鍋。煤で真っ黒。)
→今年の冬に、この鍋をきれいに磨きまして、今は室内で使っています。2016年6月追記。
1時間後。
洗濯物をもみ洗いすべくバケツに手を入れますと・・・あ、あつい?
ぬるま湯といっても、どちらかと云えば水に近かったのに、強烈な日差しの仕業で、もう熱いくらいになっています。
去年の夏、ペットボトルに黒のテープを巻いたものを幾つも用意し、それらに水を満たして日向に置いて湯にするということをたまにやっていましたが、別に黒い容器じゃなくても十分熱くなるんだな、と今日、さっそく20リットル水タンクを朝から日向に置いてみました。
陽が動いてタンクが影に入ると日向に移動させるなど、甲斐甲斐しく世話をすること6時間程でしょうか。
日向湯とロケスト湯(今日は調子が良かったので熱くなった)を持っていざお風呂場へ。
ロケスト湯はもちろんあつあつ。
さて日向湯は?というと、水をいきなり身体に掛けたときのあのヒヤっと竦む冷たさはなくて、ほんのりあったかい・・・
でも温かいのは肌に触れた一瞬だけ、ぬれた皮膚はメントールを塗ったかのようにすぐに冷えてしまうのでした。
真夏の真昼間であったなら気持ち良かったかもしれません・・・。
(黒く塗ったタンクでしたら、もうすこし温度が上がったのかも?
もしくは、透明のガラスのようなもので囲ったらいいのかも。日向に停めた車内が暑くなるのと同じように。)
※2016年6月追記
5月の陽気になりますと、薪風呂もかんたんに沸かせることを発見して、最近ではもっぱら薪風呂を入れています。
冬場に消費する薪の半分以下で、十分温かくなります。