ビッグ・フィッシュ / 映画の中の小屋 / その7
2017/02/17
映画の中のタイニーハウス
今回ご紹介します「映画の中の小屋」は
「ビッグ・フィッシュ」(2003年の作品)です。
見始めてすぐの場面から「どうしてこんなにCGがアニメっぽいんだろう」と思っていましたら、ティム・バートンの作品でした。
巨人、小人、魔女、奇人、犬男、おかしな村のおかしな人々…
ここまでファンタジックな作品だとは思っていなかったので、ちょっと拍子抜けしましたが、いったんファンタジーだとわかれば後は気らくに見ていられました。
長いあいだ不仲であった父親の容態が芳しくないとの連絡を受けた、息子ウイリアムが自宅に戻ってくるところから物語は始まります。
若かりし頃の父親が出会った、たくさんの奇妙な人びととの奇妙な体験。
それらは父親の優れたストーリーテリングによって、人びとを惹きつけて止まない、魅力的な物語となっていました。
しかし、幼い頃から同じ話を何度も聞かされていた息子ウイリアムにとって父親の物語は、いつしか苦痛以外の何物でもない存在になってしまったのです。
「父親の話は全部作り話だ」ウイリアムはそう思い込んでいましたし、2人の不仲の原因も、そこにあったのでした。
そんな父親の物語、回想シーンからのひとコマです。
サーカスの団長の住んでいるトレイラーハウス。
エアストリーム(?)。
後部に吊るされたランプがかわいいです。
同じく父親の回想シーンより。
同じくトレイラーハウスですが、こちらは普通の住宅のように使われている様子。
柵で囲まれた小さな庭があります。
タイニーハウスとは関係ありませんが、画像の左側に写っている赤鼻の小さな男性…。
見覚えのある顔だと思って見ていましたら映画「チャーリーとチョコレート工場」に登場するチョコレート工場の従業員ウンパルンパたち!
その風貌から、やっぱり道化的な役が多いみたいです。
(ネバーエンディングストーリーのカタツムリに乗ってる男性役、Return to OZの木こり役など。)
下高井戸の小さな映画館で「チャーリーとチョコレート工場」を観たときには、大人も子どももひとりひとつずつ小さなウォンカバー(映画に登場するチョコレート)が配られたのを覚えています。