[セルフビルドの小屋暮らし][入植4日目] - 便利アイテムを使って水平出し -|タイニーハウスの作り方
2019/02/06
[入植4日目]本日の作業内容は?
・便利アイテム(鋼製束)とピンコロの接合
・ピンコロを水平に設置する
便利アイテム(鋼製束)とピンコロの接合
想像以上に傾斜していた土地(目視はあてにならないと思い知った)を目の当たりにし、人力で全ての土地を均すことは時間的に難しいと判断しました。
そこで前回東京へ帰った際に、再度ジョイフル本田で買い出しをしてきました。
今回の遠征で、何とか小屋の土台を完成させたいと思います。
ジョイフル本田で購入したのは、アジャスター付きの鋼製束(便利アイテム)でした。
自由に高さを変えられる仕組みです。
ピンコロに印をつけて...
インパクトドライバーで穴を開けました。
ピンコロはとても固くて、頑張ってもこのくらいの穴しか開けられませんでした。
ピンコロに穴が開いたら、コンクリート用のネジで鋼製束と接合します。
鋼製束の取り付けられた、特製のピンコロを使ってみました。
なんだかいい感じがします。
ピンコロを水平に設置する
「特製ピンコロを使って、なんとか水平を出すことが出来そうです!」
と、書くと簡単なのですが、水平を出すのは本当に大変な作業でした。
次は水糸を張って小屋の位置を決めました。
位置取りをして、穴を掘って、砂利を敷き詰めて、トントンと叩いて地面を固めたら、ピンコロを置いて水平をみます。
なんとこの繰り返しを35個分です。
途中何度も砂利やピンコロを買い足しに行くのも時間が掛かったし、ピンコロや砂利は重くて辛かったです...。
※足りないものは、建設地近くのホームセンターで購入しています。
「基礎だけはプロにお願いする」
このような人が多いのも頷けます。
基礎から全て自分でやってみて、心からそう思いました。
素人の作った基礎は、ちょっと不安です。
しかし、ピンコロを沢山置くことでその不安は大分解消されたと思っています。
(実際のところは住んでみないとわからないのことなのですが...。)
※追記:現在は縁の下に雨が流入しないように家の周りを一段低くしています。そのお陰か、基礎は乾燥してくれているし、幸い陥没したりすることもなく、鋼製束を使っているところも問題ありません。
おまけ
毎度よく降る雨です。
急場凌ぎでブルーシートをタープ代わりにしてみました。
雨に降られるなかでの作業は少し大変です...。
今日はここまで!
[過去を振り返ってみて]
1.今のところ問題は起きていませんが、どうせならもっと大きな束石や、角材等を使って、地面からの距離を稼ぎたかったです。
2.35個あるピンコロの内の3箇所だけとはいえ、あの鋼製束はあくまで補強用だと思うので、今ならボイド管などを使い、任意の高さのブロックを作り、束石としていたのではないかと思います。
3.土台や外気に触れる部分に使うコーススレッドは、高価ですがステンレス製を使った方が良かったのかもしれません。僕は一番安価なものを使ったので、要経過観察です。
4.笹は小さな破片からも直ぐに広がってしまうので、もう手を出すことの出来ない縁の下をもっと丁寧に除草したかったです。
一番安価なコーススレッド(木ねじ)
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