タイニーハウスピリオディカルズ

タイニーハウスピリオディカルズ|30代で脱サラして小屋暮らしに挑戦するブログ

ニテヒ生活 ネコ

まさかの救世主が登場!

2021/03/28


その1
その2からのつづきです。

ツナヨシの症状についてはその1に詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。
病院に自宅療養を勧められてからのことはその2にあります。

ぼくがツナヨシです。

毎日のフードとおやつを変える

A病院で腎臓病を指摘されてからのツナヨシは、腎臓病の療法食を食べていました。

たとえば、ロイヤルカナンの腎臓サポートスペシャル、ドクターズケアのキドニーケアなどです。
他にも試しましたが、ツナヨシはこの二つを好んで食べました。

ついでに親ネコのクロはもちろんのこと、ツナヨシの2匹の弟妹ネコもシニアの歳ですので、腎臓ケア食に切り替えました。

しばらくの間ツナヨシは療法食を気に入って食べていたのですが、そのうち顔を背けるようになってしまったので、仕方なくユニ・チャームの「オールウェル 15歳以上の腎臓の健康維持用」というフードをあげるようになりました。

オールウェルは療法食ではありませんが一応腎臓に配慮したもので、さらに「吐き戻し軽減機能」搭載で、粒がお腹の中でふやけて崩れやすく作られているというので、ツナヨシにはいいかなと思ったのです。
このフードは飽きもせずよく食べてくれました。その点はとても助かりました。あくまで吐き戻し軽減であって嘔吐軽減ではありませんが(嘔吐と吐き戻しは別物なのです)。

しかし実際ツナヨシが食事の4-6時間後に嘔吐した吐瀉物を見てみますと、オールウェルの粒は崩れもせずそのままの状態で残っていました。

今後は腎臓ケアよりも、消化器に負担のかからないことを第一に、また肝臓にも負担をかけないように、消化性の良い良質なタンパク質を摂取することを目標にします。

また、もしかしたらグルテンのアレルギーもあるかもしれませんので、念のため小麦が原料に入っているフードは避けることにしました。

 

消化性の高いフードを選ぶ

そこで選んだのが、ヒルズのZ/Dと、カナンの低分子プロテイン、そしてFORZA10 リナールアクティブです。

前者2つは加水分解たんぱく質精製された炭水化物源が使用されており、アレルギーや消化器疾患のあるネコのための食事です。

加水分解たんぱく質というのは、たんぱく質を分子レベルまで小さく分解して消化率を高めたものです。

また猫の食物アレルギーは、食べ物に含まれるたんぱく質が主な原因と言われていますが、加水分解することでアレルギーを引き起こす部分の構造を変え、アレルギー反応が起こりにくくなります。

すべてのたんぱく質はアレルギーの原因になる可能性があって、たとえば何年も何年も食べ続けた小麦や肉や魚のフードが突然アレルゲンになってしまうこともあるそうですので、なかなか難しいです。

そういった意味でも、加水分解たんぱく食というのはありがたいと思います。

で、FORZA10というイタリアのメーカーの「リナールアクティブ」は、腎臓ケア食+加水分解たんぱく食なので、腎臓だけでなく消化器もケアしたいネコにはとても良いフードだと思います。

はじめサンプルを頂いたものを試したときの、ツナヨシの気に入りようはすごかったです。

それからツナヨシのご飯は、メインのフードの上に「ふりかけ」と称したオヤツのトッピングをしているのですが、その「ふりかけ」も変えました。

本当はそんなものがなくても食べるのが一番なのですが、グルテンフリーのプレミアムフードを数種類ふりかけ用に用意しました。

 

消化を助けて腸を整える薬を飲んでみる

フードの変更にあわせて、胃腸や膵臓の不調による消化不良に使われる「ビオイムバスター」という錠剤を飲ませることにしました。

ビオイムバスターは、乳酸菌膵液消化酵素を配合した製品で「腹鳴と嘔吐のある犬に効果があった」とのことで、これはいいかもしれないと思ったのでした。これまで食べ物の消化は胃液だけで行っているものだと思っていましたが、膵臓から分泌される消化酵素も重要なのだそうです!

この錠剤を砕いてフードにかけると、ツナヨシはその部分から食べ始めるくらい気に入ってくれたのでよかったです。かまぼこ風味だそうです。


…しかしさほど効果が感じられないまま1か月がたちました。

 

弱った胃腸を活発にする薬を飲んでみる

一向に改善の兆しが見えてこないツナヨシの嘔吐。

そこでボミットバスター錠を試してみることにしました。

ボミットバスターは、弱った胃腸の運動を活発にして食べ物を胃から腸へ送り出すのを助けることで、嘔吐や食欲不振などの症状を和らげるというメトクロプラミドを動物向けにしたものです。

投薬期間は長くても2週間と決め、1/4錠を一日2回、朝晩にあげました。
ツナヨシの体重でしたら一回1/2錠なのですが、通常量を飲むと副作用(興奮状態)があるかも?とのことですので、少な目にしました。

結局ボミットバスター錠を使い始めて約10日くらいで投薬をやめたのですが、その間にも嘔吐しました。

ただ一度だけ、気持ち悪そうにしていていよいよ吐く寸前か?と思ったら、大きなげっぷを2回ほどして結局吐かずに終わったということがありました。

そのときは、薬の効果だと思ってとてもうれしかったです。


で、なぜ2週間と決めたのに10日程度でやめたのかといいますと…

 

プレミアムフードの販売店の店長にフード選びについて相談してみたら!!


ツナヨシのフード(FORZA10)を購入しているペットフードのオンラインショップでは、店長さんが犬猫の悩み(病状?)に合ったフードや給餌方法などのアドバイスをしてくれるというので、相談に乗っていただくことにしました。

これまでの経緯(症状、医者の診断、血液検査の結果など)を簡単にまとめて、どんなフードがよいのかメールで相談しましたら、1時間も経たないうちに返信が届き、それがなるほどー!という内容でしたので、さっそくアドバイスにしたがうことにしました。

頂いた返信の内容ですが、まず、腎臓の機能低下は否定できないとしたうえで、ツナヨシの腎臓病は病院の処方したような薬(ベナゼプリルとPPI)が必要なレベルではないように思う、必ずしも腎臓ケアの療法食を選ぶ必要はないと思いますとのこと。

で、腎臓ケア食の代わりに、消化器ケア食を紹介してくれました。

そして嘔吐の原因ですが…

店長さんの見立てでは、おそらく、食べ過ぎ・食事の回数が多すぎて、膵臓に負担がかかっているのが原因ではないかと思う、膵臓からの消化酵素の分泌が間に合わなくて、消化ができなくなって嘔吐するのではないでしょうか、とのこと。

なるほどーーーー!!そうなのかもしれない!と思いました。

思い当たる節が多いのです!

店長さんは、嘔吐を引き起こしているかもしれない原因を指摘してくれただけでなく、改善方法の提案もしてくれました。

それはつまり、食生活の改善でした。

本当はいつも通りにフードの注文だけしようと思っていましたが、思い切って店長さんに相談してよかったです。


それを以下に紹介していきたいと思います!

食事は一日2回、12時間の間隔をあける。

ツナヨシの食事は、ご飯を欲しがって鳴いたり座り込んだりすると、そのたびに少しずつ食べさせていました。
それが一日に10回近くなるときもありました。
2時間に1度くらい欲しがっていた気がします。

店長さんからは、食事の回数を一日2回にして、食事と食事のあいだを12時間程度開けるようにアドバイスがありました。

その12時間は、胃を休めるための時間になるとのこと。

そこで思い出しました…ネコの消化にかかる時間を…

ネコの消化にかかる時間は約2.5時間くらいで、胃で消化されたフードの半分は約6.4時間で腸へ送られ、全部が腸へ排出されるまでに約12時間かかるそうです。

12時間かけてネコの胃袋は空っぽになるのです…。

 

そして店長さんからはまた、膵臓を助けるために消化酵素を与えるようにアドバイスがありました。
少し前までビオイムバスター錠という消化酵素を与えていたのは、あながち間違ってはいなかったけれど、そもそも食生活が悪すぎたのですね…。

せっかくですので、おすすめしていただいたパウダー状の消化酵素を試してみることにしました。
あわせて消化器の弱い子に合ったおススメフードも購入。


今までの欲しいと思ったらいつでもフードが出てくる生活から一転、一日2回の食事になるのだから、ツナヨシも辛いと思いますが、一番がまんをしなくてはならないのは他でもない飼い主自身なのです。

いくら欲しがって鳴いても、居座られても、決してフードは与えない。

これがとても精神的につらいのです…

↑ご飯の催促をしに集まってきたクロとツナヨシ。

ツナヨシに合わせて全員の食生活を見直すことに

うちのネコたちには、これまでずっと自由に食事をさせてきました。
好きな時に食べられるように、お皿には常にフードが入っている状態でした。

しかしツナヨシにほかの子と違うフード(加水分解食)を与えるようになってからは、ツナヨシだけ置き餌をやめていました。先ほども書いた通り欲しがったらあげるスタイルにしていました←ほぼ置き餌と変わらない

そしてツナヨシがクロたちの腎臓食やウェットフードに興味のないのをいいことに、ほかの子たちは自由食事を続けていたのです。

ですが、一日2回の食事はとても理にかなっていると思ったので、みんなの健康を考えて全員の食生活を改善することにしました。

一日2回の食事で健康に

・一日2食にすることで、消化器の休む時間ができる

・すると膀胱炎や尿路結石が発症しにくくなる
尿路結石は尿がアルカリ性に傾いて発症します。
尿は空腹の時は酸性に、食事の後はアルカリ性に傾くとのこと。
置き餌などでダラダラと食べていると尿がアルカリのままなので、結石ができてしまうのです…

フードの好き嫌いがなくなる
お腹を空かせて食べるので、何でもおいしく食べるようになりました!

便秘の解消
胃が空になった時ほど腸は活発に働くそうです。
ダラダラ食いなどで胃が空になる時間がないと腸の動きは鈍いままです。
すると大腸に居座っている便は水分を搾り取られて、さらに硬くて出にくい便になってしまうとのこと!

水をたくさん飲むようになる
ツナヨシたちもご飯を催促に来ても貰えないときは、水を飲んでベッドに戻っていきます。
空腹を紛らしているのかもしれません。

涙と涙やけの解消
目の下の毛に茶色い涙の筋ができる「涙やけ」の原因の大半が食事にあるのだそうです!
消化の良い食事で治ります。


ツナヨシも嘔吐の頻度が高くなっていた数か月の間、涙を流していることが結構ありました。

拭いても拭いてもあふれてくるし、顔の毛が白だから茶色い涙の跡がいっそう目立ってかわいそうでした。

一日2食をはじめてからは涙も出なくなって、つるっと綺麗な顔をしています。

乱れた食生活のせいで消化器が疲弊し切っていたのですから、涙やけの原因はまさに「食事」だったのだと思います。

それもこれも、全部飼い主の責任なのだから、本当にかわいそうなことをしていました。

 

一日2食を始めてからのネコたちの反応

ネコたちはだいたい朝の8時すぎに一回目、夜の7時半から8時くらいに2回目を食べています。


ツナヨシは初日から3日目くらいまで、ひっきりなしにご飯を欲しがって催促してきました。かなり粘り強かったです。5日目を過ぎた辺りから、なんとなく「もう鳴いてもご飯は貰えないんだな」と理解してきたような気がします。

クロはもともとちょこちょこ食べる派だったので、こちらも欲しがって食事スペースにうずくまって訴えてくるか、しつこく大声で鳴いて訴えてきます。が、いかにも「なんでご飯くれないの!なんで!意味不明!」と怒っている様子で鳴くので、(言葉は通じないけど)やさしく諭すようにしています。
食事の時間を一番ゆっくりと、味わうように食べるのはクロで、そしてほかの子の残したご飯まで食べるし、果ては横取りまですることもあります。

トラは基本的にいい子に食事の時間を待っています。ごくたまに欲しがって鳴くくらいです。

ミシェルは食に関してほとんど興味を示さない子で、催促もほとんどしないし、だから食も細くて、体も小さいです。
…ずっとそう思っていました。
一日2食にしてから、食事の時間に集まってくるようになり、最近では催促もしてきます。いい兆候です!


という感じで、それぞれの性格で反応が全然違います。
だいたい一週間くらいで慣れてきたような気がします。もちろん催促はしてきますが…。

ツナヨシの嘔吐への効果は…?

いまのところ、ツナヨシはすこぶる調子がよさそうに見えます。

活発になったし、いろいろな事への興味も戻ってきた気がします。

ここ数か月は、だいたい5-6日に一度嘔吐があって、嘔吐がなかった期間は最長でも14日間でした。

まずは1週間、そして2週間と、嘔吐せずに過ごせたら、それは、嘔吐の原因は食生活の乱れにあったということです。

これを書いている現在、前回の嘔吐から=1日2食をはじめてから、10日経ちましたが、嘔吐はありません。

さて…。


次回はネコの話の最終話です。
フードや体調不良時に役立ったものなど紹介できればと思います。

-ニテヒ生活, ネコ