[セルフビルド]風呂&トイレ小屋を自作しよう!⑮|小屋制作編Ⅵ|壁の下地作りと自作の水切り
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前回の振り返り
・敷居と鴨居を作り、窓を取り付けた。
・合板にシーラー/防腐剤を塗り、壁を貼るための角材を柱に取り付けた。
今回の作業予定
[壁貼り]:塗装済みの合板を貼っていく。
[扉]:ヒンジ(蝶番)の付いた扉を取り付ける為の「枠」を作る。
[水切り]:自作したり買ったりした水切りを屋根に取り付ける。
[壁貼り]パテと補修テープとラス網で下地作り
前回の記事で、壁となる合板の外側にはシーラーを、内側には防腐剤を塗ったので、今回はいよいよ貼り付けです。
まだハッキリとは決まっていませんが、壁には漆喰や土を試してみたいので、合板を貼り付けた後には下地作りが必要です。
合板の固定にはコーススレッドを使っています。
続いては下地作りです。
このような補修?テープと、
パテを用意しました。
※"寒冷紗用"パテを使っていますが、大昔に買ったまま使わなかったものを流用しただけなので、特に深い意味はありません。
補修用テープは、合板と合板の境目に使います。
補修用テープはこんな使い方もできるので便利です。
下地作りの肝となるのが、この「ラス網」です。
タッカーというホチキスのような工具を使い、ラス網を打ち付けます。
漆喰や土などを塗るためには、下地作りが大変です。
上段の開口部も閉じなくてはなりませんが、変形なので厄介です。
難しいところは型紙を取りました。
これで下地づくりが完成です。
扉の取り付け
扉自体は事前に買ってある物を使うので、今回はその扉を取り付けるための「枠」を作る作業です。
水平器を使って水平に扉を取り付けてみると、小屋に歪みがある分上下に異なる隙間が出来ました。
隙間の大きさに合わせて、それぞれ隙間埋めのパーツを作りました。
小屋は曲がっていても開閉物の扉だけは垂直に取り付けなくてはならないので、余計に大変でした。
やはり古材を使った小屋作りは難しいです。
水切りの設置
残るは屋根ですが、ちょっとその前に「水切り」というパーツを取り付けておかなくてはなりません。
この「水切り」とは、雨水が壁や建具を伝って建物内部に入っていかないようにするためのものです。
我が家には偶然、トタン板が数枚あったので、可能な限り水切りを自作していくことにしました。
この平たいペンチのような工具が、トタンを曲げるには便利でした。
※「つかみばし」で検索すると出てくるようです。
大体こんな感じで作っていきます。
コーナーの作り方も簡単です。
ここまで頑張ってきましたが、ここでトタン板が無くなりました。
足りないところはホームセンターで買ってきます。
今はなきジムニーで「水切り」を運搬しています...。
ホームセンターで買ってきた「水切り」です。
さすがに商品の水切りは一味違います...。
継ぎ目は少し難しいです。
出入り口の屋根に取り付ける水切りの継ぎ目だけは特に丁寧に仕上げました。
水切りの取り付けが終わりました。
次回はいよいよクライマックスの屋根貼り、壁塗りです。
終わりに
風呂小屋の制作に関しては、前回の更新から大分期間が空いてしまいました。
出来れば次か、その次くらいで、この制作記事もひとまず完結させたいと思っています。
ちなみに今回の制作過程は、2018年の11月~2019年の5月までのものです。
自分でも驚くのですが、丸1年も前のことを今更まとめているのです。
過去の記憶を絞り出すように書くのは大変ですが、今頑張ってまとめておけば、5年後、10年後に、過去を振り返るための貴重な記録となるはずです。
きっと良い思い出になると思うので、自分のためにも頑張ろうと思っています...。