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[DIY]0円で野外に作業場を作りたい!|タッカーの紹介(No.1)

2018/11/13

キッチンは主に女性が大切にする場所だといわれますが、その点、男性には作業場があります。

屋外にはなりますが、工具を並べたり作業をしたり、椅子やコットで横になれるようなスペースが作りたいと思っています。

 

僕がDIYに傾ける情熱は、きっと一般レベルを脱するものではありませんが、小屋暮らしをしているとどうしても必要に迫られることが多くなります。

どうせやらなくてはならないのであれば、整理整頓されていて使いやすく、直射日光や雨に悩まされない作業場にしたいです。

 

作業場はどこに作る?

ここはもともとパレットで作った2段の薪棚があったのですが、前回薪棚を新しく作ったので不要になりました。

この場所を整理し、作業場を作っていくことにしました。

関連記事:[DIY]ほぞ組み(ほぞ接ぎ)で薪棚を作ろう!(No.1)

 

[薪棚の撤去]

まずはトタンの屋根材を取り外しました。

トタンは専用釘で打ち付けてあるので、このような取り外し作業をする度に釘の穴が増えていきます。

 

壁から突き出すように出ていた屋根やパレットの土台などを全て撤去すると、その後ろからはボロボロの透湿・防水シートが出てきました。

もうシート本来の性能はもう残っていないと思われます。

※移住してからおよそ5年が経過しようとしていますが、未だに外壁を張っていないのには、ある理由があります。いつになるかは分かりませんが、そのうちに書くことが出来ればと思っています。

 

薪棚を完全に撤去しました。

 

透湿・防水シートを貼り直すなら今しかないと思ったので、特にボロボロになっていたところだけは貼り替えました。

 

シートを貼る際は、タッカーというホチキスのような工具を使うのですが、初めて小屋を建てたときに使ったタッカーは、100円ショップで買った300円のプラスチック製のものでした。

このタッカーの利点は軽いところでしたが、肝心のステープルの刺さり方が弱いという欠点がありました。

その後金属製の重たいタッカーを使うようになったのですが、明らかにステープルの刺さり具合が向上しました。

 

上にあるのが金属製の重たいタッカーです。

左がプラスチック製ですが、MAXのタッカーです。

右が100円ショップの300円商品です。

 

金属製のタッカーと、MAXのタッカーには右の一回り大きな芯を使いますが、100円ショップのタッカーにだけは、左のちょっと小さな専用芯を使うことになります。

 

木部に試し打ちをしてみました。

右が金属製タッカーで、下がMAX、左が100円ショップです。

 

角度を変えてみるとよく分かりますが、金属製のタッカーで打ち込んだものだけが、面以上に深く刺さっていることが分かります。

※金属製のタッカーの悪い点をあげるとすれば、重たいことと、まぁまぁの握力を要するところです。

 

このタッカーは通常のステープル以外にも、T型ネイルが使えるようです。

ステープルだと目立つ場所にはこのT型ネイルが最適かもしれません。

 

 

使ったことがないので気になっているのですが、ハンマータイプのタッカーも使い勝手が良さそうです。

 

 

[トタン貼りと掃除と砂利敷き]

右下に貼ってあった透湿・防水シートはシミだらけだったので、本来なら貼り替えるべきですが、余っていたトタンがあったので上から貼ってしまいました。

それにしても5年前の自分の雑なシートの貼り方を見ると目を覆いたくなります。

稼げるようになったら、きっとこの壁もやり直します。

 

薪を積んでいたのでそれなりに汚れていました。

ステンレス製の熊手で木くずを払い、ジョレンに持ち替え地面を均しました。

 

山にしておいた砕石を一輪車(ネコ)に乗せて運びます。

 

砂利を敷いておけば、雨が降っても泥濘まないし、重たいものを乗せても沈み難くなります。

 

[部材の作成パート]

この2本のヒノキを柱に使うことにしたので、まずは丸太の表皮を剥がします。

 

皮剥きを持っていなかった頃は、数百円のスクレーパーを使っていたのですが、やはり専用の道具は使いやすいと思います。

大量に皮を剥かなくてはならい人にはオススメします。

 

2本の柱を繋ぐ横棒には、細い角材を2本重ねたものにしました。

接合には、念の為ステンレス製のコーススレッドを使いました。

 

壁に取り付けて屋根材を支える為の、「頬杖」を作りました。

 

ヒノキの柱にはキシラデコールのチークを塗ったのですが、どうも気に入らなかったので、その上から白ペンキを重ね塗りしました。

 

2本の角材を重ねて作った横棒にもステインを塗り、柱にはちょっとした刻みを入れました。

面倒だったので、刻みはチェーンソーで行いました。

 

[組み立てパート]

雨水が屋根の上に溜まってしまわないように、頬杖の取り付け位置を左右で若干ずらしました。

壁から前方に向かって傾斜をつけるだけではなく、左右にも傾斜を付けておいたので、これでなんとか雨がたまらずに流れて欲しいです。

 

我が家には貰ってきた廃材や古材がたくさんあるのですが、屋根材だけはなかなか手に入らないイメージがあります。

そこで今回の作業場の屋根は、このような分厚いビニールシートを使うことにしました。

これは運動会などでよく見るテントのタープなので、雨には強いと思います。

 

出来るだけシートをピンと張っておきたいので、タープの先端にはステンレス製の棒を通し、更にその両端にはベンチプレスの重りをぶら下げてみました。

 

なんとかこれで雨を凌ぐことが出来ればと思っています。

 

次回はいよいよ作業台や工具棚などの作成、設置に入ります。

 

[おまけ]

網戸のついていない窓があったので、適当な材と張り替え用の網を使って、はめ殺しタイプではありますが、新たに網戸を取り付けました。

これで窓を開けっ放しに出来ます。(このときはまだ、暑い暑い真夏でした...。)

 

続き:(No.2)[DIY]0円で野外に作業場を作りたい!|ソーホースブラケットと2×4を使った作業台の作り方

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