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[DIY][廃材利用]自作のネコトイレを作る[2/2]

2017/02/24

前回:[DIY][廃材利用]自作のネコトイレを作る[1/2]へ



ネコトイレ1

前回は前と後ろの広い面を作りました。

今回は残りの上下左右を作って金具をつけて塗装をします。
※完成までに丸々3日間掛かりました。今更ですが、手作業って手間が掛かるのですね。


左右の短い面を作ります。
接合する帯を少し長めにしたのは、組み上げた時に前後の板の切断面を隠す為です。

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床板を乗せる為に適当な材を固定しました。

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床板は隙間から砂がこぼれないように合板の一枚板を使用しました。

cattoilet2 (4)

cattoilet2_1

(面倒な作業_02)材の厚みを揃える

材の厚みが何箇所か違ったので、合板が乗るところだけは隙間が生じないように削る作業が追加で必要となりました。
※上図の黄色矢印の箇所など、他と比べ厚い箇所を削りました。

丸のこの刃を少しだけ出して何箇所か切り込みを入れたら、ノミでハツリます。

cattoilet2 (2) 

開閉式の扉を付けるために底面にもう一本角材を取り付けます。

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蝶番(ちょうつがい)で扉の下部を固定しましたが、このまま開くと下の写真の通り、トイレ全体が浮き上がります。
※トイレを上下逆さまにした写真です。

cattoilet2 (8)

予定外ではありましたが、底面にキャスターを取り付けることで地面との隙間が出来ました。
扉の開閉がスムーズに行えます。
※キャスターが付いたので、掃除も楽そうです。

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天板は2枚の板と、細い板を蝶番で接合します。
※黄色の四角マークが「細い板」です。黄丸の辺りを蝶番を使って、天板と接合しました。

cattoilet2_2

前面の開閉扉は真鍮製ラッチで開け閉めしようと思います。


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天板の細い板を上に持ち上げて開けても良いし、ラッチを回して開けても良いです。

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最後は塗装をします。
今回はWATCO(ワトコ)を使ってみます。
※塗布後に耐水ペーパーで磨くと良いようです。パッケージに書いてありました。

cattoilet2 (14)

Amazonへリンクします。

ワトコオイル ミディアムウォルナット W-12 200ML


『Amazonの商品説明より』
樹味を100%表現できる塗料「オイルフィニッシュ:ワトコ」。
《用途》
家具・工芸品・壁・建具用
《特長》
天然型浸透性塗料で、樹の表面に塗膜を残さない艶消し仕上げで、濡れた深みのある風合いを持ちます。
調湿効果があるので、木の呼吸を妨げず、割れや狂いの抑止効果があります。
塗膜仕上げ塗料と異なり、木が持つ本来の樹味(材種や木目、模様の違いによる個々の風合い)をそのまま表現します。
作業性が良く、道具を選ばず簡単に塗装でき、塗りムラができません。
木質製品全般に使用でき、樹の風合いを活かすには最適です。家具・工芸品はもちろん、住宅や店舗の内装などにもご使用になれます。


《完成》
全体に色が薄いように思いますが、出来上がりです。

いつものことですが、自分で作ってみて初めてその難しさに気付くことがあります。
細かいことの積み重ねかもしれませんし根本的に分かっていないのかもしれませんが、良い物を作れるようになりたいと思っています。

デザイン面、技術面、その両方共を“まだまだ"磨く必要がありそうです。。

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天板の細い板を上に持ち上げてラッチを外します。

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パッカーン!

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写真が暗いですが、小屋内に設置しました。
奥行きが浅くなったので歩き易いです。

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パカン!

前面が全て開けば掃除がしやすかろうと思ったのですが、掃除するときに開いた扉が少し邪魔に思いました。。

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【おまけ】

4、5年使った以前のネコトイレです。
これはこれでとても気に入っていました。

塗装は"柿渋"です。
年々色が濃くなっていきました。

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