和製ルバーブ:雑草「スイバ」でジャムを作ってみた
2017/02/27
道ばた、土手、田んぼの畦に群生しているのを良く見かけるこの草…。
「酸葉(スイバ)」と云う名前のとおり、口に入れるとスッパイ草です。
てっぺんに赤みどり色の穂状の飾りをつけて、すっくと伸びた茎の下部をピンク色に染めている姿は特徴的で、すぐに見分けがつきます。
このスイバ、じつはルバーブと同じタデ科の仲間なんだそうです。
そう云われてみれば、茎のあたりが似ているような?
しかしルバーブに比べてこちらは如何にも野生といった風体です。
ルバーブと云えば、ジャム…
そこでスイバを使ってジャムを作ってみました。
(どうやって作ったのかは、いちばん下をご覧ください)
見た目は緑茶色の雑草的な…?
あんまり美味しそうではありません…。
お味はですね、甘い…。
すっぱさゼロです。
「スイバ」で作るジャム顛末 (レシピとはとても云えません…)
1、摘んできたスイバの穂先と葉を取り除いてから良く洗い、適当な長さに切って茹でこぼしました。
水にさらしてアクを抜きをします。
※葉は取り除かずに加えるといいかも?
※この時点で皮を剥いておくと後々ラク?
2、茹でたスイバをさらに小さく刻んでから砂糖を加えて煮詰めていこうかと思いましたら、茎の繊維が硬すぎて包丁で切ることができません。
茹でたことで繊維がカチカチになってしまったみたいです。(手順1では包丁で簡単に切れていたのに)
3、硬い繊維の付いた皮を剥こうかと思いましたが、あまりにも剥きづらいので早々にあきらめ、茎をしごいて中身だけを取り出すことにしました。
4、こちらがスイバの中身です。
絞り出す際に水も加えてあるので、なかなかの量です。
5、そしてこちらが、硬いスイバの繊維です。
針のよう。
6、スイバ液を鍋に入れ、砂糖を2、3回に分けて加えながら火にかけて煮詰めていきました。
次回があるかわかりませんが、今回の反省点は…
酸味を強くするために、レモンを加えるか、葉を捨てずに一緒に煮詰めればよかった。
それから茎の根元の硬い部分は除けばよかった。
もしくは葉だけを集めて作ったら美味しいジャムができるかも知れません…。
スイバが赤く色づくころに作ったら目にも美味しいジャムができそうです。
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