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[セルフビルド]風呂&トイレ小屋を自作しよう!①|基礎工事編ⅰ|ダンプをレンタルして砕石を敷く

2019/01/24

現在僕が住んでいる小屋は、新しい住居が完成するまでの一時的なものです。

将来的には取り壊すことが決まっています。

 

半年以上前のことになりますが、「初心に返って今後のことを考えました」という記事を書きました。

この記事を書いた時期は既に地表が凍結していたので、作業は中断していました。

やっと暖かくなってきたと思ったら、今度は春夏のアルバイトが始まったので、相変わらず作業は中断したままでした。

 

アルバイトが終わったいま、ようやく作業を再開出来ます。

 

今回は「掘削」→「砕石敷き」→「転圧」の作業を簡単にまとめました。

 

[完成図]

・破線部分が掘削したところです

・茶色のところが、今回砕石を入れたところです

・転圧にはプレートを使いました

 

[掘削]

[風呂トイレ小屋:2730×2730]

[イラスト:B]

 

これらの穴は、1年ほど前に粗方掘っておいたのですが、春夏の間に雑草に埋もれてしまったので、草刈りをした後に再度外周を掘削しました。

 

[イラスト:A]

 

[母屋※住居部分のみ:10010×3640]

[イラスト:C]

 

[砕石敷き]

砕石は、2tダンプをレンタルし、採取場へ買いに行くことにしました。

・2tダンプ+プレート(転圧)のレンタル代金:12,582円

※ダンプの燃料代に、3000円ちょっと掛かりました

・再生砕石※RC(8立米※実際は10立米くらいあると思う):12,800円

 

比較的近所の砕石場

 

様々な用途に対応した砕石が山になっています。

 

巨大な機械が轟音を発し、稼働していました。

 

砕石を敷いた後はコンクリートを打設する予定なのですが、生コン業の方に相談したところ、このRCという砕石が安くて良いと教えてもらいました。

1立米=1,600円

 

2tダンプには最大で1.5立米乗るそうですが、実際は1立米と頼んでも1.5立米と頼んでも、その差は0.5立米もなさそうでした。

これは1立米で注文したほうがお得だと思いました。

 

因みに、この量で1立米=1,600円です。

ホームセンターでは、20kgの砂利が200円くらいで購入できますが、コンクリートの下に隠れてしまう砂利であれば、このRC(再生砕石)で十分だと思います。

 

[おまけ:トラブル①]

先ずは荷台に載せてもらったプレートを下ろすために自宅に戻った時のことです。

それほど段差やぬかるみがあるとは思いませんでしたが、いきなりスタックしてしまいました。

 

[イラスト:D]

タイヤが空転するばかりでしばらくは抜け出せませんでした。

後輪が横滑りする度に、古材や原木の山にぶつかってしまうのではないかと心臓は早鐘を打ちました。

 

振り子のように、少しづつ振り幅を大きくしていく要領で、ようやく抜け出すことが出来ました。

始まって早々ですが、もう汗だくです...。

 

[イラスト:E]

一回目の砕石の半分くらいは、スタックした辺りに敷きました。

これにより、トラックがスムーズに行き来出来るようになりました。

 

[おまけ:トラブル②]

後ろの煽りを落下させてしまいました。

 

普通のトラックなら乗ったことがありますが、ダンプは初めてでした。

砕石を下ろす際に勘違いして煽りのロックを外したところ、煽りの自重でフックが外れ、煽りが地面に落下してしまいました。

 

慌てて元に戻そうとしたのですが、強力なバネでフックが閉じていて、人間の力ではとても直せないと絶望しました...。

 

※ダンプするとフックが開いたので、その状態で保持させるために一旦エンジンを止め、後部の煽りを元通りに取り付けることが出来ました。

 

教訓:ダンプすると自動で後ろの煽り下部が開くので、自ら煽りのロックを外す必要はない

 

[掘った穴に砕石を入れる]

何度も切り返し、ようやく向きを整えることの出来たダンプ

 

PTOというレバーを引き下げるとダンプするのですが、その時に自動で煽り下部のロックが外れ、砕石が放出されるようになっています。

 

砕石を下ろした後は、鍬やスコップで地道に伸ばします。

 

ダンプの運転は気を使うし、敷地にバックで入る時には毎回ミラーを赤松に擦りそうになるし、油断すると直ぐにスタックしかけるので大変ですが、下ろした砕石を運んだり伸ばしたりする作業も疲れます。

作業中は腰を痛めないように要注意です。

 

[プレートを使った転圧]

プレートの操作は簡単です。

スイッチをONにしたらリコイルスターターのロープを引っ張りエンジンを掛けます。

 

チェーンソーや発電機と同様に、寒い日などはチョークを引っ張ってからロープを引きます。

エンジンが掛かったら、プレートの進む速度をレバーで調整します。

写真を撮り忘れてしまったことが残念なのですが、スピードの目安として、一番遅くしたい時は「亀」マークに合わせます。反対に早くしたい場合は「ウサギ」のマークに近付けます。

僕は時間がなかったので、常に「ウサギ」でした。

 

ダンプの運転も砕石を均す作業も大変だったので、このプレートの操作は癒やしに感じました。

最初はふらつきましたが、直ぐにコツを掴むことが出来るほど簡単です。

勝手に進んでいくプレートを上手く誘導する作業は楽しかったです。

 

時間がなくて十分に転圧出来なかったような気がします。

プレートだけは後日、レンタルすれば良かったのかもしれません。

 

[完成]

[風呂トイレ小屋]

 

[母屋※住居部分のみの]

 

NEXT:基礎工事②|図解!遣り方の方法|水杭、水平レーザー、水貫、水糸を張るまで

 

今回の作業についてもう少し詳しく知りたい方は、もしかしたら僕の日記が役に立つかもしれません。

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[おまけ]

[イラスト:②]

アスファルト道路と敷地の堺目の土砂が雨に流されてえぐれています。

 

[イラスト:①]

ジムニーなら問題なくても、車高の低い普通車や、今回のダンプでも、バンパーやオイルパンを擦ってしまうことがありました。

 

[イラスト:③]

そこで余分に避けておいた砕石で隙間を埋めることにしました。

 

[イラスト:②]

 

[イラスト:①]

車の出し入れが劇的にスムーズになりました。

 

とても嬉しいです。

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