これでとりあえず気が済んだ
2017/02/21
2月も半分をすぎていよいよ冬も大詰め。
去年は薪ストーブの底の熱でクッキーを焼きましたが、今年はストーブ上空の熱を使ってかりんとうを作ってみました。
かりんとうは、しっとり系・かりっと系・「さくっ、じゅわっ」の2段階系と、地味にバリエーション豊かなお菓子で、私にとってはチョコレートとかりんとうはわりと同格です。
今回は「節約食品といえば」のパンの耳と、もったいないので本体の白い部分も全部使って、しかもノンフライで作ろうと思います。
用意するもの
食パン8枚切り 2~3枚分
水 適量
粉末黒糖 80グラム
バター 80グラム
塩 ひとつまみ
まずはパンの耳をぐるりと落としてから、白い部分を細く切って、それぞれ4等分の長さに切ります。
それをザルに入れて、ストーブの熱気が当たる場所に一晩放置。
たまに天地返ししてあげて、乾燥させました。
翌朝、ザルを振るとカラカラ~といい音が。
このまま食べても歯ごたえがあっておいしかったです。
パスタに付いてくるグリッシーニとまでは言わないけれど・・・・むしろクルトンとして使えそう。
ハーブをミックスした塩をまぶしたり、おいしいディップソースを付けてもいいかも!
乾燥食パンの意外なおいしさはうれしい発見だったので、また乾燥させようと思います。
これはオススメですよ!
さて、黒糖ソースを作ります。
パン以外の材料をフライパンに入れて溶かします。
火を止めて、乾燥パンを投入してしっかりソースとからめたら、並べて冷まします。
思いのほか乾燥パンが黒糖ソースを吸ってしまって、後半まさかのソース不足で、白っぽいままのものがありますが。
ちなみにまっくろになっているのは、耳の部分です。
もともと茶色いので。
できたー!
手に持った感じは、しっとり。
食べてもしっとり。
味は・・・・黒糖っていうより、バター風味の甘い何か。
黒糖風味が飛んでしまったみたい・・・。
スナック菓子で例えるなら、リスカのしっとりチョコのような食感の甘いお菓子といったところです。
カリっとさせたいのなら、黒糖ソースを飴状に仕上げたらいいかも?
バターの量を減らして、飴を作るつもりでやったらいいのか・・・
そもそもバターって必要なのか・・・
いまいちアイディアが浮かびません。
次は、バターを使わずに黒糖と水で飴を作って絡ませてみよう。
要改良!
翌日。
さっそく第2回かりんとう製作にかかりました。
今回はおとなしくクックパッドで検索した「黒糖ソース」を参考にしました。
かりんとう用 黒糖ソースの材料
・黒砂糖 130 g
・砂糖 15 g
・しょうゆ 小さじ1/2
・水 20 ml
これを鍋にいれて、泡が立つまで火にかけます。
大きな泡から小さな泡に変わるまでじっと待って、泡が小さくなってきたところで一気に乾燥させたパンの耳を投入。
ソースとよくからめたら、冷まして完成! と、いう予定でしたが。
パンの耳を投入したとたん、鍋にたくさんあったはずのソースがパッと消えてなくなり、「!!??」と思っている間に終了。
誇張ではなくて、ほんとうにソースが一瞬で消えてしまい・・・
できたのがこれです。
なるべく黒糖がコーティングされた部分を集めました。
のこりの2/3は、ほぼ真っ白のパンのまま。
黒糖ソース自体はカリっと仕上がったので、これはパンの耳との相性の問題なのか、ソースを加熱しすぎたのか、量の問題なのか・・・?
やっぱり要改良なのです。