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[DIY]窓思考|失敗編|南向き窓を手に入れるには?

2017/03/16

南側には大きな窓が欲しいと思う。

日の射し込む小屋は綺麗だし、住んでいて気持ちがいい。


当時、見よう見まねで設計図を描いて小屋を建てたまでは良かったけど、そういえば窓の作り方が分からなくて困ったことがありました。

そこで、2×4材で作った小屋の骨組みを、内外の両側から壁材(合板)で挟み込む、いわゆる正攻法ではなくて、壁材(合板)の代わりに合板サイズの透明ポリカ板を使うことで、一挙両得を狙おうと考えました。

この方法なら、これ以上ない大きな採光取りが手に入るし、合板を2枚買わなくて済みます。更に、作り方の良く分からない窓作りをやらなくて済みます。

当時はそのように考え、それは良いアイディアだと思っていました。


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一見この採光取りは問題ないように思います。

だけど、この窓は作り直すことにしました。

それは僕の目指す小屋暮らしには添わないと気がついたからなのです。


地表が凍って土木作業が出来なくなると暇になります。

暇があると、普段気のまわらないところにも考えが及ぶようになります。

例えば、『南向きの採光取り』を『南向きの窓』にしたいなどです...


何を作るにしても先ずは、小屋にストックしてある廃材とか貰えるもので作れないだろうか?と、一旦は考える癖がついてきた僕にしては珍しく、ホームセンターで立派な建材(ひのき材)を購入しました。

しっかりとした納得のいく窓を作ってしまえば、今住んでいる小屋を解体したとしても、再度使い回すことが出来るはずです。

本気で作ろうと思ったし、作れると高をくくっていました。


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結果は失敗。

道具が揃っていなかったのか、知識が浅かったのか、技術が伴っていないだけなのか?

案外その全てかもしれません...


何本も買ったひのき材は、加工時のミスで使えなくなってしまったものだらけです。

削る深さの問題で強度不足になったり、加工途中で折れてしまったりで、もうどうしようもない状態です。

結局、失敗してしまった材をいつまでも未練がましく持っていても仕方ないからと、どうしたって使えない失敗作は薪ストーブで燃やしてしまいました。


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その後、新たな材(今度は安価な杉材)を買ってはみたものの、木工屋さんみたいな本格的な機械を買うことは出来ないし、他にうまい打開策も思い浮かばず、材も明らかに妥協してしまったこともあり、しばらくやる気が起こらないでいました。


状況を打破したのは、趣味の古道具巡りです。

 


現在は、手に入れた古い窓を元にリメイク作業に取りかかっています。

時間を掛けて丁寧に作っているので、記事にできるまで時間は掛かると思いますが、近々、公開出来るようになればと思ってます。

 

<おまけ>

文中にもありますが、寒さで地表が凍ってしまうと作業の選択肢が限られてしまいます。

働きに出ず、作業をしないでいると話すことがなくなります。

正確には小屋暮らしBlogとして、書くことがなくなるということです。


それでも更新を続けるのであれば、昔の貯金を崩すか、頭の中のことを整理して話すしかなくなります。

ならば今回は窓に関する貯金を崩してひと記事を書いてみようと思ったのでした。

さて、このまま雪が振り続けたとしたら、次の更新はどのような内容になるでしょうか...?


おしまい。


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