タイニーハウスピリオディカルズ

タイニーハウスピリオディカルズ|30代で脱サラして小屋暮らしに挑戦するブログ

環境・庭・畑など

そろそろ準備をはじめようかな

2017/03/11

 

ちょっとヤル気になって、発芽ボックス&苗の育成箱を作ってみました。


冬の寒いうちから種を植えて、春までに苗をある程度まで大きく育てておこうというもくろみです。

うまく働いてくれるかわからないので、まずはお金をかけずに簡単な箱をつくろうと思います。

単純なしくみの育成箱なので、材料もシンプルです。

 

シンプル育成箱の材料

1、本体:発泡スチロールの箱(スーパーでもらった)

2、熱源:太陽

3、保温:透明の板(透明ビニールでも)

4、集熱:黒く塗れるもの(黒スプレーを使用)

 

まずは発泡スチロールを黒くします。

黒いマーカーで塗りつぶしたり、黒のビニールを巻いたり、とにかく黒くなればよかったんですけど、今回はスプレーを使ったことで悲劇が起きました。

スプレーの有機溶剤が発泡スチロールを溶かしてしまい、お世辞にも「黒いですね」とはいえない色に仕上がりました。

発泡スチロールを黒く塗った

※黒く塗らなくてもいいと思います。

土を用意します。

2月はまだ地面が凍ったままですが、日当たりのよいところでは表面の数センチが解けているので、そこを狙って土を集めます。

発芽用の細かい土にするために、ふるいにかけておきました。

 

土をふるいます

 

腐葉土を用意します。

腐葉土を集めます

すぐ前の道路の両脇は、いつでも腐葉土が溜まっている天然の堆肥センターなのでよく利用します。

この堆肥センターではミミズが大勢働いているので、イノシシもお得意さんらしいです。


腐葉土を掘っていたら、去年の夏、あんなにも探していた「はんぺん」(土着菌のかたまり)が次々と見つかりました。

「菌だから暖かい時期の方が見つけやすいだろう」と思っていたんですが、じつは冬の方が見つけやすいみたいです。

 

土と腐葉土を混ぜた用土をポットに入れて、種を蒔きます。

種まき用のトレイという便利グッズもあります。
お猪口サイズのポットが並んでいて、ひと粒づつ種を蒔くことができます。

移住してきて農業を始めたおじさんは、「種から育てるときにはセルトレイを使っている」と言っていたので、実際便利なんだと思います。

かつてうちにもありましたが、おととしくらいに割れてしまったので今はビニールポットを使っていますが、このビニールポットが意外と丈夫なので末永く使えそうです。

ビニールポットに土をつめた
(↑土を入れたビニールポットを、箱の中にぎっしり詰めてあります)

 

種をまきます。

今回植えるのは、自家採種したバターナッツかぼちゃ、トマト、からし菜、ゴーヤー、トウガラシなど数種類。

とくにからし菜は早春に収穫できたらいいなーと期待しています。

たねまき

 

 

野菜の発芽温度は、種類によってさまざまですが、「タキイの種」によりますと、平均するとだいたい15度~25度が発芽の適温とのこと。


そのため昼間は育成箱を外の日当たりの良い場所に置いて、保温のために透明のもので蓋をしておきます。

そして夜になったら室内に連れて帰ってくる・・・と、そのうち芽がでてくる予定なのです。

透明の蓋をして保温

(↑この日は、かつては透明だった中空ポリカを蓋に使用)

 

 

さて、箱の中の温度は?

この日の外気温は6度。

ようやく暖かくなってきました。

 

透明ビニールを被せた育成箱を日なたに設置して、温度計を挿したあと目を離したすきに一気に温度が上昇!


6度 → 12度

温度をさした

 

 

そして30分後。

温度は25度に


25度!!

 

日が差しているあいだは常に25度から27度の間を保っていました。

が、太陽が移動して日影に入ると、とたんに気温は急下降して15度~18度になってしまうので、太陽の動きに合わせて箱を移動させる手間がかかります。

うちの土地の一番奥に夕方までよく日の当たる場所があるんですが、そこまで歩いて80歩近くかかって面倒くさいので、目下小屋前の日差しを追うことにしています。

 

外に出しっぱなしにできればいいんですけどねえ。
今度はそういうのを作りたいです。

 

・・・・

 

植えて数日後にカラシナの芽が出てきました。
10日後の現在、それ以外は反応なしです。

大丈夫かな。


と、思ったら3日ほど前にバジルも発芽していました。

他の種はあいかわらずですが・・・

 

-環境・庭・畑など
-,