おしえてgooへの質問
2017/01/22
ネコを飼い始めて○年の○がはっきりしなくて、自分史と重ねながら指折り数えてみても上手くいかない・・・
こまったな、本当には困らないけれど、いちおう思い出しておきたいな、というときに使ったのが「おしえてgoo」です。
いえ、「おしえてgoo」に「うちのネコって何歳ですか」と質問するのではなくてですね、以前、投稿した質問がありまして、それを検索しようというわけなんです。
グーグルで「ネコ 出産 押入れ」で検索するとトップに出るのが、はずかしながら私の質問です。
この質問では、クロが出産のために押入れに篭ってから無事に終えるまでの、ややリアルタイムな書き込みがあるので、当時の不安な気持ちを思い出しながら読むといっそう楽しめます。
あの日、クロが出産で切羽詰っているなんて知らずに、朝から鎌倉へと遊びにでかけていました。
夕刻前に家へと戻ると、待ってましたとばかりにクロが部屋へ上がってきて、そのまま(なぜか開いていた)押入れへと直行しました。
当時クロは部屋と外を自由に行き来しているノラで、このときも鎌倉へ出かける前に、部屋から出してありました。
そしてクロが押入れに篭ったきり、まる一日近く、物音も立てずに、じっとしている様子に不安になって「おしえてgoo」に質問したのです・・・
なんと質問してから10分も経たないうちに、返信がきました。
「おしえてgoo」ってスゴイぞ・・・・!!!
と、思いました。
それから、うれしいことに次々と回答が届き、貰った回答への質問も繰り返すなどと焦ったことをやっているうちに、気が付けば3時間も経過。
もしも画像がちいさくて読めない・・・ぜんぶ読みたい・・・という人は「緊急!妊娠している猫が押入れに閉じこもったきり出てきません。」をご覧ください。
このときクロは、恐らくはじめての出産で、3匹の子猫を生み、いまも家族4匹そろって元気に小屋暮らしをしています。
さて、クロは無事出産を終えましたが、私のおしえてgooへの質問はこれだけでは終わりませんでした。
2度目の質問は「親猫クロが、3匹の子猫に対して険悪な態度を取って困る」ことと、「クロを完全室内飼いにしたことで、外へ出たいとひたすら泣きわめくので心配である」という2本立てです。
これには、なるほど~という回答をいただきました。
クロが子猫をじゃけんに扱うのは「子猫の親離れをうながすため」だというのです。
なんというか、本能というものを目の当たりにしたようで、感心したのを覚えています・・・
現在は上にも書いたとおり、相性の良し悪しはあれど、そこそこ仲良くみんなで小屋暮らししているんですが、それで、どうやってこの険悪なムードを打破したのかといいますと、きっかけは引越しでした。
当時住んでいた家から近場のマンションへと引越したときに、猫目線で書くとしたら、つまり「むりやり小さなケージに詰め込まれて、車に乗せられて、着いた先は見知らぬマンションの一室であった」のです。
相当なショックだったと思います。
つい数時間前まで、子猫たちに対して「シャー!!」とか「ギャー!!」とか言っていたクロが、子猫とぴったり寄り添ってベッドの下で固まっているのですから、推して知るべしです。
これ以後、クロは人が変わったかのように穏やかなネコになり、人間にも次第に慣れるようになっていったという、引越しは大きなできごとでありました・・・
そしてこれが最後の質問です。
質問:「ブラッシングするたびに大量に毛が抜けます」
犬猫を飼ったことのある人からすれば「!!??」という質問ですけれど、ネコ初心者の私にとって、これは衝撃的な事実でした。
誇張ぬきに、ネコの背中にブラシをひと掻きするだけで、ゴッソリと毛が抜けるんです。
質問したのが5月ですから、回答にもあるとおり、絶賛換毛期であったということでした・・・
そしてネコを飼って1年、2年と過ぎていく中で、「梅雨前にブラシで毛を抜きすぎると、ネコが風邪を引く」ということも知りましたし、盛夏になったら「ファーミネーター」でサッパリ仕上げてあげると快適そうであるということもわかってきました。
それで、はじめの疑問「ネコを飼い始めて○年」の○は、今年の5月で「9」年であるということが判明したというお話でした・・・。