自作ソーセージ(ベジ)
2017/01/04
夜なんて可なり冷え込む昨今ですが、庭のハーブが枯れずにいるので少しだけ収穫しました。
本来ならばもっと茂っている時分に刈り取って、干すなり漬けるなりすべきなんですけど、使う予定のないハーブを収穫してもなあー・・・と思ってそのままにしていました。
ですが今回はむりやり使う予定を作りました。
「ベジソーセージ」作りに挑戦!!
肉を使わないソーセージでは大豆ミートや、モチモチの食感を作るために「グルテン」を使用します。
小麦粉に水を混ぜるとコシがでますけれど、それがグルテンです。
今回はグルテン粉が手元になかったので、意図せずグルテンフリーで作りました。
と、ここまで書いて「グルテンの代わりに小麦粉混ぜればよかったかな」と思いましたが、過ぎたことなのでよしとします・・・
では作っていきます!グルテンフリーのベジソーセージ
1、ソーセージは香辛料や塩で味付けして作るので、庭から香辛料(ハーブ)を集めてきました。
ディル、オレガノ、セージ、ローズマリー、タイム少々
ハーブは洗って細かく刻んでおきました。いい香り!!
2、ソーセージ本体はおから!(参考にしたレシピでは、茹でた黒目豆をマッシュしたものを使っていました)
みじん切りにしたたまねぎ・にんにくを炒めたものと(1)をおからに混ぜて、塩・コショウをぱらり。
トマトソース(ケチャップ)とウスターソース大さじ1くらい、オリーブオイルなどの油を小さじ1を加えて、捏ねます。
パン粉と片栗粉(米粉)を少しずつ混ぜながらまとまるように・・・水分が足りなかったら水を足します。
ラップやクッキングペーパーでキャンディバーのように両脇をぎゅっとしぼります。
3、蒸し器で10~20分。蒸したあとに冷蔵庫で冷やすと一層固まるそうです。わたしは戸外で冷やします。
食べる前には、多目の油でこんがりと焼いてから盛り付けます。
うーーーん??
香りはとても良いのに、食感がぜーんぜんソーセージじゃありません!!
ハーブ仕立ての豆腐ハンバーグと呼んだ方がいいくらい。
ジューシーさが足りない!
やっぱりグルテン加えてモチモチさせたい!
エリンギとかキノコで食感を楽しみたい!
ニュートリショナルイーストを加えてもコクがでていいかも??
などと妄想はふくらみますが、ソーセージ作りは手間がかかるのでまた次のハーブの時期に・・・。
ニュートリショナルイースト(nutritional yeast)とは・・・?
ニュートリショナルイーストは不活性酵母の一種で、黄色い粉末状の食品です。
とても強いニオイがあるんですが、それはまるでナッツのような・・・チーズのような・・・クリーミーなニオイなので、チーズの代用品として使用されます。
たとえば、マッシュポテト、フライドポテト、炒り豆腐、スープ、サラダ、ポップコーンなどの味付け。
それから単純にベジメニューの味付けに使われます。
ニュートリショナルイーストは動物性食品の摂取を控えている人たちに愛用されています。
といいますのも、ニュートリショナルイーストがビタミンB12を含有するからなんです。
(ビタミンB12は野菜には含まれないのです)
ビタミンB12といえば、村上農園さんで「カイワレ大根」にこれを含有させることに成功したと書いてありました。
実際に販売されているのは見たことがありませんが、大きなスーパーなどに行けば販売されているのかも?
ビタミンB12が欠乏するとどうなるのか・・・
ビタミンB12は体が必要とするときまで、十分な量が主に肝臓に蓄えられています。
通常体内に蓄えられている量は、使い切るのに約3~5年かかるほどの量です。多量を摂取しても毒性はないようです。ビタミンB12が欠乏しますと、
貧血が起こり、蒼白や衰弱、疲労感がみられ、重度の場合には息切れやめまいも起こります。
重度の欠乏症では手足のチクチク感や感覚消失、筋力低下、反射消失、歩行困難、錯乱、認知症も起こります。
診断は血液検査に基づいて行います。
多量のビタミンB12サプリメントを摂ると、ほとんどの症状は改善されます。
どんな食品にビタミンB12が含まれているのか知りたいときには、食品別ビタミンB12含有量一覧を見ることができます
たとえば、植物性食品たちは含有量ゼロ。
含有量ナンバーワンは、しじみ!
魚のナンバーワンは、煮干し。
海草では、味付けのり。2位は普通ののり。
乳製品は、チーズ。
ふつうの食生活を送っている分にはビタミンB12不足とは無縁そうです。
モチモチにするなら!グルテン粉。