[セルフビルドの小屋暮らし]〔DIY〕〔室外編〕|リメイクした窓の取り付け方|タイニーハウスの作り方
2019/02/04
この更新で、南向き窓はおしまいです。
この窓に関しての〔遍歴〕は、下の関連記事にあります。
もう前置きは要らないですね。
〔室外編〕を始めます。
「a」:中空ポリカ
「b」:合板サイズのポリカ
「c」:後付の庇(ひさし)
「d」:切断箇所
「a」の中空ポリカは、表の化粧板を剥がすことで容易に取り外しが出来ました。
問題は「b」のポリカです。「c」の後付の庇(ひさし)を取り付けた時に、「b」のポリカもろとも、切り返しのある太い釘で打ち付けました。
その為、「b」のポリカは、合板サイズのまま取り外すことは難しく、少し勿体無いとも思いましたが、「d」の辺りで切断することにしました。
庇の取り付けには、コーススレッドではなく、切り返しの沢山ついた少し特殊な釘を使いました。
取り外した中空ポリカと切断されたポリカ。
室内作業を終えた日はまだ時間があったので、表の化粧板など簡単に剥がせるものは取り除き、隙間風対策で適当な合板を打ち付けておきました。
〔翌日〕
先ずは仮止めの合板を剥がしました。
先日室内から押し込んだ断熱材が丸見えです。
「a」が、合板サイズのポリカを切ったラインです。
化粧板はこの上から貼りますが、新たに買ったものはなく、〔古材〕〔廃材〕だけでまかなう予定です。
使えそうな材を適当に庇の上にのせ、その場で好きなように組み合わせていきます。
感覚的には、〔レゴ〕〔テトリス〕です。
色々な種類の屋根材を使ってみたくて、庇にはアスファルトシングルを使ってみたのですが、端っこを雨よけを兼ねて少し浮かせていたのが仇となり、一部が壊れてしまいました。
後ほど、取り外した中空ポリカを適当な大きさにカットし、穴の下に滑り込ませておきました。
僅かな隙間に調度良い材を探して来たり、加工してからはめ込む作業は楽しいです。
繰り返しになりますが、やっぱりレゴとかテトリスっぽいです。
なかなかの不揃いっぷりですね。
加工しないとはまらないところには、〔カンナ〕を使います。
出来るだけピッタリとくるように、少しずつ地道に削ります。
うまく削れると、ハンマーで叩き入れれば釘を打つ必要がないくらいにカッチリとハマります。
これはとても気持ちがいいです。
左右の窓の外周には、外壁と合わせ、白くペイントされた材を使うことにしました。
この取り付けには、スリムビスといって、一般的(一番安価)なコーススレッドよりも細く作られており、ネジ頭が小さくなったものを使いました。
取り付け取り外しの容易さと、見た目の良さの折り合いを付けたコーススレッドといった感じで、僕は良く使います。
※強度が求められる場合や、外から見えないところでは使いません。
※「スリムビス」と銘打った商品はホームセンターごとに売られていますが、ネジ頭の大きさが結構違うので、お気に入りの「スリムビス」が見つかってから大箱を買った方が賢いかもしれません。
※僕はいまのところ、〔コメリ〕さんのスリムビスが気に入ってます。
白くペイントされた材が無くなってしまったので、残りは適当な廃材を使いました。
この小屋はいつか取り壊す予定です。
その為、白くペイントする材は極力減らしたいところです。
※ペイントしてしまうと、再利用出来る場面が限られてしまいます。
《 完成 》
左右の窓の下に使った材は長さもあるし、ホームセンターで売られている2×4材とは違います。
それだけで僕には貴重なので、ペイントすることなく使いました。
いつかもっと相応しい場所を見つけ、再利用したいと思っています。
それにしても、この南向きの窓を手に入れる為に、多大な時間と労力を掛けてしまいました。
しかし、そんな時間と労力を掛けることが出来る生活なのだと、改めて確認することが出来ました。
もっと納得のいく仕事が出来るように、これからも精進したいと思います。
〈 おまけ:① 〉
高所作業の時には、使うグローブもこだわります。
このシリアスと書かれた文字を見るだけで気持ちが引き締まるようです。
※本当は、投げ売りされていたものを購入しただけです。
〈 おまけ:② 〉
落ち葉の多いところですから、雨樋には後付で網を乗せています。
調度良い機会だったので、全て外して綺麗に掃除しました。
雨水利用はこの生活を支える大きな要素なので、このような作業も大切です。
おしまい。