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[図書館で借りた本][おすすめ]買い取りですか?|BANKSY IN NEW YORK|バンクシー・イン・ニューヨーク

2017/03/16

《 BANKSY IN NEW YORK / バンクシー・イン・ニューヨーク 》


"憂鬱な遊園地"Dismaland"を英国にて開催し世界中で物議を醸したバンクシー。彼がニューヨーク市中をハックした1ヶ月を追った全記録!"

本日の内容は、なんと「バンクシー」です。

バンクシーといえば、イギリスのロンドンを中心に活動する、社会風刺的グラフィティ、ストリートアートで世界的に有名な芸術家です。

バンクシーという名前は有名ですが、彼の芸術手法は「違法」なので、「謎の男」として活動しています。

※グラフィティ=主に缶スプレーを使った壁画アート、若しくは落書き。大半は違法行為。

[wikipedia:バンクシーより]

"街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。"



Q:なぜこの題材なのか?

A:予定外の出費「2200円」を無駄にしたくないから。


《 ~ 振返り ~ 》

図書館へ行った日のこと、いつものようにさっと新刊コーナーに目を通すと、バンクシーの写真集が目に入りました。

風刺の効いたグラフィティ犯罪行為だとしても、バンクシーのように、あまりにクオリティーが高い場合、迷惑だからと簡単に消してしてしまったり撤去したりが出来なくなります。そして全世界で写真集を出すことも夢ではなくなるようです。

彼の"落書き"は芸術作品として価値を見出され、"エアロゾールアート/グラフィティアート"として昇華したわけですが、どうやらこの本には僕の知っているグラフィティ作品だけでなく、表紙写真にも使われている、「羊たちのサイレン・トラック」という移動式インスタレーションや、「悪魔のようなロナルド・マクドナルド氏の巨大レプリカ」「スフィンクスの彫刻作品」などの、一風変わった芸術手法による風刺も紹介されていたことに興味をもち、軽い気持ちで借りて帰ることにしました。


小屋に戻り食事と雑事を済ませると、早速バンクシーの写真集を開きました。

一枚目から、「バンクシーっぽいな...」と思える、どこか愛らしさのある作品でした。

僕は少し身を乗り出すように見ていたのかもしれません。


本を開いて1分もしないうちに、最初のページがボロッと取れてしまいました。

とっさに本を裏返し、値段を確認します。

弁償しなくてはならないと思ったからなのですが、なんとその価格、「2200円」


立派な写真集の割には良心的な値段だとは思ったのですが、それでも予定外の2200円は正直痛いです。

痛いので、少しでも活用したいと思ったわけです。


活用するというのは、ブログの記事にするということなのですが、そもそも僕がバンクシーをやるのはどうかと思ったし、それにバンクシーは文章ではなく、作品を見ることが醍醐味だと思いました。

しかしながらバンクシーの作品写真を無断転用する訳にはいきません。

※2016.12追記:違法な表現方法を繰り返す、スケールの大きなバンクシーに比べると、僕はとても小さな人間だなと、しみじみしてしまいました。

少し思案しました。

「そうだ、絵で表現しよう!」


今回は絵の具と筆を使った水彩画ではなく、ど素人がパソコンを使って絵を描いてみました。

※戯れです。期待はできません。


今回は「自棄」です。

下らない記事になるかもしれません。

1.少年とハンマー※勝手に命名しました。

少年はハンマーで何を叩こうとしているのでしょうか?

勿論、本書を読めばその全貌は明らかになります。


特別目を引くもののないありふれた景色の中に突如意味深なグラフィティが登場したとしたら、僕らはどのように感じるでしょうか?


例えば、気乗りしない早朝の出勤時間。

思い出すだけで辟易としますが、そんな時でもこの作品をみて、何だか気が抜けるような気持ちになれたとしたら、それは一瞬でも幸福であったといえるのかもしれません。

次の瞬きをする頃には忘れてしまう程のことだとしても、それでも価値のあることだと僕は思います。


BANKSY3

2.ハサミネズミとロープ※勝手に命名しました。

さて、このネズミは何故ロープを切ろうとしているのでしょうか?

本来なら一目で分かるような、良い意味でシンプルな作品なのですが、今回は敢えて一部分しかトレースしませんでした。

気になる方は、是非「BANKSY IN NEW YORK」をお手にとっていただけたらと思います。

※僕は図書館で借りることが出来ました。


BANKSY2

3.悪魔のようなロナルド・マクドナルド氏の巨大レプリカ

全世界で有名なあの「ロナルド」です。

これはグラフィティアートではなく、本物そっくりのレプリカによる、ストリートアートです。

かなり直接的で、挑戦的な作品だと思いました。

実際目にしたら、思わず「資本主義」ってさ、、などど嘯きたくなるかもしれないですね。


BANKSY4
 

4.羊たちのサイレン・トラック(ミートパッキング・ディストリクト / MEATPACKING DISTRICT)

この作品が、本書の表紙を飾っています。

こちらもグラフィティアートではなく、実際のトラックを加工して作った、移動式のインスタレーションです。

憂いをまとった表情の動物が、トラックの荷台の小窓から顔だけを覗かせます。

動物を愛でることと動物肉を食べることの矛盾、一呼吸置いてから湧き上がる不快感と憤り...

僕はこの手の話に多少興味があるからかもしれませんが、この作品が最も衝撃的で印象に残りました。

"一見の価値があり"です。



BANKSY5

5.あと少し...※勝手に命名しました。

少年二人が協力して何かを取ろうとしています。

その「何か」も面白いのですが、この作品には"後日談"があります。


バンクシーの作品には、この"後日談"という尾ひれが付くことが多く、それがまた面白かったりもします。

彼の表現手法を考えれば、"後日談"が多くなるのも頷けますよね。




BANKSY1

〈 終わりに 〉

普段目を逸らし続けていること、若しくは意識しなくても良い社会の構造について、改めて考える切欠を得ることが出来る作品というのは、今更ですが、一流の芸術作品」なのだと思います。

違法ですけどね。

 

〈 おまけ 〉

banksy7

現在、取れてしまったページ数は7枚です。

今後、読み進めるうちに、更に増えることが予想されます。

憂鬱な遊園地"Dismaland"さながら、僕の気持ちもまさに「Dismal(憂鬱)」といった感じで、図書館へ返却するのでしょう...


おしまい。

2016/3/8 追記

返却期限ギリギリになり、ようやく返しに行きました。

ブログ記事にも出来たので、買い取りとなっても「まぁ仕方ない...」と半ば諦めていました。

が、これは貸出を始めたばかりの本だから、直ぐにページが取れてしまったのは製本が悪いだろうと、図書館側で直しますと仰っていただきました。

ありがたいです。

いつの日か、何かしらで図書館に恩返しが出来たらいいなと思いました。

 

BANKSY IN NEW YORK バンクシー・イン・ニューヨーク【日本語版】

内容紹介
憂鬱な遊園地 “Dismaland" をイギリスにて開催し、世界中で物議を醸し出したバンクシー。
彼のニューヨーク市中をハックした1ヶ月を追った全記録!
撤去された作品も全て見られる完全ドキュメント!!

現地の凄腕グラフィティライターが、バンクシーのニューヨークでの活動に完全密着。
作品の写真を多角的に収録した、現時点でのバンクシーの作品、動向を把握できる、貴重な作品集でありルポルタージュ。
[税込み:2,376円]

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