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Bライフ・毎年寝太郎さん|小屋暮らしの展望|「新ブログ」と「体験小屋」
2017/03/16
先日、出先でバッタリ寝太郎さん(Twitterへのリンクです)とお会いし、少し長めのお喋りをしました。
ご存じの方ばかりだろうけど、寝太郎さんといえばBライフ。
僕が良いな、と思うのは、、
“誰にも文句を言われずにいつまでも寝転がっていられる生活を目指し...“
ってところなのですが、土地を買って小屋を建てる際、法や条例に誠実であろうとする姿勢は、当たり前のことだけど、何故か僕には「目から鱗」だったことを思い出します。
寝太郎ブログ
気の抜けた会話は楽しいものだけど、それでも男二人が結構な時間話をしていたら、時にはこれからのことついて少し真面目な話に発展することもありました。
こういうのは印象に残るし、やっぱり話題としては盛り上がる部類だと思います。
自分の頭の中にだけあったイメージを言葉にして誰かに話してみるということは良いもので、ある程度今後の方針というか展望が固まってきたように思います。
この機を逃したら次は何時になるか分かりません。
口ばっかりの男になる可能性を理解した上で、今後の小屋暮らしの展望について、ここに小風呂敷程度のものだけど、広げたいと思います。
1.「森のテロル」と「今日のニテヒ生活」を統合する。また、新たに「旅」という他ジャンルを扱ってみたい。
2.当地にて小屋暮らし体験が出来る宿泊施設をやりたい。(※これについては、大分気の長い話になるかもしれません。)
1.「森のテロル」と「今日のニテヒ生活」を統合する。また、新たに「旅」という他ジャンルを扱ってみたい。
複数のブログが一つの場所(プラットホーム?)で定期的に更新を続けるサイトを作ろうと思っています。
ブログを初めて1年以上が経過しました。
開始当時は毎日更新をしていましたが、現在、「森のテロル」「今日のニテヒ生活」共に、更新頻度は週に1,2回です。
この程度であれば統合してしまえるし、その方がメリットもあると思ったのです。
※折角サイトに訪れていただいても、更新がなければ何もせずに閉じてしまうことが大半ですよね。
また上にも書いたように、新しいサイトでは「旅」についてもやりたいし、将来的には「ベジタリアン」「野生動物問題(ベジタリアンとは切り離された)」についても勉強してみたいとの思いがあります。
志としては、草の根運動(グラスルーツ)的な、歩みは遅くとも、地に足の着いた、堅実で誠実なものになれたら嬉しいです。
- タイニーハウス(小屋)ブログとは -
米国で勃興したタイニーハウスムーブメントは、カウンターカルチャーの一種として発展してきました。それが今、日本でも注目されています。
その為、コツコツ地道な活動を続けなくても、大手の進出により全国の「小屋」関係者は「肥える」可能性があります。
ただ、それは一時的なものかもしれません。
シーンの急激な成長は、「旬」という厄介なものを生み出します。
「旬」なものは例外なく美味しいもので、それだけに一歩間違うと全て食べ尽くしてしまい、次の「旬」を探す自転車操業のような、負の連鎖を生むことになるかもしれません。
タイニーハウスムーブメントとは実のところ、小さい家を建てることよりも、生活スタイルの転換が主であり、それは既成概念を破ること(カウンター)なのだと考えています。
それを小さな住まいで暮らすことでお金が掛からないという、その一点ばかりが注目され、食い散らかされるのは勿体無いと思います。
少なくとも僕は、最先端の生活スタイルの実践と伝播を思ってブログ記事を書いています。
僕がWebに可能性を見出し、ブログを書き始めた切っ掛けの言葉が偶然手元にあったので紹介します。
「”ウェブがおもしろかったのはアマチュアの人たちが本当に自分にとって価値のあることをみんなに知らせなければ、という思いで作っていたから。それがなければ、テレビみたいになる” / ハワード・ラインゴールド」
2016.11追記:複数のブログが一つの場所(プラットホーム?)で定期的に更新を続けるサイトはこちら
2.当地にて小屋暮らし体験が出来る宿泊施設をやりたい。※これについては、大分気の長い話になるかもしれません。
「Airbnb」
小屋生活をしていてもインターネットに繋がっていれば、このワードを目にしない日がないくらいに盛り上がっていますよね。
僕の住む母屋とは別に10㎡小屋を2つほど建て、そこで小屋体験が出来るとなれば面白いと思っています。
宿泊業については、一時東京でゲストハウスをやりたくて、仕事をしながらオープンに向け本気で進めていたことがあります。
その時に得た知識は今でも使えると思います。
また、夏期には家の近くの宿泊施設で仕事をしています。
そこでは多くのことを学びました。
宿泊施設のオーナー夫婦と共に仕事をこなしてきた中で聞くことの出来た、宿泊施設オープンまでの具体的な流れやリアルな苦労話など、より実践的な知識も取り入れてきました。
いつでも相談に行ける関係を築けたことは大きいように思います。
小屋体験(宿泊業)をモグリで始めるのは簡単ですが、それは僕の望むところではありません。
かといって、簡易宿所(ゲストハウス、民宿、カプセルホテルなど)として営業許可を取るのは相当ハードルが高いと思います。(建物や設備の他にも、水回りの工事は大変だと思う。)
ただ、試してみたいアイディアもあるので、お金での解決は難しいとしても、希望はあると思っています。
小屋暮らしに興味はあっても、実際行動に移すとなると話は変わってくる、と思う方も多いのではないでしょうか?
別荘のように使ったり、体験だけでもしてみたいという方もいらっしゃると思います。
アジアの安宿にあるような気軽さと、個人の時間を尊重出来るような静かな体験小屋の提供を考えています。
ソーラーシステムや薪ストーブを備えるだけでなく、僕らしい小屋を作れたらと思っています。
《終わりに》
「法を順守すること」
これは当たり前のことなのですが、個人でお金を稼ごうと思うと、この当たり前は意外とハードルが高く感じられます。
それでも真摯に「法」を守ることには意味があるのだと思います。
今回は予期せずこのような記事となりましたが、これは勇み足だったかもしれません。
今はまだ新しいサイトのドメインを取得しただけですので、現行のブログ更新と平行し、少しづつ進めていくつもりです。
※2016.11追記:2016.04/03、『タイニーハウスピリオディカルズ』が始まったので、上に現行と書いたブログ(森のテロル、今日のニテヒ生活)は現在、更新を停止しています。
おしまい。
※今住んでいる、将来は解体予定の小屋の設計図です。