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もの・こと・ひと

念願の灯油クッキングストーブがやってきた!

2017/02/13

 

都市ガスもプロパンも契約していないわが家では、調理にはカセットコンロを使用しています。

月に一度しかない資源ごみの日には、レジ袋いっぱいの空のガス缶を持って行くことになり、そのたびに宛てのない罪悪感を抱えながら「もっとガス缶を減らすことはできないかなー」と思っていたんです。

ひと月に消費するガス缶の目安は、薪ストーブを使うか否かで大きく変わります。

薪ストーブありで、3〜4本

薪ストーブなしで、5〜7本


それから、作る料理によってもかなり左右されます。

揚げものや煮込む料理を頻繁に作るとガスはみるみる消費していきます。

その点冬は薪ストーブの上で煮込んだり蒸したり再加熱したりできるのでガスの消費量は少なくてすみます。

 

庭のかたすみには、以前古民家からもらってきたかまどが鎮座ましましていますが、使ったのは一度だけ、石けんもどきを作ったときにせっかく着けた火がもったいないからと、羽根釜を引っ張り出してきてごはんを炊いたきりです。
(かまど+羽釜ごはんは、カニ穴ができておいしかったです)


屋根つきの快適な場所にかまどが設置されていたら、あるいはもっと頻繁に使っていたかもしれませんが、現在不便な場所に放置されているかまどを使うことはほぼありません。

 

このようにガス缶消費問題にかまどが役立ちそうもありませんので、より現実的に考えまして、骨董市やフリーマーケットに出かけるときには「灯油式」の調理器具を探すようになりました。

いわゆる「クッキングストーブ」というやつです。

古いコールマンやプリムスなどのキャンプ用のコンパクトなタイプの灯油バーナーはたまに見かけましたが、大きな鍋をのせてもフライパンをのせても安定して使えるものはなかなかないのです。

かといってVALORやアラジンのクッキングストーブはお値段がかわいくないですし・・・


探し始めて2年半、最近見つけたのがこれです。


トヨトミのトヨコンロ

トヨトミのトヨコンロ。C型(タイプC)


古いものですが、箱入りの新品でした。

手頃な値段だったのに、「使うかなあ」「大きすぎないかなあ」と、さんざん迷いに迷って買って帰ったものですが、買ってよかった〜。

プレート

これは「トヨコンロのC型」というものらしい。

調べてみますと「タイプD」というのもあるようなので、きっとタイプAもタイプBもあるんだろうなーと想像します。

ナナメからのトヨコンロ

ナナメ後ろから見たトヨコンロ。

 

鍋をのせたトヨコンロ
鍋を載せたトヨコンロを真上から。

重い鋳物の鍋でも安心の安定感です。
通常のガスコンロと変わらない大きさの五徳なので、フライパンだって大丈夫。

 

新品の証。
お値段 4,700円なり。

新品の証。トヨコンロの値札

トヨコンロ値札の裏

特許の技術で強火力を実現!!

・・・というだけあって、ほんとに強火力です。

ためしに着火してみましたら、着火してからの立ち上がりは遅いですが想像以上の火力です。

2リットルくらい入るやかんの水も、いつの間にか沸いている!

 

そこで、いつものカセットコンロとトヨコンロの両方でごはんを炊いてみました。
(実験画像はありません)

 

まずはトヨコンロさん。


芯を繰り出して着火→燃焼筒上部から青い炎が出始める(準備完了)まで約2分。

トヨコンロの五徳
(↑青い炎が出ているのが見えます)


圧力鍋をセットします。

ボボボと炎の良い音が聞こえてきたら、火が大きすぎる合図だと見なして火を少し弱めながら加熱します。

圧力がかかりはじめたのが、約18分後。

ここから3分間圧力をかけたあと火を止めます。ということができないのが灯油のクッキングストーブでした。


一度火をつけて消した場合、本体が冷めるまでは再び火をつけるのは危険なので、気軽に「ちょっと消火」できないのです。
(本体が冷めないまま着火すると、想像以上に大きな炎が上がります!)


しかも火を消したとしても、ストーブ本体が熱くなっているため、余熱がはんぱないのです。
加熱しすぎて焦げてしまうー!


翌日、再び炊飯テストをしました。

今回は圧がかかるまで22分。

 

さらに翌日から、こんどはコンロから「ボボボ」と音がしても火力を調節するのをやめて炊飯してみました。

1日目:約13分
2日目:約14分

だいたい14分程度でごはんが炊けることがわかりました。



さて今度はカセットコンロさんです。

現在使っているのは、イワタニのカセットフーという製品です。



(画像はアマゾンにリンクしています。)


これは炒めものも軽くこなしてしまうほどの強火力でとっても便利。
なんですけれど、だいぶくたびれていまして、着火するためのカチンコ(圧電素子)がうまく作動しなくなってしまったためチャッカマンを使っているので少々不便なのです。

チャッカマンで着火して、圧力鍋をセットします。
12分後、圧がかかりはじめました。

やっぱりカセットコンロは高火力です!

 

実験結果、灯油のクッキングストーブって意外にも、ガスのカセットコンロと同じくらいの火力になることがわかりました。

これはよい買い物でした!


ところでクッキングストーブを使っていて考えるのは、かまどのことです。

かまどは一度火をつけたら「ちょっと消火」ということができません。

かまどを使っていた頃の人は、きっとその日のメニューから調理の順番をあらかじめ考えて、火をムダにしないように手際よく作業していたんだと思います。

それはクッキングストーブも同じだなー、と。

かまどの延長にこのコンロの発売があったとすれば、納得の便利さです。

かまど
(うちのかまど。写真再掲です)


あ、大事なことを書き忘れていました。

現在の灯油のお値段、1リットルあたり55円です。

ちなみにガス缶は3本入りで270円程度です(1本90円)



この灯油コンロには、2.4リットル入るタンクがついています。


そのタンクを満タンにしてから炊飯2回、煮込み1回、茹でるの1回、合計して70分くらい使いましたが、油量メーターは1ミリほど動いただけです。

本体のプレートには、1時間あたりの燃料消費量は0.23リットルとありますので、満タンのタンクの中身を使い切るのには10時間かかるって本当ですか!

燃費の良さおそるべし!!


これで晴れてガス缶使用量が減る予感がしています。


※イワタニのカセットフーは強火で使った場合、ガス缶を使い切るまでの連続燃焼時間が約70分とのこと。

90円で70分。
でもずっと強火で調理することはないので、1.5倍の105分ということにしましても、一方のトヨコンロは同じ時間使っても0.4リットル燃料を消費する計算です。
つまり22円程度ということ??

とにかく空のガス缶が溜まらなくなるのはうれしいです。

 

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