[自然災害]天変地異が怖い|嵐の爪痕
2018/04/04
山林での小屋生活(森の中のタイニーハウスの方がキャッチーだろうか?)ですから、都会で生活していた時よりも格段に、天変地異が恐ろしく感じます。
移住して数ヶ月後には記録的大雪の洗礼を受けましたし、何日間も雨が降り続いたこともありました。雷が鳴ったり、小さい地震も何度かあったように思いますが、僕が最も恐れているのは、『台風・嵐による、強風の被害』です。
小屋の周りには、高いもので20mを越える赤松の大木が何十本と聳えているので当然です。危ない木は大分倒したとはいえ、多くの人は、「赤松は早く切ってしまった方が良い」と心配してくれます。
ここでは詳しく書きませんが、近年の赤松被害を思えば、心配されるのは当然かもしれません。
今回は、家の周囲で見つけた『嵐の爪痕』をお届けしたいと思います。
※家の敷地内に生えている赤松に大きな被害はありませんでした。嵐の過ぎ去った後に落ち着いて振り返ってみたところ、枝や葉っぱが大雨のようにトタン屋根を鳴らした程度で済んだようです。
隣の土地で、2本の赤松が掛かり木となっていました。
何かの拍子に支えが外れたら危ないとは思っていたのです。
思っていても、他人の土地に踏み込み勝手に木を切ることは許されません。
かといって、迷惑を被るかもしれない状況なのだから、事情を説明し、話し合いの場を持つことが正しいことのように思います。
しかしながら土地を買った時と状況は変わらず、未だ隣の土地の持ち主とは連絡が取れていないというのが現状です。
(※怪我をしてしまったり、車や小屋が壊れてしまったりしないように、出来れば危険な掛かり木なんかは事前に切ってしまいたいと思うのが人情だと思います。危険だと判断したら直ぐに役所など然るべき窓口に相談するべきなのかもしれません。)
掛かり木となっていた赤松は、その身を任せていた枝が強風で折れ、道路に突き出すような格好で倒れ込みました。
これでは車の行き来が出来ません。
道路に飛び出した部分をチェーンソーで切って路肩によけるくらいなら誰にも文句は言われないはず。
今回の嵐で倒れたものではないと思うけど、この大木だっていつかの強風で倒れたものなのかもしれない。
自然に囲まれた暮らしは、既に僕にとって掛け替えのないものとなっています。
もう手放すことは出来ないと思っているので尚更、危険に晒された状態でいつまでも暮らすことは矛盾を孕んでいるといえそうです。