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〔DIY〕〔車で充電〕インバーターとバッテリー《直つなぎ》でAC出力150W→300Wへ

2016/09/24

《 15/11/14更新の記事に「加筆修正&写真の差し替え」をしました 》




車のエンジンをかけたら何かしら充電しないと勿体無いと思ってしまうほど、車載のインバーターは生活必需品となっています。

先日、PC、携帯、iPhone、ルーターなどをみっちりまとめて充電していたところ、気が付くとインバーターの稼働ランプが消灯していました。

あれ?っと思ってスイッチの切入をしたり、シガーソケットのプラグを抜き差しするも電源は入りません。

インバーター本体か、どこかしらのヒューズが切れたか、またはシガーソケットか。

故障箇所が分かりません。

因みに僕が使っているインバーターはAmazonで買った2000円くらいの一般的な安物です。

「ミラリード USBインバーター300W (iPhone・iPad・スマホ対応) シルバー VC-127」というものですが、残念ながらAmazonでの取り扱いは終了しているようです。

故障原因の切り分けを始める前に思いつきました。

このインバーターは、電源を取る場所によってAC出力が変化します。

これまではシガーソケットから電源を取っていました。それだと150Wまでしか使えません。

容量オーバーになると"ビービー!"と警告音が鳴ります。

しかし、バッテリーとインバーターを直接繋ぐことで、使える容量が300Wに倍増するのです。


これは良い機会かもしれません。

面倒でやっていなかった作業でしたが、故障原因の切り分けによってはバッテリーからの直つなぎも視野に入れることにしました。

お金が掛からず簡単に直るのであればそれが一番ですので、ヒューズ切れならいいなと思っています。

1.インバーターが壊れていた場合は、直ぐにAmazonでポチ!

2.ヒューズ切れだった場合は切れたヒューズを取り替えて一件落着。

3.シガーソケットの故障だった場合は修理が大変そうなので、インバーターの電源はバッテリーから直接取ることにしよう。


切り分け結果は3番でした...

電源はシガーソケットからではなく、バッテリーから直接取ることにします。

その為には車内のインバーターからバッテリーまでを繋ぐ長いケーブルが必要になります。

ケーブルを選ぶポイントは使用W数に合わせた太さ(sq)を選ぶことです。細いと熱を持ち、最悪燃えてしまいます。

※ケーブルの太さを表す単位にスクウェア(Square)があります。日本ではスケアとかスケとも言い、sqと表記します。

今回買ったケーブルの太さは5sqで長さが6mです。

結構太いケーブルなので、僕が使っているインバーターと同じくらいの金額です。プラス側だけの商品ですが、半分に切ってマイナス側のケーブルも賄うことにしました。

この商品にはオマケに40Aヒューズが付属します。面倒な作業が一つ減るのでお得です。

※バッテリーから直接電源を取る場合、インバーターとの間にヒューズを入れます。何かの切欠でバッテリーから大電流が流れてもヒューズが切れることで電気回線を遮断し、インバーターを守ります。


注意点は、ケーブルを繋ぐ順番です。

1.最初にバッテリーの《マイナス》を外します。

2.バッテリーの《プラス》とインバーターの《プラス》を繋ぎます。

3.インバーターの《マイナス》を繋ぎ、最後にバッテリの《マイナス》を繋ぎます。

 

 要 図 

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下 準 備 

6mのケーブルを半分に切ります。

《プラス》も《マイナス》両方とも赤いのは誤結線の原因となり危険です。今は分かっていても、時間が空いたら忘れてしまう可能性が高いです。

そこで、ヒューズの付いていない方のケーブルの両端に《マイナス》側のケーブルだと分かるように黒いビニールテープを巻いておくことにしました。

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ケーブルに端子を取り付ける

結線する為、ケーブルの両端に金属端子を取り付けます。
その際に必須ではありませんが、便利な工具があります。

電工ペンチで通じると思います。

ケーブルの被覆を剥がしたり、切断したり、金属端子の圧着が出来たり、細いビスの切断機能まであります。

下の写真はケーブルの被覆を剥がしているところ。ケーブルの太さにあったところを使います。
※5sqのケーブルですが、ちょうどいいところがなかったので5.5sqの場所を使っています。

被覆を剥がすのは5~10mm程度で十分です。


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丸型端子に被覆の剥がされたケーブルを通します。


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丸型端子と被覆の剥かれた配線を圧着します。


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※下で説明しますが、グロメットにケーブルを通してから丸型端子を圧着した方が賢いです。

ケーブルをエンジンルームから車内へ通す

準備が出来たらエンジンルームから車内へケーブルを通します。

エンジンルームを良く見てみると、車内への貫通穴をゴムのキャップで蓋しているところがあります。

このゴムを"グロメット"と呼びます。


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調度良い場所にあるグロメットを外したら、カッターなどで切り込みを入れます。
そこに《プラス》と《マイナス》のケーブルを通します。

※丸型端子を取り付ける前に通した方が良かったです。皆様は是非そのようにして下さい...


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結線する

ヒューズの付いたプラス側から取り付けていきますが、その際に、バッテリー《マイナス》側の端子が外れている事を確認しましょう。


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バッテリーのターミナルに金属端子がネジ(ボルトの場合もある)とナットで止めてあります。片方のを下図のようにラチェットでおさえてプラスドライバーでネジを緩めます。
ラチェットがなければメガネレンチやスパナを使います。トルクを掛ける場所でなければモンキーレンチも便利ですね。

繰り返しになりますが、

1.最初にバッテリーの《マイナス》を外します。

2.バッテリーの《プラス》とインバーターの《プラス》を繋ぎます。

3.インバーターの《マイナス》を繋ぎ、最後にバッテリの《マイナス》を繋ぎます。

 

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バッテリー側、インバーター側の端子がしっかり固定されていることが確認出来たら、インバーターの電源が入るか試します。

問題なさそうなら、結束バンド(タイラップ、インシュロックとも呼ばれる)でたわんだままのケーブルを固定して終了です。
※エンジンをかけた時に熱くなるところや不安定な管などには固定しないほうが良いです。


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ケーブルにゆとりがなかったこともあり、綺麗ではないです。


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まとめ

  • 150W出力の時は、容量オーバーを警告するブザーが頻繁に鳴りましたが、300W出力となってからは一度もブザーが鳴ることなく快適です
  • インバーターの電源を切り忘れることによる、バッテリーあがりの可能性を考えると、リレー(エンジンのかかっている時にしか電源が入らない※エンジンを切ればインバーター電源も一緒に落ちる)を付けた方が安全だと思います
  • やることは単純ですが、インバーターと同じくらいの値段のケーブルを買わなくてはならなかったのが悔しい

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