[古道具]2015_秋|地元の骨董市へ
2017/09/24
土地の契約を結んだ日に偶然やっていた地元の骨董市が今年も開催されました。
開催期間は三日間です。
最初と最後の二日間行って来ました。
・南部鉄器の鉄瓶
価格:★☆☆☆☆
南部鉄器(ナンブテッキ)といえば岩鋳(イワチュウ)が有名だと思いますが、これは南部鉄器でも岩鋳のものではありません。
今のところ出処不明です。
内部が錆びていることもあり、大分安くしていただきました。
鉄瓶は錆びる程に沸かしたお湯が美味しくなるという方もいますし、絶対に錆びさせてはならないと気を使う方もいます。
感じ方は人それぞれだと思いますが、僕は錆をそれほど気にしません。
買ってからスポンジや固めのブラシで磨いて、お湯を沸かし、磨いて、沸かしてを三回程繰り返しました。
錆を完全に落とすまでには至りませんが、普通に使っています。
常に薪ストーブの上に置いて使っています。
お茶やお湯が美味しいです。
縦書きで右から「岩手」「南部」と書かれているのですが、その下のマークが今のところ解読不可です。
※2016年9月追記:年に一回、地元の小さなイベントに出店することがあります。その時に500円で売ってしまいました。
・湯のみ
価格:★☆☆☆☆
鉄瓶を買ったことにつられて買いました。
使ってみて驚きました。
本当にお茶が美味しく感じます。
嘘だと思っていましたが、器で味が変わるのは本当でした。
ちょっとそば猪口っぽい?
・皿
価格:★☆☆☆☆
上の湯のみと同じ作家さんのものなのですが、余りに安く出品されていたので、思わず買ってしまいました。
・茶碗
価格:★★☆☆☆
二子玉川にある、とある雑貨屋さんにて購入したお気に入りの茶碗があったのですが、移住後に割ってしまったので、しばらくは100円もしないような茶碗で凌いでいました。
この機会に是非とも茶碗が欲しいところです。
ある店では、ちょっとだけ仕上がりに満足出来なかったものを破格の値段で売るというコーナーがありました。
その中には2つの茶碗がありました。
僕が普段使っている茶碗よりも、一回り小さいものと、大きいものです。
安かったのでどちらかを買おうと思いました。
[小さな茶碗]※デザインはこっちが好き
・ご飯を山盛りに盛る
・普通に盛ってお代わりをする
or
[大きな茶碗]
・ご飯を8分目に盛る
大きい茶碗を買いました。
※2016年9月追記:割れた茶碗を簡易金接ぎで直したので、この茶碗は使わなくなりました。
・戦前のランプ
価格:★★☆☆☆
僕が買う骨董は、安価なものばかりです。
そして、実際に使う為に買います。
たまには売ることを考えて買うこともあるのですが、それは稀です。
全ての買い物を終えて帰ろうとした時、ふと視界にこのランプが入りました。
「戦前のランプで恐らく昭和初期の物ですが、大正の可能性も十分にある」とのことでした。
普段使い出来ないのであれば買うべきではないという考えですが、僕は「戦前」という言葉に弱いことを知りました。
※帰宅後にアルコールで満たし、点火してみました。蝋燭と同程度の明かりでした。使う場面は限られますね。
・文鎮
価格:☆☆☆☆☆
幾つか骨董を買ったお店にて、大理石の文鎮が売られていました。
マーブル模様に魅せられて、「ずっと見ていられます」などと言っていたら、なんとタダでくれました。
※2016年9月追記:只(タダ)という漢字の形から、タダのことをロハという人がいますね。
さて、使い道はあるのだろうか?
・カード類
価格:★☆☆☆☆
いわゆるデッドストック物です。
デッドストック(英: dead stock)は、売れ残り品、長期間倉庫に置かれていた商品を指す。 アウトレット商品と類義語。 主に服飾品を扱う店で使われる用語である。 上記のように売れ残りで型遅れ・型落ちになった品あるいは長期間の在庫放置で商品に多少の難が出たものであるため、新品ではありながら通常の値段より安く買える。
デッドストック - Wikipedia
昔のトランプやベースボールカード?が数十円で売られていました。
僕はトランプばかりをやっていた時期があります。
ポーカーとかではなく、大貧民やシットヘッド、たまにはスピードなどにどっぷりで、かなりの強者と自負していましたが、今ではルールもあやふやです。
ベースボールの方は、間違ってプレミア価格ついてないかなぁ~、といった邪な気持ちからの購入です。
開封されていないので、もうしばらく熟成させてみます。
・薬瓶
価格:★☆☆☆☆
部屋の芳香剤を入れる瓶に調度良いと思って買いました。
ハーブ系のオイルを無水エタノールで溶かし、精製水で薄めています。
そこに竹串をさしました。
※2016年9月追記:しばらくすると竹串にカビが発生しました。風通し良くしておく必要がありそうです。
・真鍮製三脚
価格:★★☆☆☆
今回買ったものではないのですが、SVEA(スベア)というアルコールバーナーを持っています。
ついでに紹介していますが、このアルコールバーナーの三脚として丁度良いのではないかと思い買いました。
思った通りピッタリでしたが、今では鉄瓶を一時的に置く為に使うことが多いです。
どちらにしても便利に使えているので良かったです。
・鍵類
価格:★☆☆☆☆
もう古いのかどうかも分からなくなっていますが、真鍮製三脚を買ったお店で投げ売りされていたので使えそうなものだけ買いました。
一生鍵には困らないと思うほど気に入った鍵を持っているので、出番は少なそうです。
では何故買ったのか?
「その場の雰囲気に飲まれた」としか言いようがないですね。
・謎のフック
価格:★☆☆☆☆
複数のお店で売られていましたが、使い方を知っていたのは一人だけでした。
どうやら井戸の底に沈んだゴミを取る為に作られたもののようです。
僕は上からぶら下げて、トリベットなど軽いものを引っ掛けてます。
これが意外と便利で気に入っています。
・ペーパーウェイト
価格:★☆☆☆☆
少し格好をつけた言い方をしましたが、ちょっと前に紹介した文鎮の仲間です。
見た瞬間、手放せなくなりました。
詳細は不明の作品です。
これを使うためにメモ帳を沢山作りたいと思います。
※2016年9月追記:メモ帳は沢山作りませんでした。
・コップ×6
価格:★☆☆☆☆
今回買った中で、一番お得感がありました。
写真では分かり辛いのですが、結構小ぶりです。
コーヒーとかチャイとかが似合うように思いました。
ボロボロの箱に入っていて汚かったのですが、これもデッドストックです。
何十年の時を経て、初めて使われることになります。
不思議な感覚です。