[DIY]ペール缶を使った自作の燻製器[温燻]
2017/03/10
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上の記事の最後で触れた、ペール缶を使った燻製器を作りました。
ダンボールと同様に簡単な作りですが、温燻なら十分使えそうです。
それではご覧下さい。
1.ペール缶を用意します
どうでしょうか?このペール缶...
僕はこれを《カッコいいペール缶》だと思い、大事にしています。
《カッコいいペール缶》
・ガソリンスタンドなどで貰えるペール缶よりも、10cm程長い
・元はジュースの入っていたペール缶なので、食品に使っても安心
・フタが付いているので便利
これはゴミ処理場で貰ったものです。
5個くらいいただいたのですが、他にも何十個とありました。潰されてしまうのが勿体無いと思いました。
2.底面に穴を開ける
発電機を回し、ジグソーで丸く切り抜きます。
※ジグソーのブレードは金属用を使います。
※ジグソーのブレードが入るまではドリルで幾つか穴を開け、その穴を繋げていきます。
※マキタのジグソーが壊れてしまい、取り急ぎ安いジグソーを購入しましたが失敗でした。
インパクトドライバーを使いバリ取りをしようと思ったのですが、あまり削れませんでした。
後日グラインダーでバリ取りをしました。
圧倒的に早かったです。
3.網をのせる為の出っ張りをつける
網を乗せるための出っ張りにはボルト・ナットを使います。
インパクトドライバーにドリルを装着し、ボルトが通る大きさの穴を開けます。
テープを張っておけば、水平に穴開けが出来ます。
外側からボルトを通しラチェットで締めます。内側ではスパナでナットを固定しています。
4.完成、そして試運転
チップには前回美味しく出来た「クルミ」を使いました。
熱源はカセットコンロ。
スキレットの取っ手部分が邪魔をしてペール缶がうまく立たなかったので、木っ端を使った力技です。
危険なので真似しないで下さい。
※後日、取っ手のないアルミのお皿を用意しました。
[食材]
・かまぼこ
・チーズ
・生のイカ(味付けされたもの)
濃縮されたジュースが入っていたペール缶なので、フタにはパッキンがついています。
そのお陰か、煙が漏れることなく上手に燻すことが出来ました。
燻した時間は約1時間
出来上がった料理を食べてみて「売ってるやつみたい」という表現がありますが、今回の生イカもまさにスーパーなどで売られているイカの燻製みたいで柔らかく、美味しかったです。
ただ、生のイカを1時間煙で燻しただけで本当に中まで火が通るのでしょうか?
少し心配になったので、イカだけはフライパンで火を通してから食べました。
この辺りの安心感の無さが、スーパーなどで買ってくる商品には敵わないところかもしれませんね。
燻製は面倒だけど、やっぱり美味しかったです。
おしまい。