[DIY]可変機構付きの物干しを作ろう!
2019/01/11
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上の関連記事で作ったゴミ箱に触発され、今度は物干しが作りたくなりました。
我が家には物干しが無かったので、木にロープを巻いたり脚立などを駆使して洗濯物を干してきました。
木にロープを巻く方法では、当たり前ですが木の生えている場所でしか洗濯物が干せません。
脚立を駆使した方法は、干せる量が限られてしまうし、何より、洗濯物を干している間は脚立が使えないという問題がありました。
ようやくといった感じですが、物干しを作りたいと思います。
DIYスタート
なるべく家にある廃材を使いたと思います。
お金のこともありますが、最近は廃材やら薪用の原木が我が家の庭を圧迫し始めているので、集めた廃材は出し惜しみせずに使っていこうと思います。
引っ張りだして来た材はこちら。
1200mm~1500mm程度の長さです。
足りないものは買いに行きます。
どのような物干しを作るのか、イメージします。
家にある材を使うという縛りがあるので少し大変です。
高さが欲しいと思ったので、二段構造にしてはどうだろうか?
で、考えたのが下図(適当でスミマセン)
買ってきたもの
買ってきたのは丸頭ピンと、割りピン、木の丸棒。
木の丸棒は、防腐処理された杭(クイ)です。
値札のシールを剥がす作業が嫌い。
ゴミ箱に使った可変機構を作りたい
ドリルで穴を開け、丸頭ピンの丸い突起部分が外に出っ張らないように上辺だけ穴を広げ、テーパー状(先細り)にしました。
丸頭ピンを入れたら反対側に割りピンを差します。
割りピンはこの程度曲げれば抜けることはないのですが、引っ掛けると痛いので、、
イカリ割り(多分こんな呼び名だったと思う)にします。
同様の作業を繰り返し、可動部に問題がないか確かめながら進めました。
洗濯物を掛ける丸棒は、中点に下穴を開けコーススレッドで止めることにしました。
※コーススレッド一本で止めたので、そのうち折れてしまうかもしれません。
※2016.08追記:一年が経過しましたが、コーススレッドは折れることなく使えています。
折り畳める作りなので、組み立て時は大変です。
ロープで仮固定して作業しました。
そして、あっという間に組み上がりました。
仮固定していたロープが切れたので、針金に変えました。
ロープが切れるほどテンションが掛かることに一抹の不安を感じます。
次は防腐処理です。
野外で使うので念入りに重ね塗りをしました。
追加で買ってきたのは鎖と、鎖を繋げる金具です。
思いの外強いテンションが掛かるようなので、ゴツいですが鎖を選びました。
調度良い長さに切断をします。
鎖はディスクグラインダーで切断しました。
ディスクグラインダーで切ったところをペンチとプライヤーで曲げて切り離します。
固定側は丸カンで。
ちょっと弱そう...
もう片方は調整出来るように鎖同士を固定。
沢山の洗濯物を干せるように、丸棒を追加しました。
《完成です》
作ってみて
とても悲しいのですがこの物干し、少し傾きます。
そして「クネクネ」します。
足に板を噛ませたり、支え棒を使えば問題ありませんが、やっぱり残念です。
二段構造なのと、可変部分の遊びが大きいことが「クネクネ」の原因かもしれません。
しかしながら、洗濯物を掛けてもしっかりと自立するし、干せる量も満足なので、このまま使っていけそうです。
おしまい