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ネコとレモングラス|ネコのレモングラス好きは世界的?

2016/09/13

(これは12/20/2015の「今日のニテヒ生活」の記事に加筆したものです)



レモングラスがやって来たのは、もう2週間ほど前になるでしょうか。

葉を短く切りつめて越冬スタイルになった鉢植えとともに、たくさんの青い葉も頂いたので、お茶にしたり、油の香りづけに使ったりと楽しんでいました。

ところが人間よりも楽しんでいたのは、じつはネコたちだったのです。

 

頂いたレモングラスの切葉は、青いまま持たせようと水さしに生けておいたのですが、その細く長い葉がしな垂れたところをネコたちは、シャリシャリシャリと実に美味そうに食べるのです。

こいつはイカンとあわててネコ草を栽培して、さあどうぞ召し上がれと差し出したのに、それには目もくれず、あいかわらずレモングラスをシャリシャリやっているのです。

全員が!

 

いつもならばネコ草を見せると、早くよこせとせがみながら集まってくるのに、ネコの食卓に置いたネコ草の鉢には閑古鳥が鳴いて、むなしく水遣りをする日々が続いています。

それにひきかえレモングラスの人気っぷり!


いよいよ葉先の茶色が目立ってきたので、水から揚げて短く切ってお茶にしてしまおうと手に取ると、ツツツとネコが寄ってきてひとくちくださいと言う。

捨てるつもりの茶色の部分を束ねて差し出すと、そんなものでもうれしそうにシャリシャリやるのです。

ひょっとしたら、来年はレモングラスの生産に力を入れたほうが良いのではと思っています。

 

レモングラス

もしかしたら根が生えるかも?と切り詰めたあとの茎を栽培中。

 

心配なのが、一体レモングラスの成分は、ネコに無害なのかということ。

今のところ、全員ピンピンしているので即効性の毒はないようですが、念のため調べました。

獣医さんに質問できる海外のサイトでちょうどいい回答があったので、簡単に翻訳してみました。

 

Q

うちの三びきのネコが、レモングラスに夢中です。

冬になると鉢上げしたレモングラスを家の中に入れておきますが、その葉を食べるだけでなく短く刈り込んでいるときでさえ、そこをねぐらにするほどです。

レモングラスはネコに無害だと聞きましたが、それは本当でしょうか。

 

A

まずすべてに言えることですが、適度であることが大切です。

イネ科の植物やアルファルファ、キャットニップなども栽培して、ネコがいつでも順番に食べられるようにしておくといいでしょう。

 

レモングラスには身体に有益な成分がたくさん含まれています。

その効果は、抗菌作用、寄生虫予防、防腐、利尿促進、冷却効果、鎮静作用、消化の補助、血行促進、防虫、疲労回復などなど。

ですが、成分を凝縮させたエッセンシャルオイルとしてのレモングラスは、ネコ科の動物にとっては有害です。

ネコ科の動物は人間や犬とは違い、レモングラスに含まれる成分の一部を分解するための酵素を持っていません。

それらは体外に排出されず、結果として毒となってしまいます。

そのような理由からネコ科の動物の健康維持には、エッセンシャルオイルではなくハイドロゾル(フラワーウォーター)が使われているのです。

しかしレモングラスの葉を噛む場合にはネコにとって毒にはなりません。

ただしとても過剰に欲しがる場合については、潜在的な栄養不足や甲状腺機能亢進症(※)などの疑いがあるかもしれません(レモングラスがそれらの原因となる訳ではありません)

夏のレモングラス


レモングラスは食べても無害。

ただしエッセンシャルオイルは有害。


ということのようです。

 

そしてどうやら世界的にネコのレモングラス好きは有名みたいです。

芳香と、堅めの歯ごたえがいいんでしょうか・・・。

あまりにも気に入っている様子に心配になりつつも、いいものを見つけたなあと嬉しくもある複雑な心境でございます。

 

(※)甲状腺機能亢進症

これは初めて目にした病名でした。

シニア猫に多い病気で、その病気を罹った猫に現れる特徴として、

・おしっこの量が増える
・下痢、痩せる、吐く
・急に活発になる
・水をたくさん飲む
・食欲が増える
・落ち着きがない

などが挙げられるようです。


たくさん食べるのに痩せていき、毛ヅヤがなくなる・・・あれ、おかしいなと思った頃には可なり進行していると思ったほうがいいとのこと。

それに加えて夜泣きが激しくなり、しかし老齢猫のことなので「呆けたかな」なんて思っていたらじつはこの病気だったなんてこともあるようです。

怖いなあ。

どうか、みんな健康に過ごして欲しい。

 

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