食卓

手前ミソのうた|はじめての手作り味噌がついに完成!

2016/08/30

(これは10/14/2015 の「今日のニテヒ生活」の記事に加筆したものです)



いまわたしの手元には、2014年8月31日と日付けの書かれた漬物樽があります。


中に入っているのは、味噌。

 


「味噌を作ろうと思って」

保存食作りが得意だと云う近所のばあちゃんにそう話しますと、

「アタシは味噌は作らないねえ。それにしても今時分に味噌なんか普通作らないよ。」

と、冷ややかに切り捨てられました。

けれどもすでに材料は揃えてしまっていたので、めげずにレシピ本を参考に仕込んだのでした。

去年の夏のことです。



何でばあちゃんが「今時分に味噌を仕込む人なんていない」と云ったかといいますと、


味噌作りには欠かせない大豆を秋に収穫 → 冬に味噌を仕込む → 

夏を越すことで発酵を促す → 秋に完成


と、これが一般的な味噌作りの流れなんだそうです。

一方のわたしはといいますと、

「夏の終わり」

「古大豆」

「消費期限間近で値引きされた麹」
 

という最低な条件のもと、仕込もうとしていたのです。

 

そもそも何で味噌を作ろうと思ったのかと云えば、店の棚に値引きされた麹が積んであったのを手に取り、パッケージ裏の説明を読んでみたらば、その麹で味噌が作れると書いてあったからで・・・。


とにかくこの材料で作ったものを漬物樽に詰め、棚の奥へとしまっておきました。

その恐怖の味噌を、今日、ついに開帳するのです。

じつに1年と2ヶ月。



手前みそ
(タルが大きいので小さな瓶に移し替えた)


あれ、意外と味噌。いい香り。

接近、手前味噌

自分で作ったからこその不安でいっぱいの味噌ですが、お湯で溶いて試飲してみると、しっかりと強い味に甘さも少し加わってオイシイ!

市販のとは別モノ。

わたしは御味噌汁の最後に残る粒々があまり好きではないので、お店で買うときにはなるべくそういうのではない味噌を選んでいたんですが、自作味噌はごろごろ粒だらけになります。しかしこれが不思議と平気でした。

ずっとこし餡派だったのにいつの間にかつぶ餡派に変わったようなものですかね。

「タマネギと味噌はもう作らなくていいや、手間がかかるし買ったほうが安い」と思っていたけれど、毎年味噌を作るという人がたくさんいるのも納得です。


手前味噌って云うけど、自慢したくなるのもわかる!

また今年も作ろうかなあ~。

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