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(new) パテでパーツの隙間を充填|はじめての金継#5|仕上げ編

2016/08/16

前回、割れたうつわのカケラをエポキシで接着後、彫刻刀と耐水ペーパー(やすり)で研いたところまで書きましたので、今回はその続きです。

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1.パテを作ってヒビの隙間を充填


エポキシと木工用パテを混合したエポキシパテを作ります。(作り方「エポキシでうつわの欠けを補修|はじめての金継ぎ#2|パテ埋め編」)

それをヘラですくって、接着したパーツとパーツの隙間に、ヒビ割れ線に沿って塗り込んでいきました。
前後左右にヘラを動かして、ぴっちりとエポキシパテを押し込みます。

パテをうめた

エポキシパテがはみ出したままでも、後で削るのであんまり気にせずやりました。
そのまま硬化するのを待ちます。

パテうめ

硬化後、彫刻刀と水をつけた耐水ペーパーで研いていきます。
※耐水ペーパーは、水をたっぷりとつけて研くとうつわに傷がつきにくくなるそうです。

彫刻刀と耐水ペーパーでみがいた

パテ充填後やすりで研く

できる限り彫刻刀でキレイにしておいてからヤスリがけをしたほうが効率的だと思いました。
(耐水ペーパーでは厚めのパテはあんまり削れませんでした)



2.うるしを塗る

いよいよ、うるしを塗っていきます。

うるし

割れた線をなぞるように、細く、そしてエポキシ部分を覆うように、筆を運ばなくてはなりません。

筆にうるしをなじませてから、何度か試し書きをして、筆に含ませるうるしの量を調節してから本番です。

お茶碗の内側のカーブしている部分と、へりが難しくて、線がすこしプルプルしましたが、なんとか塗り終えました。

簡易金継ぎ(うるし)
簡易金継ぎ(うるし)

とっても目立つ黒いうるしの線…。


この日の湿度は85%でしたので、うるしが乾くのには十分な湿度です。

ふうーっと息を吹きかけて、青白く曇るようになったところで、粉を蒔いていきます。


あとは完全に乾くまで、即席の室(むろ)に入れておきます。

だいたい、4〜5日で乾くそうです。

 


3.完成

割れたお茶碗



簡易金継ぎ(うるし)



エポキシうるし金継ぎ

直したうつわ

割れたかけらもしっかりと接着できまして、修理したことを忘れるくらい普段通りに使っています。

よかった、捨てなくて・・・。

 

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