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(new)エポキシでうつわの欠けを補修|はじめての金継ぎ#2|パテ埋め編

2016/07/17

エポキシと本漆(うるし)を使って簡易金継に挑戦しています

kintugi-1 (4)(NEW) はじめてのかんたん金継|欠けた器を修理する|準備編
はじめての金継ぎ(エポキシと本うるしを使った簡単な方法) 気に入らないものや、間に合わせで買ったものは、処分したり買い替えたりしたので、いっときに比べれば食器の総数は少なくなりました。 (でもまた着実に増えてます…) その器の中で使用頻度の高いのが...

まずは簡単に修理できそうな、小さな欠けのある器たちから直していきます。

全部で6枚あります(欠けさせすぎ)

欠けた部分はこんな感じになってます。

エポキシ+本漆で金継(うつわの欠けの様子)
エポキシ+本漆で金継(うつわの欠けの様子)
エポキシ+本漆で金継(うつわの欠けの様子)
エポキシ+本漆で金継(うつわの欠けの様子)
エポキシ+本漆で金継(うつわの欠けの様子)
位置によって、地肌(土?)の色が違う。

1.下準備

欠けた箇所のフチをぐるりとダイアモンドヤスリで軽くこすっておきます。
そして器に付いた粉を布巾で落とします。

ダイヤモンドやすり
左:ダイヤモンドヤスリ
右:竹のヘラ


ヤスリがけ

こんなので削れるのかな?と思いながら作業してましたが、よく見るとポロポロと細かな粒が落ちていたので、多少の効果はあるようです。

2.パテを作って欠けを埋めていく

今回使ったエポキシは2種類です。

エポキシ

木工用のパテと、エポキシを混ぜたエポキシパテを作ります。



エポキシのA剤B剤を同量出して、ヘラで混ぜます。
※ヘラの作り方はこちらの投稿の下のほうにあります。

エポキシ
2剤を混ぜる




つづいて、木工用パテを少し切り出して、ビニール手袋をはめた手でよくこねます。

木工用パテ
見た目はコーヒーガムのようでおいしそうだけれど、手袋に張り付いて混ぜにくい…。



それを先ほどのエポキシに混ぜて、粘り気のある、ベージュの液体を作ります。

エポキシパテ

このパテで穴埋めしていきます。


ヘラでエポキシパテを少しすくって、穴に入れます。

多めに、盛り上がるくらいに大げさにしておくと、後の作業がラクでした。


はみ出しても、後で削れるので気にしなくても大丈夫です。面倒くさいですけど…。
※あとで気が付きましたが、傷つきやすい素材のうつわの場合は、なるべくはみださないようにしたほうが良さそうです。刃物やヤスリで削りますと、どうしても細かい傷がついてしまいます・・・

エポキシパテを埋めた

エポキシパテを埋めた


塗っている途中から、次第に硬化が始まってきます。
すると、パテの粘り気が増してきて、ヘラを動かすとツノが立つようになって塗りづらくなるので、たくさん作業がある場合は、スピード勝負です!

公式には20分で硬化がはじまり、50分程度で硬化するとありますが、パテ埋めをした部分を浮かすように下に向けて、そのままひと晩置いておきました。


3.彫刻刀と耐水ペーパーでみがく


翌日。

しっかりと固まってます。
上の画像のように、エポキシがかなり盛り上がってピカピカしてます。

ここから本当に見栄えが良くなっていくんでしょうか…。

盛り上がったエポキシパテを、彫刻刀で削っていきます。
平丸刀を使いました。

彫刻刀とやすり
耐水ペーパー(やすり)と水を入れたお皿
彫刻刀 (左:丸刀、右:平丸刀)


意外にもサクッと削れてしまいます。
これは削りすぎてしまいそう。

削りすぎても、またパテ埋めすればいいんですけど、キンチョーします…。
指で触ったときに周囲との段差がないように、何度も確かめながら削りました。

周りのはみ出した部分も削ったら、今度は耐水ペーパー(やすり)に水をつけて研いていきます。

すると穴埋め部分のパテの表面ががつるつるに!

削っていきます
みがいた

はみ出した部分は、ヤスリでは思いのほか落とせません。
削り残しを彫刻刀で削って、ヤスリをかけて…を繰り返してきれいにしました。


次回は、うるしを塗っていきます!

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